アイドル現場の前説をナイツっぽい漫才にしてみた
コロナ騒動のせいで現場がなく、あまりに暇だったので、アイドル現場で通常よく聞く前説(諸注意)を漫才風にしてみた、の第二弾。
ナイツの漫才を下地にしたので、そのつもりで読んでみていただければ。
ツ:ツッコミ、ボ:ボケ
ボ「最近あれですね、世の中が乱れてますね」
ツ「そうですか?」
ボ「やれパワハラだとか指原だとか」
ツ「それを言うならセクハラね。さっしーは別に悪くない」
ボ「やっぱりみんなルールは守らなきゃいけないと思うんですよ」
ツ「確かに」
ボ「今日もね、来る途中ノロノロ運転してる人がいたから後ろから煽ってやりましたよ」
ツ「コラコラ。まず君がルール守りなさいよ」
ボ「前の車、盛り上がってるかーい!」
ツ「それは煽り違い!」
ボ「だからね、今からライブの注意事項をみなさんに説明しようかと」
ツ「いいですね。みなさんにもね、ルールを守ってライブを楽しんでいただきたいですし。それで、どんな注意事項があるんですか?」
ボ「任せてください。ばっちりヤホーで調べてきました」
ツ「ヤフーね、それを言うなら」
ボ「まず、カメラ、スマートフォンによる撮影・録画・ロックオンは禁止とさせていただきます」
ツ「録音ね。なんでそこで狙い定めちゃうかな」
ボ「過度なシャンプーリンス」
ツ「ジャンプね。ここで頭洗われても困りますから」
ボ「コンディショナー」
ツ「まだ足すか」
ボ「ガイア、オルテガ、マッシュなどの危険なジェットストリームアタック」
ツ「黒い三連星か! モッシュ、ダイブ、リフトなどの危険な行為ね」
ボ「それですそれです」
ツ「若い人には通じないネタだよ」
ボ「いいんですよ。どうせアイドル現場なんてオッサンしかいないんだから」
ツ「しれっと真実を言わない!」
ボ「以上のような行為が発見された場合は」
ツ「どうなっちゃうんですか?」
ボ「発券手数料108円がかかります」
ツ「イープラスかよ! ご退場いただく場合がございますでしょ!」
ボ「それから、ライブ中のコールドストーンのアイスについてですが」
ツ「……コールアンドレスポンスね。一瞬考えちゃったよ」
ボ「アイドルが煽ってきても、ドライブレコーダーでの撮影も禁止です」
ツ「うまくないわ」
ボ「ではライブが始まるまであと小一時間ほどお待ちください」
ツ「長いよ!」
オチが弱かったことは自覚している…。
アイドル現場の前説をサンドウィッチマンっぽい漫才にしてみた
コロナ騒動のせいで現場がなく、あまりに暇だったので、アイドル現場で通常よく聞く前説(諸注意)を漫才風にしてみた、というだけのものです。
サンドウィッチマンの漫才を下地にしたので、そのつもりで読んでみていただければ。
ツ:ツッコミ、ボ:ボケ
ボ「さっきマネージャーに開演前に焼酎一気しろって言われたんだけど」
ツ「焼酎一気? なんでまた」
ボ「お客さんに写真撮影はダメよ、とか注意するやつ」
ツ「諸注意な。なんで焼酎一気と聞き間違えるんだよ」
ボ「とりあえず原稿書いてきたから聞いてくれる?」
ツ「わかったよ」
ボ「拝啓 新緑も眩しくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか」
ツ「手紙かよ」
ボ「私はそれなりに元気にやっています」
ツ「だから手紙かよ。しかもそれなりかよ」
ボ「開演に逆立ちしまして」
ツ「先立ちましてな。逆立ちしたら大変なことになる」
ボ「皆様にひとつお願いがあります」
ツ「ようやく本題に入ったな」
ボ「ひとつ? いや二つ? 三つ? いくつ?」
ツ「知らねえよ! さっさと本題に入れよ!」
ボ「公演中の写真撮影、ビデオ撮影、録音行為は禁止となっております」
ツ「そうだね。勝手にSNSとかに投稿されると困っちゃうからね」
ボ「ただし手書きはOK」
ツ「するやついねえだろ。裁判所かよ」
ボ「裁判所じゃありませんよ。ライブハウスですよ」
ツ「わかってるよ! いいから先行け」
ボ「過度な連続ジャンプは」
ツ「あー困りますね」
ボ「なんでダメなの?」
ツ「質問かよ! アレだろ、後ろの人が見にくくなっちゃうからだろ」
ボ「エッ!? 連続ジャンプすると後ろの人がブサイクになっちゃうんですか?」
ツ「その醜くじゃねえよ」
ボ「どんな魔術? マサイ族の魔術?」
ツ「だから違うって言ってんだろ! 見づらくなるだろ!」
ボ「ズラになるからブサイクになっちゃうんですか? マサイ族こわっ!」
ツ「違うわ! ズラの人とマサイ族に謝れ! とにかく過度なジャンプは禁止! いいから先行け」
ボ「ウィッシュ・ダイブ・リフトなどの危険な行為はおやめください」
ツ「DAIGOかよ。モッシュな」
ボ「葬式じゃありませんよ」
ツ「誰が喪主って言ったんだよ! モッシュだよ!」
ボ「以上の行為を守って、ダイブをお楽しみください」
ツ「ダイブは禁止って今言ったばかりだろ! ライブだろ、楽しむのは」
ボ「ちょっと何言ってるかわかんないですけど」
ツ「なんでわかんねえんだよ!」
ボ「以上の行為を守って、ライブをお楽しみください」
ツ「そうそう」
ボ「草々じゃありませんよ」
ツ「なんでだよ」
ボ「拝啓で始めたから敬具で終わらないと」
ツ「だから手紙かよ。しかも律儀かよ」
ボ「追伸」
ツ「まだなんかあるの?」
ボ「ここでクイズです」
ツ「いきなりすぎるだろ」
ボ「皆様へのお願いは全部でいくつ?」
ツ「知らねえわ!」
以上、お粗末様でした。
次回はナイツっぽくしてみる予定。
フルポケ 宇敷陽南の「ありがとう!」
Fullfull Pocketが毎週木曜日深夜(金曜0時)からレギュラーでお送りしているFM FUJIのラジオ番組「Mスパ」こと「Music Spice!」。
昨晩(2020/03/05)の放送では、フルポケ公式サイトのメンバープロフィールが2年経って古くなり、変えたい内容はある?というトークが展開された。
その中で、ひなちゃんこと宇敷陽南ちゃんが、
「好きな言葉、『ありがとう!』ってもっとちゃんと考えればよかった」
と話していたわけだが、これに対してメンバーからもリスナーからも、
「ひなちゃんらしくていいと思う」
「ひなちゃんといえばありがとう」
という言葉がたくさん上がっていた。
私もそれに大いに賛同する。
ひなちゃんといえば「ありがとう!」。
私自身その言葉を常日頃感じていることもあり、今日はひなちゃんの「ありがとう!」について、書き残しておこう、という気持ちになった。
フルポケは特典会の際に2shotチェキにサインのみか、+1kしてメンバーからのメッセージを追加で書いてもらうかを選べるレギュレーションになっている。
*1
チェキ撮影の前後に、スタッフからメンバーへサインのみかメッセージ付きかを伝えられる形だ。
ひなちゃんはスタッフから「メッセージです」と伝えられる度に、
「メッセージ! ありがとう!」
と、ほぼ必ず言ってくれる。
私はひなちゃん推しになってからのこの2年間、メッセージ付きがレギュレーションにある時(サインのみの時もある)には、ほぼ必ずメッセージ付きを選んで書いてもらっている。
それでも毎回ひなちゃんは、
「メッセージ! ありがとう!」
と、言ってくれるのだ。
それも、さも初めてかのように。
2年間、60回か70回くらいひなちゃんとメッセージ付きチェキを撮っているが、今でも、ほぼ毎回この言葉をひなちゃんは繰り返す。
私が毎回メッセージ付きを選ぶことをひなちゃんもわかっているはず。
いや、もしかしたら気づいていないという可能性も微レ存ではあるが、それでも彼女は「メッセージ付きを選んでくれたこと」に対する感謝を毎回伝えてくれるのです。
というか、私がサインのみを選んだことがないので知らないだけかもしれないけど、サインのみだとしても、「サイン! ありがとう!」の言葉があるのかもしれない。
このことは、宇敷陽南というアイドルは感謝の気持ちを常に忘れない、ということを非常にわかりやすく明示してくれる行動だと思うのです。
チェキを撮りに来てくれること、そこでサインやメッセージを追加で選んでくれること、アイドルを続けて、特典会を何度も、何十回も経験してくれば当たり前になっていく、そのことに対して、彼女は常にそのありがたさを忘れない。
もちろん、フルポケの他のメンバーも、その他のアイドルも、オタクへの感謝の気持ちを持っているし、それを色んな形で伝えてもくれます。
むしろ、会う回数が多くなったり、期間が長くなったりする中で、関係性が変わったりもするわけで、感謝の気持ちの伝え方も様々に変わっていくことの方が多い。
だけど、ひなちゃんは、出会ってからずっと、今でも最初と変わらず、
「メッセージ! ありがとう!」
という言葉をオタクに伝えるのです。
「いつもありがとう」でもなく、それ以外の言葉や態度でもなく、いつでもまるで初めてかのように繰り返されるその言葉。
不器用なのかもしれないし、関係性を変えていくことが苦手なのかもしれないとも思うけれど、毎回同じ言葉で愚直なままに「ありがとう」という言葉で感謝の気持ちを伝えてくれる、それを続けてくれる宇敷陽南という存在に、私は信頼を置いています。
コロナウイルスの影響でライブも特典会も開催されるのかどうかが不明な状況にはなっていますが、もしフルポケのライブや特典会にこの先参加することがあるなら、ぜひ宇敷陽南と一緒にチェキを撮って、できうるならばメッセージ付きを選んでもらいたい。
そうすればきっと、ひなちゃんの、
「メッセージ! ありがとう!」
という言葉を聞けると思いますし、その言葉と表情でメッセージ付きを選んでよかった、と思えるはず。
*1:チェキ撮影のみ、という場合もある
武藤彩未 Live 〜A.Y.M.Night〜 一日目
離れていたって すぐそばにいるよ
瞳を閉じれば きっとわかる
明日会えるのに さみしくなるのは 恋をしたしるし
君も見てるの? 流れ星が降り注ぐ宙武藤彩未『宙』
3年と3ヶ月。
2015年12月23日の赤坂ブリッツでの活動休止公演からの歳月。
長かった。
それでも彩未さんは帰ってきてくれました。
落選祭りとなった昨年12月の3年ぶりの復帰公演には当然のように落選したので、私が彩未さんに再び会うまでに3年と3ヶ月がかかった。
会場前では久々に会う友人もいて、みな一様に彩未さんとの再会を待ちわびて目を輝かせていました。
勝手知ったるヤマハ銀座ということもあり、110番台という番号なら前に行くより後ろでセノビーという法則に従い、やや下手側の一番後ろへ。
そこでも友人を介して久々の彩未さんを楽しみにする方々と話をしながら開演を待つ。
何分か後には彩未さんが我々の目の前に現れる。
それだけで笑顔が溢れる感じで、こんなにも開演までの時間が楽しいのも不思議な気分でした。
やがてライトが落ち、バンドメンバーが登場。
おもむろに奏で始めたそのイントロは間違いようもなく、あの曲。
大好きなその曲のイントロが聞こえてきただけで涙が溢れそうになりましたが、まだ彩未さんは出てきていない。
彩未さんの姿をしっかりと目に焼き付けたい、その気持ちだけで涙を我慢。
そして、彩未さんがステージへ。
オフショルの黒いドレス、一見大人っぽいその姿に一瞬ドキリとさせられる。
私の目の前に彩未さんが立っている。
歌っている。
それだけでもう涙が再び溢れそうになる。
でも、この曲は絶対に一瞬たりとも見逃すこと、聞き逃すことがあってはならない。
その気持ちで、かつてのように地蔵のままひたすら彩未さんを見つめ続けて聴いたその曲は『宙』。
この曲を、また生で聴く日がくるとは。
素晴らしかった。
この一曲が3年と3ヶ月という月日の長さや距離を一気に消し去ってくれました。
かつてと同じバンド編成とはいえ、ややbpmを落としミディアムなテンポで歌われる『時間というWonderland』。
そのせいか、歌い方もかつてより艶のある大人っぽい歌い方になり、ビブラートも多め。
衣装も相俟って大人びた感じを漂わせる彩未さん。
しかし、2曲を歌ってMCに入ると、あの頃のままの彩未さんがそこに現れました。
彩未「緊張するー。いや、楽しんではいるのよ。でも緊張するー」
と、くだけた口調で観客を笑わせ、いつものようにオバチャンのように手首をヒョイと動かすあの仕草。
そして、なによりもあの笑顔。
変わらない、あの頃と同じ彩未さんがそこにいました。
続けてのカバー曲は、彩未さんの持ち歌といっても過言ではない松田聖子の曲から2曲。
そして3曲目のイントロを聴いた時、あまりの驚きで胸がいっぱいになってしまった。
原田知世さんの『天国にいちばん近い島』。
中学生の時から原田知世さんのファンになり、今日まで来た私としては、彩未さんが原田知世さんの曲をカバーしてくれるというだけで奇跡。
しかも、色々あって今では知世さんの現場でもなかなか聞くことができない*1『天国にいちばん近い島』。
再び地蔵の時。
MCでは、松田聖子曲といえども「B面曲が好きだから皆さんあまり知らないかな?」と言っていましたが、『ボン・ボヤージュ』は『Rockn' Rouge』のB面だったからさすがに知ってたなあ。
長く結んだ髪を「つ・け・毛」と茶目っ気たっぷりに自慢し、長い髪は好きかどうかを観客に聞き、思いのほか女子受けが良かったことで、
彩未「決めた! 伸ばします!」
と宣言。
気が短いからいつも我慢できなくて切っちゃうけど、頑張る! と彩未さんらしい宣言の仕方でした。
続いても「大好きなアーティストのカバー」ということで、川嶋あいの『カケラ』。
そして、『永遠と瞬間』。ああもう、この曲も大好きだ…。
「二年間も留学してたのに、英語の曲をまだ歌ってないことに気づいた」という言葉からの、Jackson5『I want you back』をカバー。
「武藤の英語、イマイチだな、とかつぶやいたら許さない」と言っていたけど、彩未さん、歌になればなんでもこなしちゃうからw
外国人の観客に向かっても英語で会話。
彩未「なんでここに外国人がいるのか凄く気になって」
と話す英語はややあやしい出来でしたが(彩未さんゴメンなさい)、ひとしきりの会話の後で、
彩未「Do you know BABY-METAL?」
観客「Yes.」
彩未「OK. I see.」
のやりとりには笑わせてもらいましたし、外国人の観客相手にしてもちゃんとジョークで回せるところが素晴らしい。
英語曲が終わって一安心したのか、次の『Seventeen』では、まさかの歌い出しの入りをミス。
その影響で歌詞も間違えて、結局途中で止めてのやり直し。
これもまた、かつての渋公での『A.Y.M.』やツアーでの歌詞飛びを思い出させてくれて、懐かしかった。
悔やむ彩未さんの姿も変わってなかったなあ。
観客に歌詞を確認したり(わかってやってると思うけど)、そういうところの如才なさも相変わらずでした。
ようやくここで「ア・ヤ・ミ!」コールできたのも楽しかった。
続いての『Daydreamin'』もかつては苦労した一曲でしたが、曲はしっかりと歌いきってくれましたね。
そのままの流れで『パラレルワールド』『彩りの夏』とこの頃にはもう、3年と3ヶ月のブランクとか自分もまったく意識していませんでした。
ただひたすらに彩未さんのライブが楽しくて、彩未さんの笑顔が眩しくて、会場が一体になっていた気がします。
ヤマハ銀座はステージの高さが可変式なので、今回は80センチにしてもらった、という説明からの、
彩未「だから今、私の身長は230センチ!」
とドヤ顔する彩未さんが可愛すぎる…。
本編ラストは『明日の風』でしっとりと。
アンコールの着替えもあるから、サササっとはけていく彩未さんの姿も懐かしい。
アンコールの衣装は今回発売しているTシャツ。
昔みたいにTシャツアレンジしたりしてるかな、と思ったけどそれはなかったみたい。
今回は徹底して黒にこだわってきましたね。
そしてここでまたサプライズ。
3月は卒業式のシーズンだから、という理由で用意してきた曲がまさかね…。
彩未「あの頃は3人で歌ってたから歌えるかなー。小学6年生だったからキーも高いんですよ」
という曲フリから来たのが可憐Girl'sの『Bye! Bye! Bye!』ですよ。
初めて生で聴いたわ。
ラストは『A.Y.M.』。
『Seventeen』の歌詞飛びのこともあり、ちょっと笑いが起こりましたが、これは杞憂でした。
ここでも再び「ア・ヤ・ミ!」コールできて嬉しかった。
「AYM」の振りも懐かしかったなあ。
3年と3ヶ月の時を経て、ようやく彩未さんが歌う姿をこの目で見れた、ということだけで本当に最高の一日でした。
でも、それ以上に嬉しかったのは、次のライブが4月26日に決まっている、ということ。
先が見えず、次はいつまで待てばいいのかわからないのとは違い、また2ヵ月後には彩未さんに会える。彩未さんの歌が聴ける。
そんな幸せがある、というそれこそが最高に嬉しかった。
(まあ厳密にはヤマハ銀座は2daysなので翌日もライブはあるわけですが、自分は落選したんでね)
本来ならば4月29日(彩未さんの誕生日)にライブしたかったけど、GWで会場がどこも空いていなかった、という内情までバラす彩未さんw
まあ、かつては毎年誕生日にライブしていたわけですからね。
それでも、次に会えることが彩未さんの口から直接聞けるのは、本当に嬉しかったです。
おかえりなさい、彩未さん。
セットリスト
1. 宙
2. 時間というWonderland
<MC>
3. 流星ナイト(松田聖子カバー)
4. ボン・ボヤージュ(松田聖子カバー)
5. 天国にいちばん近い島(原田知世カバー)
<MC>
6. カケラ(川嶋あいカバー)
7. 永遠と瞬間
<MC>
8. I want you back.(Jackson5 カバー)
9. Seventeen ※歌い直し
10. Daydreamin'
<MC>
11. パラレルワールド
12. 彩りの夏
13. 明日の風
<アンコール>
14. Bye! Bye! Bye!(可憐Girl's)
15. A.Y.M.
基本情報
諸情報
- チケット:4,000円(整理番号110番台)
- 座席:オールスタンディング(最後列下手側)
その他所感
バンド編成でのライブってのは、実はオケが用意できない、ということもあると思う。
友人の伝で手伝ってもらっているバンドだし、物販も幼馴染がやっている、ということなので事務所には入ってないのは間違いないんだろう。
ダンスがなかったのも、振り付けが権利的に縛られているのかもしれない。
正直、踊る彩未さんも見たいんですよね。
唯一不満を挙げるとしたらそこだったかな(不満というと大袈裟だけど)。
いつかはその辺がクリアされて、歌い踊る彩未さんが見れるといいな、と思います。
そして、nishi-kenさんたちと一緒にステージに立つ日が来たら、それは本当に最高だし、完全なる彩未さんの帰還になるんじゃないかな。
今は彩未さんに会えることだけでも楽しみだから、焦らずじっくりとその日を待ちたいと思います。
「お帰りの際にお渡しするAYAMEDIAに書いてあるから見てみてくださいね」
— shaka (@kleza) 2019年2月27日
という彩未さんの言葉がまた聞けて、こうしてAYAMEDIAを手にすることができるなんてなあ…
生きてて良かったよ。 pic.twitter.com/LsDeEKcHgZ
*1:知世さんは現在かつての角川所属時代の曲はほとんど歌わない
2018年私的アイドル楽曲大賞
1位:『夜明けBrand New Days Farewell and beginning』ベイビーレイズJAPAN
ベイビーレイズJAPAN「夜明けBrand New Days(farewell and beginning)」【MV】
今年はもうこれしか思いつかなかった。
JAPANになってからの第1弾シングル『栄光サンライズ』のカップリングだったこの曲がここまで育つなんて誰が予想しただろう。
もはやベビレの枠を飛び越えてアイドル楽曲のアンセムにまで成長したこの一曲をあらためてレコーディングして、解散と同時に配信とはいえリリースしてくれたことに感謝。
「夢見てたステージも想い出に変わってく」
この歌詞を今ほど痛切に感じていることはない。
夜明けBrand New Days (farewell and beginning)
- アーティスト: ベイビーレイズJAPAN
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2018/09/26
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
2位:『真昼の花火』Fullfull Pocket
この曲がなければ今年はもっともっといろんな現場を彷徨うことになっただろう。
この曲に出会えたから、フルポケ現場に通おうと思えたし、夏が越せると思ったものです。
今時切ない片想いの歌詞が聴けるアイドル現場が貴重ってのもどうかと思うんですが、等身大かつ映像が思い浮かぶ素敵な歌詞とメロディは本当に素晴らしい。
正直これでMV作って欲しかった。
この曲が収録されたミニアルバム『Pop Classic』は捨て曲一切なし。
同じく収録されている『moment』とこちらの曲のどちらをベストに入れるか悩みましたが、迷いを振り切ってくれた一曲ということで『真昼の花火』にしてみました。
3位:『ウソ』まなみのりさ
かつての楽曲を全て封印されて、正直楽曲的には自分の中でなんというか微妙な気持ちになっていたのも事実。
そんな中でリリースされたこの『ウソ』と『knock』の2曲が新生まなみのりさを代表する曲になったと個人的には思っています。
どちらも好きだけど、『ウソ』に関してはイントロからアウトロまでに練りこまれた様々な音色や構成がとにかく素晴らしくて、スケール感がとにかく素晴らしい。
まなみのりさの三人の歌声を魅せるに相応しい一曲であり、そういう話題には全然ならないけどアイドルソングとしてはかなりエッジの効いた曲になっていると思います。
先日のアコースティックライブでのアレンジもメチャメチャ良かったのでいつかオーケストラバージョンとか作って欲しい。とにかくストリングス入れてくれれば最高点出します。
4位:『リンドバーグ』桜エビ~ず
姉さんグループ同様、楽曲はスタダの中でも群を抜いて良曲なものが多い桜エビ~ずですが、その分スタダオタにはなかなか受けない、という部分はありつつも個人的にはスタダ妹分グループでは一番好き。
そしてこの曲は楽曲構成としては凄くシンプルなのにシンプルさゆえの強さがありました。
ピコピコ感溢れるアレンジなのに浮いた感じよりもまっすぐにメッセージ性が伝わってくるのはスタダならではだなあ、と。
そこまで届いた桜エビ~ずの成長もあってこその一曲ですね。
柳♡箱(RYUTistとハコイリ♡ムスメ) - ともだち【Official Video】
昨年末に発表されて、年末と年明けの合同ライブやリリイベがあったわけですが遠い昔のことのようです。
少なくともハコムスに関してはそこから怒涛のような変化がありました。
ペンギンレコーズのレーベルメイト同士、代表の南波さんがプロデュースってことで、両者のいいところをギュッと詰めてくれた。
ロコドルとしてのRYUTistと東京をメインに活動するハコイリムスメの関係性が遠距離恋愛にも似た友情というテーマに置き換わることでオタクの心を揺さぶるというまさしく南波さんならではの歌詞。
とにかく無条件に可愛く、無条件に萌え萌えできる無敵のアイドル楽曲。
ハコムスの『なかよし』から続けて聴くと間違いなく泣いてしまいます。
6位:『TOKYO WONDER GIRL』つりビット
【公式】つりビット『TOKYO WONDER GIRL』MV Full ver.
『Get Ready Get a Chance』以降、つりビットが色濃さを強めてきたシティポップの集大成。
曲調だけでなく衣装も含めて(ていうかタイトルまでが)東京女子流を想起させるが、そのことが逆に、つりビットが遂にそういうスタイルを表現できるところまで来たんだなあ、と思わせてくれて、個人的にはすごく嬉しかった。
ダンスに関してもこれまでのつりビットとはやや違って、「しな」を作るような動きが増えて、より大人っぽくなり、さらに決めのポーズもビシッと決めるというよりも、ゆとりを持って余裕すら感じさせるのがとてもいい。
とか何とか書いてるけど解散発表ショックからは未だ抜け出せずにいる…
7位:『Don't be afraid』kolme
ハッキリ申し上げるとkolme運営はライブ動画をもっと上げるべき。この曲についても動画はないのが本当に残念。
ちゃんとした楽曲派の方たちは『Hello No Buddy』の方を挙げると思いますが、私としてはこの曲の楽しさが大好きなのでこちらを挙げます。
『Step by step』『My affection』などに続く、kolmeのアゲ曲であり、イントロ早々から全員でジャンプできる楽しさ。
るーちゃんの伸びやかな歌声が楽しめるし、kolmeがひとつ得意とするコミカルかつおしゃれなダンスも楽しむことができる一曲。
もう一回言うけどkolme運営は早くこの曲のライブ動画を上げるべき。会場全体で楽しんでる感じが伝われば、もっと現場に足を運んでくれる人も増えると思うけどなあ。
8位:『Jubilee』amiinA
amiinAもいい曲がたくさん出たのでどれを挙げるか悩みましたが、ライブでの楽しさと、amiinAにしか出せない広がり感を感じることができる一曲ということでこちらを。amiinAにしてはわかりやすくキャッチーなのも個人的には評価したい。
ライブでamiinAの二人と観客が向き合って手を伸ばしあう姿はエモすぎるし、サビでの二人の力強いダンスも好きだ。
TIFのSKY STAGEでの『Jubilee』は今年の最熱現場のひとつだった。
9位:『スタンドアロン・コンプレックス』わーすた
【新曲初披露】わーすた / スタンドアロン・コンプレックス (3rd Anniversary LIVE)
気がつけばわーすた現場に通うこともなくなってしまい、すっか縁遠いグループになってしまっていてアルバム中の一曲であるこの曲をようやく聴いたのも夏のフェスでした。
わーすた本来のツインボーカルの形を明確化し、マイクを持つのはなっちゅんとるかちゃんのみ。この曲がこれまでと違うのは、はーちんみりちゃんりりーの三人がこの曲のためだけにあつらえた大きな羽根を持って踊る、ということ。
このことによってボーカル二人は歌うことに集中でき、そして歌詞の世界観をダンサー3人がより鮮明に表現することが可能になったおかげで曲としての凄みが増している。
わーすたはお遊びめいた曲が多い中で、突然こういう曲をぶっこんでくるから油断できないし、「振り付けとしてのダンス」ではなく、「表現としてのダンス」がアイドル楽曲の中でぶちこまれたことでも評価したい一曲。
10位:『星降る夜、君とダンスを』tipToe.
tipToe. - 星降る夜、君とダンスを (20180818 Live at SHIBUYA WWW)
そりゃまあ普通なら『blue moon,』とか『ナイトウォーク』や『thirdShoes.』挙げるんじゃないの、とは思いますし、自分も好きではあるんですが、やっぱりライブでの楽しさを体感しちゃうとこの曲を挙げたくなる。
番外:『changes』アイドルネッサンス
【「changes」2018.2.24ライブ映像(初披露)】アイドルネッサンス
自分が一番夢中になったグループが最後に音源化した一曲、というだけで意味がある一曲ではあるのですが、この曲への不満というよりも、音源化されるならもっともっといろいろあったはずだろう、という想いがどうしても消えず、ランキングからは外すことにしました。
解散ライブで初披露された、という点でエモさは頂点級なのですが、逆にいえば何度も聴いた想い出が思い入れが深い曲、ではないというのもあります。
石野理子のボーカルを温存し温存し、大サビでようやく爆発させる、という構成や、振り付けがメンバーのなっこであるということも含めてエモさがとにかく強い一曲ではあるのですが、たぶんそれらはアイドルネッサンスのオタクにしか通じない部分でもあるんですよね。
個人的にはBase Ball Bearの曲の中で一番最初に知ったこの曲を、アイドルネッサンスが最後の曲として歌うことも含めて、なんというか出来すぎなストーリーだなと感じていました。
そんなわけで、ベストアルバムはアイドルネッサンスの『アイドルネッサンス』です。
アイドルネッサンスの音源化された曲全てをまとめたこのアルバム、おそらくこの曲たち以上にライブで聴くことになる曲たちは他にないし、一曲一曲にとんでもなくたくさんの思い出があります。
でももっともっと音源化して、いつまでも聴くことができるようにしてほしい曲たちがたくさんあった。
そうしたもどかしさも込みで、このアルバムは忘れられない一枚になると思います。