アイドルネッサンスのファーストツアー「君の街まで訪ねるネッサンス」について振り返ってみるネッサンス Part.2
アイドルネッサンスのファーストツアー「君の街まで訪ねるネッサンス」について振り返ってみるネッサンス Part.1はこちら。
shaka.hatenadiary.jp
東京でのツアー初日から次の仙台までは二週間があった。
ただ、この間もアイドルネッサンスメンバーはTIFやリリイベを含めてほぼ毎日のようにイベントがあり、どこまでツアーのために時間をあてられたのかは正直微妙なところであった。
なので、基本的には東京からは大きく変えてこないだろう、という予想で、むしろ追加公演となった昼の部と、夜の部でどれだけセットリストを変えてこれるのか、という点で注目していた。
余談ではあるが、東京でのライブ終了後に、いつものようにTwitterでセットリストをアップしたところ、友人から「ツアーのセトリあげて平気?」と指摘があり、慌ててマネージャーのT井さんに確認したところ、
「どうせどこかで上がるでしょ。いいよいいよ。」
というお返事だった。
なので、多少はセットリストに変更はあるのかな、とも思ったりしたわけだが。
仙台昼公演は、追加公演ということもあり、客の入りはやや寂しい。夜の入りが良かったことからの追加公演だったとは思うのだが、さすがに両方見る、という人はそこまで多くはなかったようだ。
とはいえここでも山形や新潟の友人がわざわざ見に来てくれたことに上り調子の向きを見た気がした。
とはいえ、東京以外で初のワンマン、それも2公演ということもあり、おまいつの数は相当で、なんというかいつもの風景、みたいな気がしたのもまた事実ではあるw
ただ、ここでもまた開場前に不安なお知らせが入る。
昼の部終了後のお見送り会に石野理子が欠席する、という知らせである。
この日、アイドルネッサンスは初の、ライブ一日二回回しを行い、計42曲を歌った。この数は一日としては最多である(現時点でも)。
そのための大事を取って、ということだとは思うのだが(実際夜の部終了後のお見送り会には理子ちゃんは出席した)、不安というかファンの間に動揺が走るのも無理はなかった。
前回の振り返りでも書いたように、今回のツアーは構成は同じで、パートによって曲を入れ替える、という形だった。
ただ、仙台の一部では曲の入れ替えはなく、新曲『旅する花の物語』(アンダーグラフ)が加わったのみであり、セットリスト的にも『夜明けのBEAT』と『太陽と心臓』の順番が入れ替わっただけである。
その意味では、ほぼ東京での焼き直しに近い感はあったものの、それがつまらん、というようなことは特になかった。
二週間空いていたこともあって、ツアーの再出発が始まった、という感じ。
フリートークのコーナーでは、東方在住者として古宵ちゃんがMCになり、昼はゆめかちゃん、夜はなっこが相棒となったが、基本的にはほぼ古宵ちゃんが喋っており、なっこに至っては後になってかなり反省していたのが笑えたw
逆に古宵ちゃんは荒っぽいながらも、どんどんひとりで喋って回していたので、意外な才能が開花しつつある?とは思いました。
あと、なぜか理子ちゃんが語尾に「ケロ」を使っていたのが気になったが、理由は判明せず。むしろこのせいでお見送り会で事故った。
一部は上手のバミリ3番(端っこ)の2列目で見ることができたが、端っこすぎて上手集中モードで見てました。そして前に強い方がいたので、古宵ちゃんのレスは吸い込まれていった…さすがに敵わねえ…。
新曲の『旅する花の物語』は、これまた今までのアイドルネッサンス楽曲にはなかなかないもので、個人的にはそのダンスと表情がとても見ていて楽しいものだった。そして、歌いだしも含めて重要なパートの多くをすずちゃんが担っており、この曲はまさにすずちゃん曲といっていいと思う。
それだけに、現時点ではまだ仙台での2回しか披露されていないので、仙台に来てない方はこの曲を見たことがないため、とてももったいない。
決して、盛り上がる曲ではないし、初見でするっと入ってくる曲でもないと思うのだが、それこそ『Lucky』的な使い方をしてくれれば、いいアクセントになると思う。
二部もあったので、お見送り会はかなりのハイスピードでした。特典券の枯れるタイミングも早かった。
東京と仙台では1レーンだったお見送り会が、名古屋と大阪では2レーンになったことについては、時間短縮が主な原因だったとは思いますが、ツアー全体でのレギュレーションは統一された方がよかった気はする。まあ、1レーンで「こりゃ無理だ」と思ったから変えたってことなんでしょうけどね。
実質的には特典会が終了して夜の開場までは1時間程度しかありませんでした。
個人的な話になりますが、実はこの期間、12日連続15現場という死のロードの真っ最中であり、この日は9日目11現場目と12現場目ということで体力的にはかなり限界でした。
しかも一部を2列目で見れた興奮から既に疲れきっており、2部は番号があまりよくなかったせいもあって、結局ほぼ最後方から見ることにしました。
センターで俯瞰的に見てみたかった、という理由もありましたが。
とりあえず友人に「推しジャンがカワイイ」と皮肉られる程度に身体はろくに動かなかったしね。
追加公演を決めただけあって、一部よりは二部の方が人は断然多かった。一部の時は後ろの柵が手前でセッティングされてたけど、二部では一番後ろまで下げられていたし。
そうはいっても満杯でギュウギュウ、ということはなく、私の位置だとひとりで3人分くらいのスペースは余裕で占めることができて、おかげで思う存分フリコピできた。
その分、『シルエット』で肩組むときは隣の人とくっつくのが大変だったけど。
それでもまあ仙台という場所でこれくらいの人数を集めることはできるんだな、と思ってちょっと安心したのは憶えている。
二部も基本的にはセットリストはほとんど変わらずで、既に一部で新曲を披露していたので、それに加えて東京で初出しだった『それではみなさん良い旅を』がプラス。2度目の披露となるこの時点でもかなりの完成度になっており、新たな武器が加わった感はとてもあった。
そしてもう一曲『ガリレオのショーケース』が追加された。
『ガリレオ~』についてはツアー直前のリリイベ(タワレコ錦糸町)で披露されていたこともあり、どこかで入るとは思っていた。
*1
結果的に盛り上げパートはますます分厚くなり、百岡古宵の髪はますます振り乱れていたw
二部のフリートークもMCは引き続き古宵ちゃん、そしてもう一人はなっこでしたが、仙台の食べ物について語るこのコーナー、理子ちゃんと茉凜が喋り捲って結果的になっこの出番はほぼなしw
前述したようにあとになってメッチャ反省してたけど、話が盛り上がってたんだからいいんじゃないかなw
あと、なぜか理子ちゃんは語尾に「だぎゃあ」と付けてて、それは尾張弁じゃねえのか、とひそかに思ったりしていた。
後ろで見ていたし、決して視界もよかったわけではないのだが、この日の二部の出来は正直かなりよかったと思う。
古宵ちゃんの思い入れがハンパなかったせいもあるし、その分だけ髪も振り乱れていて、この日の『君の知らない物語』ではほぼほぼ古宵ちゃんから目が話せないほどだったし、二部のために一部の特典会を見送った理子ちゃんの歌声は間違いなく東京よりもよくなっていて、センターの後ろで見ている私のところにまで理子ちゃんの声がガンガンぶつかってきた。
特に後半の盛り上がりから、『君の知らない物語』に至るまでの道のりは素晴らしく、本編終了時点で私はこれ以上ないほど満足してしまい、その後のアンコールの声援には加わらなかったほどでした。
まあもちろん、その後のアンコールも楽しんだんですけどね。
お見送り会では、
私「実はさっきアンコールしなかったんだよね」
— shaka (@kleza) 2016年8月13日
乃亜「どうして?」
私「今日の君の知らない物語が良すぎたよ」
乃亜「満足しちゃった?」
私「このまま終わってもいいな、と思った」
乃亜「そういう感想もアリだと思う!」
乃亜ちゃん優しいなあ。
私「今日はね、これまで見てきた中のすずちゃんの中でもベストアクトだった」
— shaka (@kleza) 2016年8月13日
すず「ホントですか?! 嬉しいー!」
(まいなちゃん並みに飛び跳ねる)
私「でもまた次に更新して欲しいけどねw」
すずか「はいっ!」
夢中になって飛び跳ねるすずちゃんが可愛すぎました…
私「もうね、ホントにね、まいなちゃん可愛すぎたから」
— shaka (@kleza) 2016年8月13日
まいな「もう! 古宵T着て何言ってるんですか!」
思い掛けない反撃を受けて俺氏死亡。
しかしまあ一部も二部もというか最近のまいなちゃんの可愛さ磨きかかりすぎ。
まいなちゃんの中で自信とかが芽生えてる感じするなあ。
私「古宵ちゃん、その髪型ありがとう」
— shaka (@kleza) 2016年8月13日
(今日もシルエットで髪ゴム外してそのまま特典会)
古宵「いやーん」
私「今日のライブ、二回とも最高だった。仙台まで来た甲斐があったよ」
古宵「そう言ってもらえたらチョー嬉しいです!」
髪おろした後の百岡古宵から目を離すことの難しさ。
私「理子ちゃん、お疲れ様ケロ!」
— shaka (@kleza) 2016年8月13日
(一部のMCで語尾にケロ付けてた)
理子「(真顔)なんですか?」
私「いや、あの、理子ちゃんが使ってた…」
理子「言ってません」
私「あ、はい…えーと理子ちゃんにおかれましては本日もお疲れ様でしたでございます」
逃げるようにして剥がされた。
特典会終了後は、この日の終電の新幹線で東京に帰るため、すぐに仙台駅へ。
ろくに仙台観光する時間もありませんでしたが、いい旅でした。
新幹線の中で牛タンも食べれましたしね。
そして新幹線車中で、伊達の牛タン弁当と喜久福のずんだクリーム食べてご満悦である。 pic.twitter.com/hzdnme3stX
— shaka (@kleza) 2016年8月13日
思ったよりも長くなったので、名古屋・大阪編はPart.3で書くことにします。
仙台のセトリは以下の画像です。
*1:噂では東京でも披露される予定があったような話も聞いている
アイドルネッサンスのファーストツアー「君の街まで訪ねるネッサンス」について振り返ってみるネッサンス Part.1
4ヶ所(5公演)とはいえ、アイドルネッサンスにとっての初めてのツアー、私にとってもアイドルのライブツアーで初めての全通。そしてあまりにもこのツアーで得たものが大きかったような気がするので、覚書として書き記しておこうと思う。
ツアーの船出はある意味、不安が大きかった。
前日まで続いた『君の知らない物語』のリリースイベントを含む、彼女たちの連日のライブ・イベントのため、グループの歌姫であり、メインボーカルである石野理子が三日間の間、歌えないという状態が続いていたのだ。喉以外は元気そうだったのは救いではあったが、彼女にとって三日間歌わない、という状態だけでもかなりイレギュラーなことのはずで、果たしてツアー初日、本格的なライブでいきなり万全の状態で歌えるのか、という不安はあったに違いない。
理子ちゃん以外のメンバーについても、三日前に古宵ちゃんがダウンするなど、疲労の色は隠せず、最後までやり切れるのかどうか、という心配はあった。
さすがに、ファーストワンマンの時のように19曲連続、とかそういう無茶はないだろうとは思っていたが、あのライブの直後のメンバーの疲弊具合を想像してしまった人もいたには違いない。
もうひとつの不安は、楽曲の数。
ツアー初日以前までに新しい8人体制になってから披露されていた曲の数は以下の19曲。
- ミラクルをキミとおこしたいんです
- 初恋
- 恋する感覚
- 17才
- 夏の決心
- 太陽と心臓
- Good day Sunshine
- ガリレオのショーケース
- あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
- YOU
- 夜明けのBEAT
- お祭りマンボ
- Dear, Summer Friend
- 金曜日のおはよう
- シルエット
- Yeah! Yeah! Yeah!
- 君の知らない物語
- トラベラーズ・ハイ
- 夏が来た!
ツアーの会場ごとに新曲を1曲披露する、と宣言されていたこともあり、全てを披露すれば楽曲数的には足りないわけではないが、そもそもこの時点でアイドルネッサンスの持ち歌の数は50曲を超えていたわけで、そのうちの半分にも満たない数しかツアーで聴けない、というのはファンにとって物足りない、というのが正直な気持ちでもあった。
なので、果たしてツアーでは既存曲のうち、8人体制での未披露曲がどれだけ見られるのか、ということにも注目は集まっていた。
そして迎えたツアー初日、会場は新宿BLAZE。
直前のリリースイベントなどで新規の人が増えていた印象もあり、この勢いで完売の期待もかかったが、残念ながら完売とはいかなかった。それでも十分大入り。自分の友人も含め、当日券で駆けつけた客も結構いた感じ。少なくとも自分がここ最近見たBLAZEでのライブでは最も人が入ってました。
自分は段差の最前、やや下手側バミリ1.5番くらいの位置から見ました。フロアは後ろまで人がいっぱいだったし、段差も人は埋まっていた。
客入れBGMについては記憶が定かではないものの、各会場ごとに変わっていたと思う。基本的には洋楽がかかっていて、このあたりのBGMに意味があったのかどうかは気になるところ。
メンバーによる影ナレはなし(なぜか名古屋だけはあった)。ライブに集中させる、という意味ではそれでよかったと思うが、注意事項についてなど、ちゃんと伝えるのであれば、影ナレ以外の形は整備しておく必要が今後はあるのかな、と思いました。こういう細かい部分から雰囲気作っていくことも結構大事な気がする。
今回のツアーではThe Chemical Brothersの『Star Guitar』がovertureとして採用されていた。恵比寿ガーデンルーム時代にも使われたことがあるので、ファンからするとわかりやすかった。
ただ、overtureとしては長い。流れてから、最後までそのテンションが持続できない、という意味ではovertureというよりも、あくまでも客入れBGMの最後の曲、という扱いだったのかな、と。約5分なので、メンバー的にも、この曲が始まったらあと5分でステージが始まる、という合図として使われていた気がします。
今後も『Star Guitar』がそういう曲になるのかどうかは不明。
スモークが焚かれ、完全暗転はせず、薄明かりの中メンバーが登場して、ゆるやかな円を作る。
この時点で『トラベラーズ・ハイ』(スキマスイッチ)が最初の一曲であることはわかる。そして、イントロでの理子ちゃんのファルセット。耳を凝らして聴いていましたが、このときの素直な気持ちは「理子ちゃんの声が復活した!」という喜びでいっぱいでしたね。4日ぶりに聴く石野理子の歌声はやはり震えるものがあったなあ。
『トラベラーズ・ハイ』から『君の街まで』(ASIAN KUNG-FU GENERATION)と続いたところで、今回のツアー名称「君の街まで訪ねるネッサンス」を色濃く出した入り方になっていた。
結果として、この2曲で入る、という形はツアーの最後まで踏襲されましたし、会場ごとの新曲も「旅」をテーマにした曲、ということでツアーのテーマ性が確立されていたのはとてもよかったと思います。『トラベラーズ・ハイ』での入りはテンションの上がり方も上々で、『君の街まで』は、カットアウトで終わる曲なので、そこから最初のMC、という流れもとてもスッキリしていた。
1stツアー「君の街まで訪ねるネッサンス‼︎」スタートしました!#アイドルネッサンス #君の街まで pic.twitter.com/qpaBCdjxw1
— アイドルネッサンス (@idolrenaissance) 2016年7月30日
自己紹介では東京以外ではご当地ネタにかけて、というものになっていましたが、東京ではツアーにかける意気込みと共に自己紹介。
相変わらずなっこは自分の年齢と学年が頭に入ってなさすぎるw
あと、名古屋大阪ではメンバーが興奮しすぎてて年齢学年名前を言い忘れる、ということも多かったですねw
続いてのパートは、基本的に以下のような構成になっていました。
- Music Lovers
- タイム・トラベル(東京・仙台) or YOU(名古屋・大阪)
- PTA ~光のネットワーク~
『Music Lovers』(JERRY LEE PHANTOM)、『タイム・トラベル』(原田真二)、『PTA ~光のネットワーク~』(UNICORN)についてはいずれも8人体制では初の披露。名古屋・大阪では『YOU』(大江千里)が入りましたが、東京・仙台ではこのパートで8人体制での初披露曲を集めたパートになっており、それも3曲まとめて持ってくることで観客のテンションを高める役目を果たしていた。
特に『Music Lovers』に関しては、アイドルネッサンスの中でもかなり特別感のある曲で、このイントロを聴いた時の観客の「おぉーっ!」という歓声はかなりのもの。
ただし、大サビでの理子ちゃんによるフェイクは東京では喉が復帰したばかりということでありませんでした。というか、多分ファイナルの大阪までなかったかな。
なので、大阪でのフェイクにはそれこそヒューヒューの嵐でしたね。
続いてMCのコーナーでは、「私たちの苦手なものに挑戦」ということでフリートーク。
全5回で毎回2名ずつがMCとして任命されてトークを回す、という形。
担当はそれぞれ以下のようになっていました。
- 東京:石野、南端
- 仙台一部:百岡、野本
- 仙台二部:百岡、比嘉
- 名古屋:新井、原田
- 大阪:宮本、野本
基本的にはこのコーナーでなにを話すかについても担当MCが考えていたみたい。
東京では、ほぼほぼ理子ちゃんが舵取りを行っており、まいなちゃんは首を左右に振るだけw
それを見た理子ちゃんが、
理子「まいなもなんか喋りなさいよ!」
まいな「話が脱線しているみたいですけど…(実際はしていない)」
まいなちゃん、さすがやw
ちなみに後で聞いたところ、
まいな「全然準備してませんでした…」
と泣きそうな顔になってました。
基本的に人数が多ければ多いほどフリートークは難しくなるので、MCだけでなく、メインで話をする人が決まっていてもいいと思う。
実際この日もいっせいに何人かが喋りだして理子ちゃんが「みんなが喋ると何言ってるかわかんない」と困っていましたが、メインの人以外は基本相槌で、話したいことがある場合は手を挙げる、とかそういう方がすんなりいきそうな気がするけど。
まあ、個人的にはこのグダグダも含めて大好きだから、こうして自分たちで色々と試行錯誤しながら成長していくのを見ていきたいと思います。
なのでこれからアイドルネッサンス見に来る人に関しては、MCにはまだ期待しないでくださいw
そして、いったん落ち着いた場を再度盛り上げるように、『ミラクルをキミとおこしたいんです』(サンボマスター)。そこからの『恋する感覚』(Base Ball Bear feat. 花澤香菜)、さらには『Good day Sunshine』(SAWA)、『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』(岡村靖幸)というパート。このパートはアイドルネッサンスが長く歌い続けてきた鉄板曲パートで、かつてのライブだったら、このパートでスタートしたに違いない、というような構成。
名古屋・大阪では『恋する感覚』が『金曜日のおはよう』(HoneyWorks)に変更されましたが、こちらももはやアイドルネッサンスの鉄板曲の一曲であり、『恋する感覚』と双璧を成す「カワイイ」系の曲だから、このパートからが第2幕、というに相応しい構成だったと思います。
MCで理子ちゃんから、
「ここからは私たちの歌やダンス、表情をじっくりと楽しんでもらいたいと思います」
という言葉があって(全会場理子ちゃん)、『初恋』(村下孝蔵)、『女の子は泣かない』(片平里菜)、『夏が来た!』(渡辺美里)の3曲を披露。大阪でのファイナルのみ、『夏が来た!』を『自分メダル』(The Collectors)に変えてきましたが、基本的にはまさに歌とダンスと表情を楽しむパートでした。
実はこのパートに当てられるような曲調の持ち歌が8人体制でのアイドルネッサンスには少ない。
夏のフェスや対バン仕様でどうしても盛り上げる系の曲を多くした結果だとは思うのですが、アイドルネッサンスの幅広さ、そして他のアイドルとの差別化という意味でもこのパートは大切だと個人的には思っている。
『Lucky』(SUPERCAR)、『異邦人』(久保田早紀)、『星のラブレター』(THE BOOM)辺りの曲は早いところレパートリーとして復活してほしいかな、と。
あと、それをじっくり見られるだけの会場も用意してほしいかな、と個人的には思ったりしています。
そして、このパートが終わると宣言されていたように、ツアー各会場ごとでの新曲披露。
東京では『それではみなさん良い旅を』(髭)でした。
自分はまったく知らない曲でしたが、いきなりのギターリフのイントロからもうカッコイイし、それに続く乃亜ちゃんの歌いだしがもうメチャメチャカッコイイ! 乃亜ちゃんのハスキーハイトーンボイスの使われた方としては最高の部類ですね。
この曲は久々に乃亜理子による見せ場もあるわけですが、それも含めてとにかくカッコイイしブルージー。
と、思って聴いていると後半になって、古宵ちゃんとゆめかちゃんの二人によって、いっきにアイドルソングらしさを見せてくれる。
このギャップが素晴らしい。
そしてまさにこのことが、アイドルが名曲をカバーするという名曲ルネッサンスの真骨頂だと思いました。
結果的にこの曲は、その他の会場でも歌われることになるのですが、それくらい一発でファンの心を掴んだと共に、アイドルネッサンスの幅をまたひとつ広げてくれた一曲にもなったと思います。
MCで「新曲どうでしたか?」と聞く乃亜ちゃんの顔にも誇らしさというか自信ありげな表情が見受けられましたしね。
ここから先は一気にラストスパート。
ここでの曲の構成は各会場で微妙に変わったものの、基本的には以下の流れ。
- 夜明けのBEAT
- 17才
- 太陽と心臓 or Yeah! Yeah! Yeah! or ガリレオのショーケース or ドカン行進曲(のうちから2曲)
- シルエット
ここはもう、完全に観客と一体になって会場全体でブチあがろう!というコーナー。
年寄りのために、このパートの前に休めるパートくれてたのがありがたいw
仙台では2部制ということもあり、一部ではこのパートの入りを『太陽と心臓』(東京スカパラダイスオーケストラ vocal:ハナレグミ)を持ってきたのですが、それ以外は全て『夜明けのBEAT』(フジファブリック)できました。『夜明けのBEAT』はこういうパートでの一曲目には最適ですね。
理子ちゃんの「夜明けのBEAT」という最初の一言だけで多分ほとんどのルネオタはテンションMAXになるw
声も出せるしコールもできるし、あっという間に会場は熱気で包まれて、そこからの『17才』(Base Ball Bear)。この使われ方はちょっと意外でした。『17才』を盛り上げ曲として使うってのはあんまり経験したことがないのですが、それはそれ、アイドルネッサンスにとってのアンセムでもありますから、指差しも含めてここでテンションが落ちることは一切なく、あとからセットリスト眺めてみても「入れるならここ」という感じはします。
フジファブリック、『Yeah! Yeah! Yeah!』(androp)、『ガリレオのショーケース』(UNISON SQUARE GARDEN)、『ドカン行進曲(己編)』(THE イナズマ戦隊)という、新しめのバンド曲を盛り込んできたパートでもあり、そのクライマックスに『シルエット』(KANA-BOON)がくる。
『シルエット』の盛り上がりクライマックス感はもうあらためて語るまでもないわけですが、まあちょっと乱発しすぎ感はないこともないw
とはいえ、初めてのツアーでの盛り上がり曲線の最高潮を持ってくるとしたらこの曲以外には考えられないのもまた確か。
Zeppでのワンマンの時に『シルエット』がどう使われるのかはちょっと興味ありますね。
もうひとつ、このパートでの見所はなんといっても百岡古宵の「髪」。だいたい『シルエット』の前までに乱れに乱れており、『シルエット』ではもう「えいやっ!」とばかりに髪ゴムを外して髪を振り乱す古宵ちゃんの姿は最高です。
残念ながら東京では髪ゴム外す瞬間を見逃しちゃったけど…
「(髪型を崩しすぎて)毎回怒られてる」
とは、古宵ちゃんの言葉でしたが、会場の盛り上がりと一体になって、古宵ちゃんの髪が降り乱れるその瞬間が、まさしく瞬間最大風速だったんじゃないかなあ、とツアーを通してみて思います。まあ、名古屋と大阪では髪ゴム外さなかったですけどw
個人的には大体このパートで体力使い尽くして、ぜぇぜぇはぁはぁ言ってると、
「次が最後の曲になります」
宣言があって、そこからの『君の知らない物語』(supercell)。
凄いなあ、と思うのは、ここまでホントに体力使ってきて、メンバーの息も乱れていたのに、この曲が始まると全員呼吸が整うこと。
特に理子ちゃんはハンパない汗かいてるのに、始めの「君の知らない物語」というタイトルから息のブレがない。
タイトルを言ってから、歌い始めまでのわずか数秒、理子ちゃんが下を向いて曲の世界に入るその瞬間が自分はとても好きだったりします。
理子ちゃんにとってもこの曲についてはタイトルを言うところからがひとつの世界なんじゃないかな。
『君の知らない物語』は終わり方が二段階ある曲(という言い方も変だけど)なんですが、一つ目の終わりのところで結構な数の拍手がおきた。
このことが「ああ、アイドルネッサンスをまだあまり知らない人がたくさん来てくれているんだな」というバロメーターにもなっていた。
『17才』のツークラップもそうですが、こういう「人が増えてる感じ」を得られたのも今回のツアーの成果ではないでしょうか。
正直、これまでワンマン的なライブだと、逆にビックリするくらいにコールやクラップが揃ってて、フェスとかで乱れるとなんか嬉しくなる、みたいなことが起こっていたりもしたんだけど、このツアーではそういう乱れがあることで、「新しいファンが来てる」という収穫みたいなものも感じ取れたのは本当によかったと思いました。
東京でいえば、この曲を古宵ちゃんが髪下ろして踊ってる姿が見れたこと、それが自分の中ではハイライトだったかな。
そしてアンコール。夏のツアーであることを思い出させてくれるかのように『夏の決心』(大江千里)。
なんといってもこの曲はメンバーも観客も笑顔で終われるのがいい。一緒になって踊れるしね。
ただ、残念だったのはファイナルまで結局、すずちゃんとゆめかちゃんのソロパートはなかったこと。
この曲は8箇所のソロパートがある曲なので、できればひとりずつ歌わせてほしかったし、それがあると全員の名前をコールすることができる。
現在は6人体制当時のまま、理子ちゃんが2回、なっこが2回ソロパートを歌っているのですが、個人的にはすずちゃんとゆめかちゃんにパート分けてあげてほしいのだけれど…。
ファイナルだけは、アンコールが変わりますが、それはまたファイナルでの感想に書きたいと思います。
ひとまず東京でのツアーを基本軸に、全体にかかる部分についてもここまで振り返ってみました。
東京公演についてはなんといっても理子ちゃんが歌えるようになっていたことがまず大きく、ぶっちゃけ連日のイベントのせいもあって全員のコンディションが絶好調、というわけではなかったのですが、このツアー初日では私は以下のように感じていて、それが全てかな、と今でも思います。
7人時代や6人時代を否定する気は一切ないけど、それでも8人体制に、すずちゃんとゆめかちゃんが加わってくれたことの真価を今日見ることができた。
— shaka (@kleza) 2016年7月30日
二人の素晴らしさはもちろん、それによって引き出された6人の力もね。
それと、これまでと微妙に歌割り変えてたりしてきてたんですよね。
それについては本当はもっとちゃんと見たかったりもするのですがさすがにライブの最中では厳しかった。
映像とかが出たらまた検証してみたいなあ、と。
もしかしたらツアーの最中にも変更加えてたりするかもしれないし。
長くなったのでひとまずここまでにして、次は仙台・名古屋・大阪をそれぞれを振り返ってみたいと思います。
あ、あとちなみにこのライブの後に同会場にて行われた「君の知らない夏祭り」に関しても、メチャメチャ楽しかったことは書き記しておきます。
アイドルネッサンス、君の街まで訪ねるネッサンス、@新宿BLAZE、セットリスト。
0. overture
1. トラベラーズ・ハイ
2. 君の街まで
<自己紹介>
3. Music Lovers
4. タイム・トラベル
5. PTA ~光のネットワーク~
<フリートーク MC石野・南端>
6. ミラクルをキミとおこしたいんです
7. 恋する感覚
8. Good day Sunshine
9. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
<MC>
10. 初恋
11. 女の子は泣かない
12. 夏が来た!
<MC>
13. それではみなさん良い旅を(髭:初披露)
<MC>
14. 夜明けのBEAT
15. 17才
16. 太陽と心臓
17. Yeah! Yeah! Yeah!
18. シルエット
<MC>
19. 君の知らない物語
<アンコール>
20. 夏の決心
2016年7月の現場振り返り
ついにいってしまいました30現場。現時点で今年の最高現場数となった。
アイドルネッサンスのリリイベが始まったのが主な原因ではあるが、夏はアイドルも稼ぎ時でイベント目白押しだから仕方がない…。
これでもルネのリリイベ一回休んで休憩とるとかもしたんだけどな…。
フェスとしてはほぼ間違いなく今年のベストフェスになると思われるアイドル横丁夏まつりがあまりにも素晴らしかった。
去年までの新木場から赤レンガ倉庫に場所を変えて、規模感からステージの作り、シチュエーション、コストパフォーマンスと全てが揃った神イベでした。
凄まじい暑さの中、飯も食わず、休憩もとらずにステージと特典会をはしごしまくって死にそうでしたが、ここで討ち果てても満足、というくらいのレベルだった。
そして、今年も誕生日はまなみのりさの三人にお祝いしていただいた。
昨年ひょんなことから誕生日を知っていただいて、三人がUstreamでハッピーバースデーを歌ってくれる、という得難い体験をしたんだけど、今年は直接会えて、その場で歌っていただけた。
こんな嬉しいことそうない。温かく見守ってくれたまみりオタの皆様もありがとうございました。
先月まで怒涛のように続いたつりビット現場がひと段落したのは体力的・金銭的にはありがたいけど、やっぱり寂しい。
8月も数的にはやや落ち着いてしまいそう(自分のせいもあるけど)なのだが、定期公演があるおかげで、それこそ定期的に会えるのはありがたい。
そしていよいよ本格的に夏が始まった感があるのは、アイドルネッサンスの現場が一気に増えたこと。
今月だけで19現場。これでもフル参戦ではないのだから、メンバーの頑張りたるやとんでもない。
特に茉凜はAISとの兼任で、さらに現場数は多いわけで、昨年に引き続きアイドルネッサンスの夏は怒涛の夏になる。
つまり私にとっても怒涛の夏になる、ということである。
ファーストツアー初日の新宿BLAZEが、夜の夏まつりと合わせて最高のイベントだったこともあり、8月の残りのツアーにも大いに期待が持てる。
ももクロ以来、こんなに遠征するのは初めてになるので、それも楽しみたい。
で、妹グループのAISは新人公演が始まった。
初々しさの中にもアイドルネッサンス候補生として培われたスキルには目を見張るが、姉グループ同様にMCで見せる温さなど、新人公演らしいものを見てるなあ、という気はしている。
ただ、残念ながら姉グループと現場が被るなど、個人的には優先順位が低くなってしまうせいもあり、なかなか見に行く機会は増やせない。
新人公演で勝ち抜いて定期公演を見事ゲットしてくれればもっといけるとは思うのだが、茉凜の負担を考えるとなかなか難しいか。
ミラスカは前半はかなり充実したが、後半は関東でのイベントが減ったこともあり、寂しさ募る。
れいにゃんの誕生日前後に会えなかったことがかなり悔やまれる。
8月は再び定期が始まるのでそれを楽しみにしたいが、あとはTIFくらいでしか会えなさそうなので、それはそれで寂しい。
ベビレがね…。
愛夏っちゃん、ホントゴメン。生誕、行けなかったよ…。
それでも愛夏っちゃんの誕生日当日に3マンライブがあったおかげで多少気は楽だが。
浴衣姿も見にいけなかったので、ベビレに関しては後悔の方が多い月になったなあ…。
そして、9nine。
うみにーラストライブ。巡り巡って幸運なチケットが回ってきたので、最高の想い出になりました。
記念すべきライブを最高の場所で見ることができたのは本当に感謝。
おかげで史上最強に9nine熱が高まっておりますです。
まあ、なんだかんだで推しグループはほとんど見ることができたので、それはそれでいい月だったといえる。
(30現場も行ってりゃ当然だけど)
2016年7月の参戦現場一覧
- 7月2日(土):アイドル横丁夏祭り
- 7月3日(日):アイドル横丁夏祭り
- 7月4日(月):つりビット 月曜フィッシング劇場 2016 ~歌って踊って釣らNIGHT!!~ vol.7
- 7月7日(木):まなみのりさ シングル「真夏のエイプリルフール/Results」リリースイベント @HMV BOOK&RECORDS渋谷
- 7月9日(土):デビュー直前アイドル5組新人公演~真夏のシンデレラたち~2016 公開ゲネプロ
- 7月9日(土):まなみのりさ シングル「真夏のエイプリルフール/Results」リリースイベント @タワレコ錦糸町 一部
- 7月9日(土):まなみのりさ シングル「真夏のエイプリルフール/Results」リリースイベント @タワレコ錦糸町 二部
- 7月10日(日):ミライスカート 東京初ワンマンライブ「京から舞うは山百合の音」 一部
- 7月10日(日):アイドルネッサンス 学生×アイドル」トークで伝えルネッサンス
- 7月11日(月):ミライスカート AKIBAカルチャーズ劇場はんなり定期公演「宜しくお頼申しますぅ。」 vol.6
- 7月14日(木):本格女子音楽祭り SPECIAL 3マンLIVE
- 7月16日(土):OTODAMA SEA STUDIO SUMMER BEACH FANTASY 2016
- 7月17日(日):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ダイバーシティ フェスティバルプラザ 一部
- 7月17日(日):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ダイバーシティ フェスティバルプラザ 二部
- 7月17日(日):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @タワレコ新宿
- 7月22日(金):AIS デビュー直前アイドル5組新人公演 金曜日【AIS-All Idol Songs-】Vol.1
- 7月23日(土):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ららぽーと柏の葉 一部
- 7月23日(土):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ららぽーと柏の葉 二部
- 7月23日(土):9nine BEST 9 Tour TOKYO FINAL NIGHT
- 7月24日(日):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ららぽーと富士見 一部
- 7月24日(日):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ららぽーと富士見 二部
- 7月24日(日):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ららぽーと富士見 三部
- 7月25日(月):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @タワレコ新宿
- 7月26日(火):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @ニコニコ本社
- 7月27日(水):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @渋谷マルイ屋上
- 7月28日(木):アイドルネッサンス 新しい物語を一緒に始めるネッサンス!! @タワレコ錦糸町
- 7月29日(金):AIS デビュー直前アイドル5組新人公演 金曜日【AIS-All Idol Songs-】Vol.2
- 7月29日(金):徳井アイドルフェスティバル
- 7月30日(土):アイドルネッサンス 君の街まで訪ねるネッサンス!! @新宿BLAZE
- 7月30日(土):アイドルネッサンス 君の知らない夏祭り @新宿BLAZE
2016年の現場・接触累計
- 2016年の通算現場数(内が今月の数):154(30)
- 握手(ハイタッチ含む):86(11)
- 1shot:4(0)
- 2shot(フル含む):35(5)
- お渡し・お見送り:73(21)
- M&G:0
- サイン:29(1)
- 電話:0
- その他(つり掘等):6(6)
- 購入CD枚数:数えるのやめた…
2016年8月の参戦予定現場一覧
- 8月1日(月): つりビット 月曜フィッシング劇場 2016 ~歌って踊って釣らNIGHT!!~ vol.8
- 8月2日(火):アイドルネッサンス 君の街で広げるネッサンス!! @タワレコ盛岡
- 8月5日(金):TIF 一日目
- 8月6日(土):TIF 二日目
- 8月7日(日):TIF 三日目
- 8月8日(月):ミライスカート AKIBAカルチャーズ劇場はんなり定期公演「宜しくお頼申しますぅ。」 vol.7
- 8月9日(火):アイドルネッサンス スマイルネッサンスvol.17 ~ 17回 It’s a Seventeen. 浴衣で蔵出し映像 上映会~
- 8月10日(水):アイドルネッサンス スマイルネッサンスvol.18 ~「妄想動画 2016 夏」上映会~
- 8月11日(木・祝):まなみのりさ 谷野愛美生誕祭 ~まなみっくすべじたぶる 2016~
- 8月11日(木・祝):まなみのりさ まなみのりさ生誕祭 ~まみり充 2016~
- 8月12日(金):AIS デビュー直前アイドル5組新人公演 金曜日【AIS-All Idol Songs-】Vol.4
- 8月12日(金):RYUTist 『日本海夕日ライン』リリースイベント @タワレコ渋谷
- 8月13日(土):アイドルネッサンス 君の街まで訪ねるネッサンス!! @仙台darwin 昼の部
- 8月13日(土):アイドルネッサンス 君の街まで訪ねるネッサンス!! @仙台darwin 夜の部
- 8月14日(日):ももいろクローバーZ 桃神祭 二日目
- 8月15日(月):つりビット 月曜フィッシング劇場 2016 ~歌って踊って釣らNIGHT!!~ vol.9
- 8月19日(金):さんみゅ~LIVE 2016 Monthly Series -LIVE PARADE- 純白歌合戦#3
- 8月20日(土):NEGi FES 2016
- 8月22日(月):ミライスカート AKIBAカルチャーズ劇場はんなり定期公演「宜しくお頼申しますぅ。」 vol.8
- 8月26日(金):AIS デビュー直前アイドル5組新人公演 金曜日【AIS-All Idol Songs-】Vol.6
- 8月26日(金):アイドルネッサンス 君の街まで訪ねるネッサンス!! @NAGOYA LIVE HALL M.I.D
- 8月27日(土):アイドルネッサンス 1stツアー「君の街まで訪ねるネッサンス!!」特別編 大阪春夏秋冬✕アイドルネッサンス 大阪でツーマンするネッサンス!!
- 8月27日(土):アイドルネッサンス 君の街まで訪ねるネッサンス!! @梅田シャングリラ
- 8月28日(日):夏のひな涼み☆2016
- 8月29日(月):つりビット 月曜フィッシング劇場 2016 ~歌って踊って釣らNIGHT!!~ vol.9
- 8月31日(水):チームしゃちほこ しゃちサマ2016「真夏のPOWER BALL」
8月に関してはほぼほぼこれでFIXしそうな感じもしているが、どうなるだろうか…。
基本的にはアイドルネッサンスのツアーが軸になっていて、TIFという前半の山場がある感じ。
久々にスタダ現場が複数入る月でもある。
ももクロもしゃちも約一年ぶりの現場なので、楽しみではあるが、体力的についていけるのか…。
とりあえずTIFから翌々週のつりビット定期まで11日連続14現場で、仙台遠征ありももクロ桃神祭あり、という鉄人レース並みの過酷さを生き延びられるかがとにかく肝。
普通に死ねる気もする。死んだら誰か骨は拾ってください。
それと、歯軋りするほど悔しいのが、つりビットとミラスカの2マンライブという、日本全国探してもこの2マンライブを一番喜べる人間トップ3に入れる自信があるこのライブに行けないこと。
と同時に、アイドルネッサンスとミラスカが出るアイドル甲子園にも行けないということ。
8月はどんなに充実しても、この後悔だけは拭い去れないだろう。
2016年 グループ別現場参戦数(30分以上の現場のみ)
2016年7月31日現在。
アイドルネッサンス 「学生×アイドル」トークで伝えるネッサンス (後編)
というわけで本日は後編。
前編はこちらから。
基本情報
- アイドル名:アイドルネッサンス(新井乃亜、石野理子、比嘉奈菜子、南端まいな、宮本茉凜、百岡古宵、原田珠々華、野本ゆめか)
- 司会:キクチウソツカナイ。
- ゲスト:吉田豪
- 日時:2016年7月10日(日) 17:30開場 18:40開演
- 会場:東京カルチャーカルチャー
感想
前編の続きからということで、引き続き「女子高生の聞いた、アイドルってどんなイメージ?」というテーマでのトーク。
4つ目の意見は、
「ライブにおじさんが多くて怖そう」
これにはタイトルが画面に出ただけで会場が爆笑。
吉田「今日も周り見ればわかると思いますが、その辺はどうなんですか?」
理子「怖いっていうか皆さん元気だなあ、って。たまに、皆さんの勢いに呑まれそうになることがあります」
キクチ「新加入の二人はどうなんですか?」
ゆめか「ファンの方が皆さん優しくて嬉しいです!」
すずか「そういう人たちがいるおかげで、今の私たちがいられるので、本当に感謝しています」
すずちゃんのこの言葉に会場全体から熱い拍手。今日イチの盛り上がりを見せた。
茉凜「私なんかはアイドルが好きなので、仲間っていうか、わかるなあ、という気持ちで見てます」
茉凜「だから、これを言われたら嬉しいはず、っていうのもわかるんで(メンバーに)言わせてます」
キクチ「それで、南端さんは「にゃあ」とか言ってるわけですね?」
まいな「それは……そうですね」
まいなちゃん認めちゃったよ!
茉凜「このタイミングでこういうこと言うといいよ、とかは教えてますね。それで、皆さんが喜んでるのを見て、ほーら喜んでる、と思ってますw」
さすが茉凜。だったらお見送り会でももう少し喜ばせてくれよ、冷たすぎやしないか? と思ったりしたりしなかったり。
キクチ「オジさん的には古宵ちゃんの「ぐるぐるぐるぱんぱん」が大好きだったりするんですけどね」
古宵「ほい?」
キクチ「ぐるぐるぐる、の最後の「る」までキチンと言うじゃないですか。あれが凄くいい」
古宵「私、活舌はあんまりいい方じゃないんですけど、あれは練習しました!」
キクチ「比嘉さんにはダジャレという特技があるわけですが、あれも皆さんには受けてるわけですよね」
奈菜子「はい」
理子「ww(なぜか爆笑)」
キクチ「なんか皆さん苦笑いですけど、ゆめかさん?」
ゆめか「いえ! すごいな、っていつも思ってます! 頭の回転が速いんだなーって!」
キクチ「今日も(ダジャレ)ありますか?」
奈菜子「えっ!?」
キクチ「お台場とか、カルチャーカルチャーとか青海とか」
奈菜子「あります!」
キクチ「あるんですか! じゃあ、ぜひお願いします」
奈菜子「お台場で…お台場で…」
理子「(爆笑)」
奈菜子「あ! お台場でのお題は~(と言いたかったのだと思うが皆には伝わらず)」
キクチ「お台場でお台場って!w」
久々にかなりの事故になりましたw
後で聞いたらダジャレは仕込んできてなかったそうで、その場で頑張って考えたそうです。
Divercityでのリリイベでリベンジしてくれると信じてる。
最後の意見は、
「何を目指してやっているのか気になる」
このパートについては完全に乃亜ちゃんの独壇場でした。
乃亜「(立ち上がって)これに関してはまず私が言わせていただきたいと思います。こう見えても私、最年長じゃないですか。だからぶっちゃけ焦りもあるんですよ。来年には選挙権もいただく年齢になるわけですし。生半可の気持ちでやってません!」
会場から激しい拍手。
茉凜「最初はみんなアイドルになりたいわけじゃなかったらバラバラだったけど、今はもうアイドルネッサンスじゃなかったらやっていけない。アイドルネッサンスを抜けたらどうとか今はみんな考えられないと思う」
ここで再び乃亜ちゃんがガタッと立ち上がる。
乃亜「あ、スミマセン。私座ってるのが苦手で」
爆笑。
茉凜「なに話しているのか忘れちゃったよ…w とにかく、今はアイドルネッサンスでひとつひとつ目標をクリアしていきたい」
キクチ「宮本さんはAISとの兼任ということもあるわけですが、その辺はどう思ってらっしゃいますか?」
茉凜「私、だらしないんですよ。勉強との両立の話もありましたけど、普段から全然できてない。だから正直不安なんですけど、アイドルソングカバーは好きだし、身を削って、命賭けても頑張りたいと思います。この一年間が勝負です。」
歓声。
乃亜「皆さんにも心配されるのでここでハッキリ言っておきます。アイドルネッサンスが日本一になるまでは(アイドルネッサンスに)居候しますから。だから皆さん、力を貸してください」
この乃亜ちゃんの発言にはちょっと心が震えたと同時にものすごい安堵の気持ちになった。
トークショーは以上、ということで、締めの言葉をリーダーから。
乃亜「結成して2年、夏は3度目、初の8人体制での夏を迎えます。勝負の夏なので、たくさんの人についてきてもらって駆け抜けたいです。この8人で日本一になってみせます。私の気持ちも考えてください! 皆さんの力でならせてください! もちろん、私たちも全力で頑張ります!」
去年のカルチャーズ定期公演で聞いた乃亜ちゃんの語りよりもさらに熱い語りが聞けた。
そして去年のあの日、この夏はアイドルネッサンスに捧げよう、と誓ったことを思い出して、今年もまた同じようにアイドルネッサンスに捧げる夏になるんだな、と思った人があの場にたくさんいたに違いない。
トークショーはここまで。
ミニライブまで多少準備の時間がありましたが、予想よりもトークがたっぷりだった。賞味45分くらいはあったかな。
メンバーが再び登場して、ミニライブ。
今回は全員着座での鑑賞。
一曲目から新曲『トラベラーズ・ハイ』。乃亜ちゃんの夏の宣言を聞いた後だけにしびれる。
最高の特等席だったので、正直この一曲だけでも相当な充足感でした。
それが、まいなちゃんの「聴いてください。『17才』!」からの『17才』で、古宵ちゃんからの変則斜め指差し、超久々のまいなちゃんからの「いきますよ」予告目線からの指差しいただいて、満足とか通り越して涅槃にいくかと思った。
前に観客がいないせいもあり、珍しく理子ちゃんまで指差しくれたけど、そんな状況でも指差しくれない茉凜の意固地さも結構好きだったりする。
ステージが狭いせいでフォーメーションがいつもと変わったり、それに対して下手でステージ真横の観客が大いに沸いたり、といつもとは一味違うライブ感がまた楽しい。
で、大満足ー、とか思ってたら曲終わりでみんなが眠りに入って目覚まし時計。『金曜日のおはよう』キター!
最前で目の前にまいなちゃんの寝顔。もはや天国でした…。
ラストは『君の知らない物語』。座りのおかげでひたすらにじっくりと鑑賞ができる、それが素晴らしかった。
一人ひとりの表情も素晴らしかった。
しかし、なんといっても古宵ちゃんのダンスが圧巻。こういう狭いところではまた別の良さが出る、軸を小さくして回ることによるいつも以上の回転のキレとか、手や足を延ばせない分、腰や胸の動きを大きくするとか、そういうのを見てるだけでもこの曲は最高なのに、それに歌の良さが加わるからそりゃ胸に来るよ。
4曲と少な目のセトリでしたが、終わった瞬間に隣のい○すたんさんと二人で「良すぎた…最高だった」とテーブルに突っ伏してしまうほど素晴らしかったです。
同じ座りでもカルチャーズの最前よりは多少距離があるのが逆に見やすくてよかったり、かなり見上げる形だったのも普段は見れない視界で新鮮でした。
前方に観客がいない、というやりにくさはメンバーにも多少あったような気がしますが、その分、正面のカメラを意識している姿もまた普段は見れないものですしね。
やはりどんなイベントでも整理番号1番は貴重なものだなあ、と。
ライブ後は特典会。
並びはいつも順で、上手からだったので、
乃亜ちゃん→ゆめかちゃん→奈菜子ちゃん→まいなちゃん→理子ちゃん→古宵ちゃん→すずかちゃん→茉凜ちゃん
でした。
結構色々と話しましたが、その内容はTwitterに上げたので、こちらでは割愛させていただきます。
ただ、今日のトークの内容をひたすら気にしていた理子ちゃんに、「テキストであげておくね」と伝えた時の殺意のこもった目線と、お見送り会の後半、人が減って時間が空き出した時に、すずちゃんが古宵ちゃんと戯れて、古宵ちゃんのおでこを指でピシピシしてるのを見て、ああ、すずちゃんは古宵ちゃんとこういうことができる仲になったんだなあ、と、なんだかとてもホッとした、ということだけは書き記しておきます。
トークショー全体の所感としては、キクチウソツカナイ。氏の回しが良かったこともあり、グダグダになることなく45分はあっという間に過ぎました。
吉田豪氏は決して前面には出てこなくて、必要に応じて助け舟的にコメントを発して、それがまたピンポイントで面白かったり、メンバーの気持ちを上げるものだったりしたのはさすがでした。
基本的には、理子ちゃんが最初に受ける、もしくはまいなちゃんが声を出す、というところがハッキリしていて、ぐちゃぐちゃになりかけると茉凜が後ろからフォロー、もしくは乃亜ちゃんがビシッという、というスタイルがだいぶ確立された。
かつてラジオとかではほとんど喋れなかったまいなちゃんがこんなに活躍している姿を見れるとは、と推しとしては感慨に耽りたくなるほどでした。
キクチウソツカナイ。氏は発言の少ないメンバーにもキチンと話を振ってくれたので、全然喋らなかったな、というメンバーがいなかったのも良かったです。
個人的には、こういうイベントはもっとあっても面白い気がしますし、今後のことを考えたらトーク力、バラエティ力を鍛える場としても面白いのではないかと思いました。
セットリスト
1. トラベラーズ・ハイ
2. 17才
3. 金曜日のおはよう
4. 君の知らない物語
諸情報
- チケット:2,500円
- 座席:着座(ステージ前、整理番号1番)
- お見送り会:乃亜ちゃん、ゆめかちゃん、奈菜子ちゃん、まいなちゃん、理子ちゃん、古宵ちゃん、珠々華ちゃん、茉凜ちゃん
その他所感
イベントとは全然関係ないけど、開場中に隣のい○すたんさんが1.2kgの特大オムライスを頼んでた。
さすがだぜ…、と思ったんだけど、い○すたんさんが
「昼飯食べ過ぎて全然食欲ない…」
と、まさかの発言。
結局開場中には食べきれず、トークの間に食べます、って言ってたんだけど、トークの間にふと横を見たら皿が空になってて超ビックリした。さすがにもほどがある。
アイドルネッサンス 「学生×アイドル」トークで伝えるネッサンス (前編)
長くなりましたので前後編でお送りいたします。
基本情報
- アイドル名:アイドルネッサンス(新井乃亜、石野理子、比嘉奈菜子、南端まいな、宮本茉凜、百岡古宵、原田珠々華、野本ゆめか)
- 日時:2016年7月10日(日) 17:30開場 18:40開演
- 会場:東京カルチャーカルチャー
感想
何の因果かライブでは1番はおろか一桁ですらほぼ取ったことのないアイドルネッサンスのトークショーで整理番号1番をゲットしてしまいました。ライブで来てくれよ…。
と思いつつもなんだかんだで、整理番号1番の恩恵を受け、最高の時間になったので文句はございません。
テーブルもあったし、今日はSh○rpさんがいないから、私がメモ取っておくか、ということでトークショーの内容をこちらに上げておきます。
メモと記憶によるものなので、口調や発言者の違い、抜け漏れなどがあるかもしれませんので、それについてはご指摘いただけると幸いです。
開場から開演までの時間が1時間10分もあり、時間を潰すのに手間取って外のバルコニーにタバコを吸いに行こうと思って出たらメンバーがそこでリハーサルしててそそくさと中に戻る、という顛末があったり。
やがて時間になり、本日の司会、キクチウソツカナイがまず初めに登壇して、会場からの拍手に「ブーイングではないですよね?」と牽制を入れてから、アイドルネッサンスメンバーと吉田豪氏を呼び込む。
キクチウソツカナイと吉田豪が上手、アイドルネッサンスがステージ下手という配置で、アイドルネッサンスは、前後2列で以下のような配置でした。
宮本茉凜 原田珠々華 野本ゆめか 比嘉奈菜子(後列)
新井乃亜 百岡古宵 南端まいな 石野理子(前列:ステージ中央)
テーブルに用意されたウーロン茶に歓喜するメンバー。まあ、なかなかこういう機会はないのかもしれない。
キクチ「皆さんがウーロン茶なのに、なぜかオジさん二人がこんな可愛いストロベリーヨーグルト(ピンク色)でごめんなさい」
後で歌うこととか考えると、ウーロン茶が一番無難だったのかな。
古宵ちゃんの音頭で会場全員で「乾杯すーるネッサンース!」。
自己紹介は前列中央の理子ちゃんから始まって、時計回りに後ろまで、という形になったんですが、それまで全員が「○○年生、○○歳の○○です」と自己紹介してきたのに、なぜか最後のなっこは「比嘉奈菜子です」だけで済ませてどよめきが起こる。
それを、
吉田「45歳、吉田豪です」
と受けたのはさすが吉田豪だと思った。あと、年齢が同じなの初めて知ってちょっとビックリした。
吉田豪とはTパレ感謝祭で会ったことがあり、その時に少し話した、という流れから腕相撲の話をひとしきり。
キクチ「吉田さんはアイドルネッサンスさんにはどんな印象をお持ちですか?」
吉田「この前、ライブハウスの受付とかやってる人に聞いたんですけど、その人が信頼できるアイドルは、アイドルネッサンス、ハコイリムスメ、LaPomPonの3つしかいない、と言ってました」
と、いきなりぶっこんできて爆笑。
今回のトークは、学生が主催のイベントということもあり、事前に行われたアンケートを元にトークを進めていくスタイル。
アンケートテーマは、
「女子高生の聞いた、アイドルってどんなイメージ?」
というものでした。
最初の意見は、
「学校との両立が大変そう」
乃亜「テスト前とかはもう寝ない。寝ないことが趣味みたいになってる」
古宵「運動会って言うんですか?(たぶん体育祭と言いたかったのだと思う)、あれに出られなくて悔しかった。でも去年は出れました」
まいな「文化祭に出たくて高校に入ったのに、文化祭に出られなかった。でも準備が楽しかった!」
キクチ「準備だけでよかったんですか? 本番も行きたかったでしょう?」
まいな「でも、まいなのクラスの出し物、人気がなかったみたいだから本番いけなくてもよかったです!」
キクチ「人気がないって、なにをやったの?」
まいな「タピオカと、…タピオカです!」
会場爆笑。
茉凜「タピオカなんて高校生に人気あると思うけどなあ」
まいな「よくわかんないけど、人気なかったみたい。あ! 土曜日に10分だけ参加してタピオカ混ぜてきました! キャハハ!」
相変わらずのまいなちゃん節でした。
乃亜「修学旅行にはいけてよかったんですけど、問題があるんですよ」
キクチ「問題?」
乃亜「楽しいし気楽だからアイドルネッサンスであることを忘れちゃうじゃないですか。その結果、3日で3キロ太りました…」
茉凜「わかるー! ホントそれ! 私なんて食いしん坊キャラだから、クラスの子がみんな食べ物くれるんです。カツとか5人前くらい食べた。だからもう、最近は体重計乗ってません」
茉凜、ツッコミどころ多すぎだよ! 5人前は多いし、体重もちゃんと量れよ!
キクチ「とにかく皆さん両立は大変だけど、学校は楽しい、ってことでいいんでしょうかね」
ほぼ全員「楽しいです!」
吉田「表情が曇ってらっしゃる方がおひとりいらっしゃいますけどw」
キクチ「石野さん?」
理子「いや、友達とかできるのは嬉しいけど……学校って楽しいんですか? 勉強するために行くっていうか……友達ってなんですか?」
キクチ「そんな根本的なこと聞いてきちゃうw」
面倒くさい理子ちゃんの本領がこのあたりからだんだん発揮されてきます。
キクチ「吉田さんはどう思われます?」
吉田「勉強との両立が大変なのは聞きますよね。アイドルの中にはちょっとこの子大丈夫かなー、って子もいますからね。計算できないとか字が読めないとか」
理子「ハッハッハ!」(まいなとなっこを指差して)
まいな「なによう!」
キクチ「南端さんはあれですもんね、漢字とか読めないタイプの」
まいな「私は日本人なので、漢字とか読めなくても、あれ? ん? ま、とにかくそういうことです!」
まいな意味不明ww
キクチ「あれですかね、中国人だったら漢字読めないとダメだけど、日本語はひらがなカタカナがあるから、とかそういう感じですか?」
まいな「そう! そうです!」
そうじゃないでしょw
時間がないので次のテーマへ、ということで。次の意見は、
「曲が一緒に聞こえてしまう」(アイドル曲というだけで区別がつかない)
理子「アイドルネッサンスの場合は、いろんなジャンルの幅広い曲を歌っているからあんまり同じようには聴こえないと思う。でも、他のアイドルさんの曲とかだと、確かに「アレ? どの曲だっけ?」ということはよくある」
茉凜「私たちの場合は、違うからこそ憶えてもらえる、という利点はあると思う」
古宵「私たちが歌うからこそ、名曲がアイドルネッサンスの曲として聴こえるってことはあると思うから、そこは得してると思う」
菊池「新加入の二人とかはどう思いますか?」
ゆめか「私はこれまでアイドルさんの曲しか聴いてこなかったので、アイドルネッサンスと出会ってからいろんな曲を聴くようになりました」
すずか「自分は逆にアイドルさんの曲とかは聴いてこなかったけど、アイドルネッサンスはそれでも大丈夫だった」
キクチ「オリジナル曲への憧れとかはないんですか?」
理子「それは特にないんですけど、自己紹介ソング? 名前とかが歌詞に出てくるやつ、あれはいいなあ、と思う」
全員「わかるー!」
理子「それか、登場の時にかかる曲(overture)とか。他のアイドルさんとか見ててカッコイイと思います。何かの曲を適当にアレンジして作ってもらえないかな」
続いての意見は、
「自分(キャラ)を作ってそう」
理子「これはあれだ、皆さんが知りたい話ですよねw でもうちはみんなこのまんま素だと思います。ひとりを除いて」
全員がまいなちゃんを見る。
茉凜「あざといメンバーが約一名」
まいな「私も素です!」
キクチ「まだ誰も南端さんとは言ってないんだけどねw」
まいな「あ…でも素です!」
キクチ「素で「にゃあ」とか言っちゃうんだw」
まいな「それはあれです。素に「にゃあ」をプラスした程度って言うか」
理子ちゃんが半笑いでまいなちゃんを見る。
まいな「そんな目で見るな! もう! キライ!」
キクチ「イメージという点では、アイドルにはカラーイメージとかもありますよね。あれについてはどう思います?」
理子「嫌ですね。例えば私が緑だとするじゃないですか。そしたら緑のイメージがずっとついちゃうし、自分もそれを意識しちゃう」
キクチ「ゆめかさんはアイドルが好きだったわけで、自分もイメージカラーがほしかったりしないんですか?」
ゆめか「いりません!」
キクチ「もし、色があったら何色がいいですか?」
ゆめか「黄色!」
キクチ「それはどうして?」
ゆめか「明るい色だから!」
キクチ「あ、どこかのグループの黄色い人が好きだから、とか憧れて、とかではなく」
ゆめか「はい!」
某桃では黄押しの私はちょっとドキドキした。
キクチ「白い衣装っていうのは好きですか?」
全員「大好きです!」
まいな「白の方が舞台で映えると思う」
キクチ「でも、汚れが目立つ、とか」
全員「ああー」
理子「ありますあります。今日もボールペン落としてここが…(スカートを指差す)」
まいな「石野は本当にすぐ汚すよね」
理子「まいなに言われたくない!」
茉凜「その二人がダントツで汚します。ツートップです」
理子「なんでよ!」
まいな「その3分の2は石野です」
乃亜「ハッハッハ」
理子「笑ってるけどあらちゃんも今日汚してたから!」
乃亜「ええっ!?」
理子「ホラそこ!」
乃亜「…ホントだ、気づいてなかった…よく気づいたね」
こういうところがまさに素。
キクチ「新井さん、さすがにそこは気づきましょうw」
茉凜「今後はクリーニング代請求するっていう話も出てきてるんで、みんな本当に注意しようね。」
吉田「楽屋風景とかも動画であれだけ撮られてるしね」
茉凜「ですね。最初のうちは気にしてたけど、今は撮られてること忘れちゃう」
まいな「最初は嫌だった。「撮らないで!」とかしてました」
キクチ「南端さんが?」
まいな「石野です。「やめて! 撮らないで」って」
キクチ「石野さんは撮られるのが嫌だったの?」
理子「こんなものを撮ってどうするんだ、っていう。見せてはいけないものを見せてしまうんじゃないかと…」
キクチ「いやいやw」
理子「みなさん、カワイイとか言いますけど、そんなことないです。っていうかどうせ他の子にもカワイイって言うじゃないですか。「カワイイ」って言葉はそんな軽々しく言うもんじゃない!」
理子ちゃんの名言キタコレ。
理子「カワイイってなんですか?」
キクチ「またその定義からですか?w」
理子「ああー! また変なこと言っちゃった! みなさんに怪しいキャラだと思われそう…」
キクチ「皆さんとっくに気づいてらっしゃると思いますけどね」
理子「そうなんですか!?」
ここでメッチャ理子ちゃんに睨まれたけど、そっと目を逸らした…。
まいな「石野はネガティブキャラなんで」
理子「最近はポジティブになってきました!」
キクチ「どの辺がですか?w」
理子「茉凜に聞いてください。昔から茉凜にはダメ出しくらいまくってたんですけど、最近はあまり言われない」
茉凜「ホント面倒くさくて、なんですぐにそういうこと言うの? なんでそんな風に考えちゃうの? ってしょっちゅう言ってました」
古宵「メンバーも昔は正直ムカついてました」
古宵ちゃんからの爆弾発言キター!!
前編はここまで。
セットリスト
1. トラベラーズ・ハイ
2. 17才
3. 金曜日のおはよう
4. 君の知らない物語
諸情報
- チケット:2,500円
- 座席:着座(ステージ前、整理番号1番)
- お見送り会:乃亜ちゃん、ゆめかちゃん、奈菜子ちゃん、まいなちゃん、理子ちゃん、古宵ちゃん、珠々華ちゃん、茉凜ちゃん
その他所感
後編で書きます。