モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

ミライスカート はんなり定期公演「宜しくお頼申しますぅ。」vol.2

基本情報

  • アイドル名:ミライスカート(児島真理奈、相谷麗菜、林奈緒美、橋本珠菜)
  • 日時:2016年5月16日(月) 18:30開場 19:00開演
  • 会場:AKIBAカルチャーズ劇場

感想

前回の定期公演初回から約一ヶ月。(前回の感想はこちら↓)

それまで頑なに会うのを我慢していたのに、前回その箍が外れた身としては、この一ヶ月間の会えない時間はなかなかに辛いものがあった。

しかもその間、ミラスカ自身は大阪でのワンマンライブやらバスツアーなどを開催しており、情報だけはやたらと入ってくる。
特にワンマンでのなっちゃんの発言なんかは寝耳に水だったりしたので、もやもやは募るばかり。

てな感じで迎えた定期公演第2回でした。

前回のような神番は来なかったものの、整理番号は30番台で運良く上手側の前から2列目、バミリ1番ゼロズレに座ることができた。
このことがまた素晴らしい結果というかなんというかもはや抜けられなくなった包囲網を生み出すことになるとはこの時点では気づいていなかったといったら嘘になるよな実際にレス欲しさでここ座ったわけだしw

座席についてしばらくすると、カルチャーズの画面になっちゃんのどアップが映し出される。
「待ち時間することなくて暇やろ? なので今回はこの時間を使って京都を案内します」
ということで、なっちゃんによる京都案内動画が流される。
こういう試みは初めて見た。
おかげでドリンク交換に立とうとするも画面に釘付け。ほぼ全員そうだった。これもカルチャーズでは珍しい光景だったなあ。

7/10の渋谷O-nestでのワンマンにかけて、「710円で京都を楽しむ」というテーマで今回は錦市場なっちゃんがご案内。
前回の定期公演でなっちゃんの喋りの面白さ(間も含めて)は知っていたので、今回も楽しく拝見させていただいた。
710円でできることはたかが知れてるとはいえ、そこはそれ、なっちゃんが、
「ここはおばあちゃんと良く来た」
「これはれいにゃんと一緒に食べた」
なとど軽妙なトークで繋いでくれる。

結局今回の710円の内訳は、

でした。
この試みは今後も続けたい、他のメンバーもやるかも、と動画の中でなっちゃんが締めくくっていたので、期待です。
っていうか、普通に私服で京都を歩くなっちゃん可愛すぎ。

さらに席が近くだったルネとも(笑)から、「この動画なっちゃんが作ってる」と聞いてまたビックリ。
ベビレの愛夏っちゃんといい、最近はアイドル自身が手掛ける編集動画多いなー、っていうかクオリティ高いな!

そんな感じで待ち時間もまったく飽きることなくあっという間に5分前。
ここで影ナレが入り、今日はとにかくライブ!という宣言。
宣言からはライブを楽しもうという強い気持ちが伝わってきましたが、締め方がズルズルだったのはご愛嬌ですねw

そしてovertureからメンバー入場。
あれ? この衣装なんか既視感が…と思ったのですが、それは後でわかりました。

1曲目は『メグリメグル』。
実は会えない一ヶ月の間、それなりにYouTube動画漁ったりして、この曲の「Wow wo wo Wow wo wo」の部分を一緒に歌いたいから、次の定期でやらないかなー、とか思っていたので、いきなりこれがきてメッチャ嬉しかった。
ええ、声を出すことだけは得意ですw

続いて『未来ノート』。
この曲も前回聴けなかったので聴きたかったから、この時点で「あ、今日はもう自分的には満足なセトリだな」と思っていました。

そろそろMC入って自己紹介かな、と思っていたんだけど、なんと曲の途中であっさりと名前だけ紹介して自己紹介が終わった。
そして一度踏み込んだアクセルが緩むことはなく、そのまま『千年少女』へ。
その後も結局6曲を怒涛の勢いでノンストップ披露。
もうね、この時点でぶっちゃけ相当楽しかった。

7曲目の『鉄則Aライン』入る前に、音楽はかかったまま簡単なMCと水休憩が入って、結局一度も音楽は止まることなく8曲ノンストップの披露となりました。

ノンストップ自体はアイドルネッサンスで慣れてたこともあるんだけど、それをミラスカで見るとは思っていなかったので正直ビックリ。
それもワンマン明けて最初のまともなライブだったと思うんですけど、そこでそれを持ってくることにもビックリ。
今日からは背景のスクリーンでVJが流されるようになったことも含め、とにかく勢いをそのまま最後まで繋げていこう、という気持ちが強く伝わってきました。
そして、その試みは成功して、少なくとも私は一度も勢いを殺がれることなく、右肩上がりで楽しみが上昇続けました。最高に楽しかった。
セトリもアゲセトリで、「はんなり」といいつつも今回ばかりはカルチャーズ劇場を熱くする、という決意のようなものも感じられましたね。

前回は関東での定期公演初回ということもあり緊張していたはずなのに、それでも会場への目配りを忘れず、レスもバンバンだった。
それが、むしろ2度目の今回の方がステージングへの集中が感じられたのも興味深かったし、良かった。
まあそれでも、ちゃんと目線でのレスは忘れないところがさすがだな、とは思いましたがw

バミリ上手1番ゼロズレはれいにゃんとバチコンで視線が合う(今日のセトリだと)ことが多くて、途中からは明らかにれいにゃんも「この人、私推しかしら?」という意識を持って見にきてたと思います。
心臓5回くらい撃ち抜かれた…。

前回の定期公演以来、れいにゃんとなっちゃんの間で激しく揺れ動く乙女心、ではなくKSDD心なんですが、この日もそれは変わらず、れいにゃなっちゃんなっちゃんれいにゃれいにゃなっちゃんとせせこましく視線を動かしておりました。
しかし、そんな中でもまりちゃんやじゅなながゼロズレの位置で「ニコッ」と笑いかけてくれる瞬間があり、「Oh…」と声に出さずにはいられなかった…。まりちゃんのデコ出し反則だろ…。あと、じゅななはあまりにも罪悪感なく目線ぶつけてくるからこっちがなぜか罪悪感持っちゃう。あんなまん丸な目でまっすぐ見つめられたらヤバイっての。

とか考えつつも、とにかく楽しい時間があっという間に過ぎていき、本編ラストは『ナモナイオト』で、これも今日絶対に聞きたいと思っていたので本当にいうことなしのセトリだった。

アンコールに応えて登場した4人がようやく自己紹介、といっても今回もまた名前だけの簡単なもの。
そして、この東京での定期公演という場では「攻め」の姿勢を貫きたい、という言葉。
ミスを恐れず、とにかく攻める。今回の8曲連続も東京では初めてだったから死にそうだった、と笑顔で話すメンバー。
それを見ることができて嬉しかったし、今後の公演でもきっと色々なことに挑戦してくれそうだな、という期待感も高まる。

「いい」ライブを見ることも好きだけど、多少の失敗があっても挑戦する姿勢を見せてくれるライブは、特にこの規模ではとても大切。
その時だけの充足感、満足感だけでなく、その次への期待感がないとお客さんは増えていかないからね。
そういうことも含めて今日のライブでは感じることができてとても満足でした。

ろくに汗も拭かずにアンコールの舞台に出てきた4人はまだ息も上がっていて、汗もひかぬまま。
特になっちゃんは汗びっしょりで髪も乱れ放題。でも、そんな姿で踊るなっちゃんを見ていたら、前回なっちゃんが熱く語っていた百田夏菜子のことを思い出さないわけにはいかなかった。夏菜子を憧れの存在というからには常に全力だよね、なっちゃん。その姿がマジカッコよかったです。
と同時に、れいにゃんの首筋を流れる一筋の汗に得も言われぬゾクゾクを感じていたのも事実ですw

ここで、じゅなながそのまま告知に入ろうとしたところで、
なっちゃん「ピピピピピー!」
と警告音。
じゅななが「えっ?」という顔したところで、
「アンコールの曲にいきたいと思いますw」
じゅなな先走ったかw

アンコールの一曲『Rocket Love』は初めて聴く曲で、恥ずかしながら知識もなかったんですが、それまでのライブで十分温まっていた自分にとっては、心地よく聴くことができました。

で、ここでようやくじゅななの告知。
でも、じゅなな相当テンパってて、噛むし、しゃべり方が拙くなってしまい、
「赤ちゃんみたい」
と、言われていました。じゅなながあの喋り方って、それもまた反則だろ、っていう可愛さでしたけどw

終演後はまず7/10のO-nestワンマンのチケット手売りから。
この日からの発売ということで、長蛇の列になる。1部と2部があるのだが、各部一人2枚までの制限で番号はランダム、といっても目の前でなっちゃんれいにゃんがトランプのように切ってましたが、明らかにそんなに混ざってはなかったw

自分は先に物販いって、全握と2shot分のグッズを購入。この時点でもまだれいにゃんとなっちゃんどっちと撮るか悩んではいた。
とはいえ、前述したようにこの日はれいにゃんとの目線ガッチリだったせいもあって、「今日の2shotはれいにゃん」に8割方傾いていた。
まあ、前回なっちゃんとは撮ってた、というのもあり。ただ、結論は握手が終わってから出そう、と思いつつチケット手売り列に並ぶ。
7/10の現在の予定が白紙ということもあるし、行ければ当然行きたいのだが、なんせ他のグループの都合もあるから、ひとまず1部だけ購入。昼の方がなにかと回しやすい、という計算ゆえですが。

びっくりしたのは通常こういうチケットの手売りとかって、チケットはメンバーが渡すけど、お金はスタッフが扱うことがほとんどだと思うんだけど、この日はまりちゃんが普通にお金担当だったことですね。なんか、アイドルに直接お金渡すのってそこはかとない罪悪感というか背徳感みたいなものがあるな…。

ここでも短時間話せたんだけど、いきなり
れいにゃん「今日も来てくれてありがとう」
思わず「えっ! 覚えてるの?」っていう。前回の定期は一カ月前ですからね。

続いての握手会。順番は、
じゅなな→れいにゃん→なっちゃん→まりちゃん
でした。

じゅななとは今日のライブがとにかく楽しかったことと、その衣装になんとなく見覚えが、という話、と最後の告知の可愛さについて話した。
じゅなな「なんかもう色々あったからよくわからなくなってしもて!」
という京都弁がホント心地いいなー。

で、れいにゃん。ライブ楽しかったと感想伝えてから、
れいにゃん「前回2shot撮りました?」
私「あ、いや、れいにゃんがね、撮ってくれたんですよ*1
れいにゃん「だからやわあ、見覚えあってん」
そこで陥落。口からは自然と、
私「今日はれいにゃんと2shot撮ります」
れいにゃん「わあ嬉しいー」
抗えん! ムリだろ!
喜ぶときの京都弁のイントネーションがまた心地よいし、握手してるのに左手差し出してきてハイタッチ求められたらもう落城。
というわけで、この時点で本日の2shotのお相手はれいにゃんに決定しました。

なっちゃんとは、パフォーマンスがホントに素晴らしかったし、汗びっしょりのなっちゃん超格好良かった、と伝えたら、
なっちゃん「ホンマ?ホンマ?」
と、目を輝かせてくれて、
なっちゃん「汗かきすぎて楽屋戻ってからもずっとここ(頭)にタオル巻いとったw」
と、笑うなっちゃんがまたカワイイ!
やっぱりなっちゃんもカワイイ! < オイ。

まりちゃんには衣装の疑問をぶつけた。
私「その衣装、去年カルチャーズで初めて見たときのに似てるんだけど…」
まりちゃん「あー、これね、色違いなんよ! 前のはピンクなん。これはね、今回のワンマン用に新しく作ったんやけど、よくわかったね!」
と、言われて疑問氷塊。そうか、見覚えあったのはそのせいか。
ピンクと言われて気づけば『ナモナイオト』の衣装の色違い(デザインも多少変わってる)なんだなー。

テキストで書くと伝わりにくいですが、当然全員京都弁もしくは関西弁です。それがもう心地よくて…。
まみりといい、自分方言に弱すぎるな…。

その後は2shot、ということで列に並んでいるときに会場中に響き渡る緊急地震警報の音。みんなのケータイが鳴ってる!(ちなみに自分のは鳴ってない。データSIMだと鳴らないんだな)
幸いにしてそこまで大きな揺れではなかったものの、メンバーが心配になる。
でも、ミラスカはさすがだな、と思ったのはまず客の心配したこと。カルチャーズの会場の人も落ち着いていて、照明の下から離れるように誘導され、ミラスカメンバーそれからようやく机の下に移動。もう揺れも止まってたけどw あとじゅなな、頭出てるからw

地下ということもあり、あまり揺れも感じなかったけど、そこそこ大きな地震だったんだな。
メンバーがパニックになることもなく、カルチャーズの落ち着いた説明と対応があったので、観客も誰一人パニックになることなくすみました。
正直、ここでまたカルチャーズの株は上がった。

そのカルチャーズのスタッフからの進言で、余震の可能性もあるし、このまま会場内で2shot続けるのではなく、ロビーに移動しては、ということになり、全員でロビーへと移動。時間的にもそろそろ21時半(会場を締める時間)だったのでちょうどよかった。

で、れいにゃんと2shotを撮ったわけですが、れいにゃんちゃんと私が2shot撮るって言ったこと覚えてて、スタッフにスマホと特典券渡してる時に近寄ってきてくれる。

https://www.instagram.com/p/BFedXR1GrrX/

念願のれいにゃんとの2shot。


そして、無事に2shot撮り終えたわけですが、ぶっちゃけその後の方がはるかに素晴らしい時間だった。

スタッフからスマホ受け取って列からずれる時にれいにゃんが一緒についてきてくれて、
れいにゃん「今日はホンマにありがとう。ミラスカはどうして来てくれはったん?」
私「あ、えっと、○○さんや○○さんの知り合いなんですよ」
れいにゃん「えー、そうなん!」
私「だからずっと見に来いって誘われてたし…れいにゃんが可愛いことはわかってたんで…」
れいにゃん「そんなー。ありがとう! 嬉しいわあ。お住まいはどちらなん?」
私「あ、神奈川です」
れいにゃん「関東なんやね。今年はこれからたくさん関東にくるからぜひこれからもミラスカ見に来てな」
私「次の定期はもちろん来ます。定期は全通したいです」
れいにゃん「うわー! ありがとー!」
で、れいにゃん私の手を取って握手してさらに手をプラプラと振ってくれる。
なんなんだこの天国は! 天国は秋葉原にあったんだ!
れいにゃん「そうそう、お名前は?」
と聞かれてしまったので、そのまま名前を名乗り、さらに名前ネタでひとしきりれいにゃんが絡んでくれて、結局次にれいにゃんの2shotの出番が来るまでずっと相手してもらいました…。

あまりのことに心臓の高鳴りが止まらず、酸素吸入器欲しいと思っていたくらいです…。
そのまま会場を出て息を整えていたら、前回お話した方とお会いしてひとしきり話をしてようやく落ち着いた。

れいにゃん、恐ろしい娘…。
前回も書きましたが、実はれいにゃんのビジュアルは自分にとってのドストライクで、正直ビジュアルから入るアイドルってほぼ初めてなんですよね…。
それがまたこれだけ素敵な対応されたらもうね…ヤバイ!

でもまあ当面は推しは確定せずにれいにゃんとなっちゃんの二人をじっくりと見てから決めることにしよう。したいな。できるかな…(できなかった前科あるからな…)

そんなわけで、ライブも接触も大いに楽しめた素晴らしい一日でした。

セットリスト

0. overture
1. メグリメグル
2. 未来ノート
3. 千年少女
4. 1秒前のシンデレラ
5. ギ・ミ・ユ・ラ
6. COSMOsSPLASH
7. 鉄則Aライン
8. ナモナイオト
<アンコール>
9. Rocket Love

諸情報

  • チケット:2,500円(+ワンドリンク500円)整理番号30番台
  • 座席:前方着座(センター上手側2列目)
  • 特典会:全員握手(じゅなな→れいにゃん→なっちゃん→まりちゃん)、2shot(れいにゃん)

その他所感

今のところ、毎週月曜日はつりビットとミラスカが交互にやってくるという薔薇色の月曜日なので毎週月曜日が待ち遠しくて仕方がない!
できればこれが次回のクールも続いてくれれば言うことないんですけどね。祈ろう。

とりあえずれいにゃん可愛すぎだろ。

*1:前回の2shot、なんと撮影をれいにゃんがしてくれた。前回のブログ参照