モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

まなみのりさ MMRevolution ~まみりぼりゅーしょん~ 4th ワンマンLIVE in TOKYO

https://instagram.com/p/4ydu2KGrlp/

まみりワンマン。

基本情報

感想

175日で110回。

この数字が意味することがわかるだろうか?
これは、まなみのりさが、この半年、175日間でこなしてきたライブの回数である。
さだまさしかとw
冗談は抜きにしても、この数字には驚かされた。
そして、その数字に込められた意味、彼女たちの想いや覚悟を想像したら、それだけで胸に来るものがあるってもんでしょう?

ライブタイトルに「レボリューション」と入っていることからもわかるように、まなみのりさにとっては、過去最大のライブ会場で、最多の観客を集めた、この東京での、そして4度目のワンマンはまさしく革命的な出来事だったのかもしれない。

しかし、このライブが本当に彼女たちにとっての革命となるのかどうかは現時点ではわからない。それは今後の彼女たちの頑張りと、運が決めることになるのだと思う。
だとしても、自分はこのライブに行くことができて、参加することができて、本当に良かった、と心から思いました。
最後のMCで、みのちゃんからもあったように、将来「自分はまなみのりさの渋谷duoライブに行ったんだぜ」と自慢できるような、そんなライブだったと思います。

直前のRoad to duoでも集客についてギリギリまで心配していたまみりの三人ですが、duoの特殊な形状(なぜか巨大な柱が2本あるので柱の後ろはステージが見えない)を考えたら、十分入っていたと思います。
まみりの場合、なんせ回ったり回ったり回ったりするので、ある程度動ける状況じゃないと困るしねw

整理番号は良くはなかったものの、幸いに柱で隠れるギリギリの位置くらいで下手段差最前が取れた。
しかもあとになってこの位置がまなさんゼロズレだったことがわかってまた嬉しかった。まみりの場合は箱推しだけど、メンバーの誰かのゼロズレになるのは嬉しいですよねー。

開演前、最初の一曲はなんなのかを周りの人間と考えていたんですが、やはりほぼ全員がポラリスシリーズのどれかなんではないかと思っており、特に『ポラリスB』のオッズは高かった。

しかし、蓋を開けてビックリ、『PUNKISH PRINCESS』でした。
よく考えてみればこの曲には「ワンナイ ワンナイ ザ パーリイ」という歌詞があり、ライブの後に行われるオールナイトイベントのことも考えれば、スタートにはピッタリの一曲でしたね。
と、同時にタオル曲でもあるこの曲を持ってきたのは、ファンのみんなに長いことグッズを待たせてしまい、ようやくまみりのタオルを振り回せるようになったこの日に、その想いをぶつけてもらうための演出だったような気もします。

そして、『BLISTER』。続いて『CQ.CQ. ....』(横浜エディション)でスクワット。いつもより気合の入ったスクワットになったし、これだけの人数でやると壮観だなw
スクワットに注目がいきがちなこの曲ですが、個人的には3人のシリアスな表情が結構好きなんですよね。今日は下手にいたせいもあって、「キライじゃないのに」の部分で、斜に構えて流し目を送るりっちゃんの表情に惚れ惚れしてしまいました(てなことを握手会では話したかったよ…)。

そのままの勢いでここで来ました『ポラリスAb』。
そりゃもう回りに回りまくりますよw
『Ab』で楽しいのは、初見の人が周り中が回り出して「何が起こった?!」という顔をしているのに、最後には一緒になって見よう見真似で回り出すところですね。
今日は後方にいたので、そういう方々も何人か見受けられ、まさしく『Ab』のトルネードが周りを巻き込んでいく姿も楽しませていただきました。

そんな会場の興奮をいったん抑えるかのように、ここでマイクスタンドが出てきたので、『レモンサイダーと夏休み』だな、とわかるくらいにはまみり現場慣れしてきた。
今日もこの曲のサビは目を瞑って美しいハーモニーだけに集中して聴かせていただきました。
目を瞑ってライブを満足させることができるアイドルなんてそうそういません。それができるまなみのりさの素晴らしさをこの曲を聴くたびに思います。

ここでいったんまみりが退場して、「アイドルお宝くじ」の映像が流れる。そしてなんと番組プロデューサー・斉藤氏が登場して、新曲投票がここで行われることが発表される。
正直、もうちょっと後になるかと思っていたので驚いた。
新曲投票とは、次のまなみのりさの「勝負曲」となるシングルタイトルを、今日この場にいるファンの投票によって決める、というもので、それだけでも前代未聞なのに、さらになんと6曲を用意してきた。
メンバーが3曲以上ある、とは言っていたけどまさか6曲とは…。選ぶのがますます難しくなるなあ。

グリーンの衣装に着替えてきた三人が並んで、一曲ずつ順番に歌ってくれるわけですが、さすがに振りとかはまだないので、通常の3人のポジションで6曲を歌うわけで、つまりその間、まなさんがずっとゼロズレ。
段差にいたので視線の高さも近いし、新曲選びに集中しようとは思いつつも、時折まなさんに持っていかれていたのはナイショですw
あ、6曲全部ショートバージョンではありました。

6曲の評価は細かく書きませんが、やはり選ぶのは苦労した。
シングルタイトル曲ならやはりアッパーチューンがいいだろう、とか、振りを予想して可愛いものがいいだろう、とか、散々ん悩みましたが、自分は『チェキラベイビー』に投票しました。
最終的には、まみりの三人が言っていたように、「好きな曲に投票」した、ということです。いや、どれもこれもいい曲だったのです、だから悩んだわけだし。それでも自分が一番振りも含めて見たい、聴きたいと思ったのはこの曲でしたね。歌詞とテーマが好きだった、というのものあるけど。

確か、6曲のうち、4曲はみのちゃんが歌い出しで、まなさん、りっちゃんはそれぞれ1曲ずつだったと思います。
曲とは直接関係ないんだけど、一気に新曲6曲発表、当然初披露なわけで、そのうちの4曲を担当するみのちゃんの緊張というか責任感は大きかったと思います。歌い出しとちったりしたらそれだけでもその曲の印象は悪くなるかもしれないし。
それを任せることのできるのが、みのちゃんなのだと思うし、その大役を果たしてくれるのがまたみのちゃんで、実はそのことにひそかに感動していました。

投票というひとつのイベント、それも緊張感を伴うイベントが終了したことにより、あとは結果を待つだけ、ということでここからはライブも一気にトップスピードへ。
『センチメンタルライオット』『花魁サンダー』『ポラリスB』、そして『ポラリス Episode ZERO』です。まみりの中でもアッパーで、同時に客席と一緒に盛り上がる曲の連発。楽しくないわけがありません。

笑ったのは、『Episode ZERO』名物指差しのコーナーで、なにせ観客の数が多いもんだから、とてもじゃないけど全員を指差すことができない。その状況でまなさんが選んだ手段は散弾銃方式でしたw とにかくそこら中打ちまくりですw
みのちゃんはみのちゃんでこれまで見せたことのない両手撃ちまで披露。
後方の段差にいたのできっちり指差しとんでくることはないだろうな、と思っていましたが、予想以上に楽しませてもらいました。こういう『ZERO』は新しい。
と同時に、これ以上大きくなったら、今後の指差しはこうなるんだろう、というちょっとだけ寂しい気持ちもありました。そういう意味では、自分はひとりひとりキチンと指差しをもらえるうちにまなみのりさ現場に来ることができてよかった。これまでもらったひとつひとつの指差しは大切な思い出になります。

と、散々盛り上がったところで、いよいよ新曲の結果発表。
再び斉藤プロデューサー登場して、ひとしきりお宝くじネタのくだりをやって、3位からの発表。結果は以下の通りでした。

3位 チェキラベイビー
2位 てぃらりらりん
1位 逆襲のポラリス

ある意味で、『逆襲』が1位になることは予想していた。一番のアッパーチューンで、ポラリスシリーズだし。そういう意味では不満もないし、なによりどの曲もいいですからね。
自分的には夏曲だったので、新曲には間に合わないかな、と思って選ばなかった。
ただ、残念だったのが、まみりの3人のうち誰も『チェキラベイビー』を選んでなかった、ということですなw
まなさんが『てぃらりらりん』、みのちゃんが『逆襲』、りっちゃんが『電気を消して』だったかな。
1位にならなかったことよりも、三人誰とも被らなかったことの方が寂しいw
ちなみにこの日生中継されていたニコ生でも1位は『逆襲』だったそうです。

というわけで、勝負曲として選ばれた『逆襲のポラリス』を再び披露。
これが今後しばらくの間は、まなみのりさを象徴する曲として、色々な場所で歌われることになる。
自分としてはそれを一度でも多く聴ければいいなと思うし、同時に多くの人に聴いてもらって、まなみのりさを知ってもらえることを祈るのみ。

本日の一大イベントが終了して、いよいよライブもクライマックスということで、本編ラストは『ポラリス』。
しかし、今日の『ポラリス』はただの『ポラリス』ではありません。通常は、サビの部分でサークルモッシュが起きるこの曲ですが、この日は会場がduoということもあるし、duoの2本の柱を生かして、2つのサークルを作ろう、ということに。
さらにはサークルモッシュ未体験の人もいるだろうということで、おまいつの方々が手に回り方を書いた表示を持って柱に張り付いてくれる。

この、『ポラリス』というたった一曲に、ある意味ではまなみのりさの現場の全てが詰まっていたと思います。
まなみのりさと観客が一体となって楽しめ、TOをはじめとするおまいつや熱心なファンが、まみりとファンをサポートし、「回る」。
それこそが、まみり現場だと思うわけです。まさしく、それを象徴した『ポラリス』でした。
サビでは鳴門の渦のごとく2つの円が回りまくり、それをまみりの3人が笑顔で歌いながら見つめている。このシチュエーションがたまらなく好きでした。
こすずるい自分は、ちょうど逆回転になるときに最前に行けるようタイミング計って回ってたら、それをみのちゃんに見透かされたかのように笑われたw

TOだって、おまいつだって、本当は一緒に回りたかったに違いないんです。
むしろ、これまでのことを考えたら、この晴れの舞台で一番楽しみたかったのは彼らだったと思います。
しかし、それをグッと我慢して、まなみのりさの今後のために、我々新参ファンを楽しませてくれたことに、とても感謝しています。

実は『ポラリス』だけではなく、最初から最後まで、彼らは会場の色んな場所に散り散りになって、コールやクラップのタイミング、ペンライトの色などをさりげなく誘導してくれていました。決して押し付けることなく、自然にこちらが合わせられるように。
前で見たかったかもしれませんし(普通はそうでしょう)、周囲を気にせずに楽しみたかったかもしれない。
それをおくびにも出さず、周囲と一緒になって楽しもうとしてくれる彼らの存在は本当に大きい。

この日だけでなく、まみりの古参ファンの方々は常にそうです。向こうから積極的に声をかけてくれて、新参が居心地の悪さを感じさせないようにしてくれたり、終わりには「また楽しみましょうね」と来やすい空気を作ってくれたり。
ラストのRoad to duoで、まなさんにも伝えましたが、彼らの気遣いのおかげで自分はまたここに来たい、と思いましたし、同時に、それをさせるまなみのりさの魅力の両方に心を動かされました。

だからこそ、自分にできる数少ないアンコールのコールは精一杯やりました(声の大きさくらいしか取り得がない)。
そんなアンコールで、またもまなみのりさがファンのために大サービスしてくれた。
ウェディングドレスでの入場です。

自分は先月のアコースティックライブでこの姿を見ていましたが、この場にいる殆どの人はこの姿を見ておらず、見たいと思っていた人が沢山いたと思います。
その期待に応えて、3人が再びウェディングドレスで登場し、あの時と同じようにバックにはアコースティックのバンドメンバーが控え、『桜エトランゼ』。
最高でしたね。

そして、ついさっき会場全体で一体となって回りに回った『ポラリス』もアコースティックで再び聴かせてくれます。
これもニクイ演出で、回ることに夢中になってちゃんと聴いてなかったやろ?、と言わんばかりに、キッチリと『ポラリス』を聴かせてくれました。

そして、MCへ。
一年前に東京に出てきて、そして、この「まみりぼりゅーしょん」が決まってからの三人の思いをそれぞれに語ってくれました。

8年というアイドルとしては長いキャリア、その中での迷い。
3人の「チャンスは何度もあったかもしれないけど、その度にものにするこができず、ファンの人の期待に応えられなかった」という言葉を聞く度、それが彼女たちにとって、どれだけ悔しかったのかが伝わってきて、どうしても涙を堪え切れませんでした。
彼女たちは、トップになりたい、有名になりたい、それがかなわないことが悔しい、とは言いませんでした。
「ファンの人の期待に応えられなかった」という言葉を繰り返すその姿に、ああ、こういう娘たちだからこそ、まみりファンも「この娘たちのために頑張ろう」と思えるんだろうな、とこちらもすんなりと思うことができました。

このブログの最初に、「このライブがまなみのりさにとっての本当に革命になるのかどうかはわからない」と書きましたが、少なくともまなみのりさ3人それぞれの中で、このライブまでの間に革命が起こっていたこと、それが一番大切なことだったのではないでしょうか。
クサい言葉かもしれませんが、革命は自分の中で起こすものであって、それができただけでも、この革命は成功だったのだと思います。

りっちゃんの「夢である武道館」という言葉に、それは夢物語だという人もいるのかもしれません。
でも、自分はそんなに楽しい夢物語はないと思うし、まなみのりさまなみのりさのファンなら、その夢物語すらも楽しみながら最後には現実にしてしまうんじゃないかな、と思ってしまいました。
そしてできれば、自分もその夢物語のクライマックスには、その場にいたいし、その途上であり、ひとつの区切りであるこの場にいれたことに喜びを感じました。

それにしても、みのちゃん。まなさんが喋っている間からもう泣き顔だったのに、自分の語りパートではなんとか涙を我慢して、こちらも一緒になって涙我慢したのに、りっちゃんの語りが終わって最後の締めになったら泣き出すもんだからこっちも完全に油断してて爆泣きしちゃいましたよw

そんな湿っぽい空気を吹き飛ばすかのように、「最後は私たちの代名詞でもあり、何度も私たちを助けてくれたこの曲、『ポラリスAb』!」ということで再び回る、けど、3人はウェディングドレスのままですけど大丈夫?
と思ったら、渋谷duoMIXともいうべき『ポラリスAb』のイントロが流れて、それにあわせてスクリーンに映像も流される。このMIX、好きだった。
特に「ここでスクワット」「嘘だよーん」は最高に笑いました。

そして、まみりTシャツ(ノースリーブ仕様)を身にまとった3人が登場して、『Ab』。
思い残すことのないよう、思いっきり回って、思いっきり「もう一回!」して、3人の笑顔を目に焼き付けました。

色んなものが凝縮されたライブだったと思います。内容もそうだし、セトリもそう。でも何よりもまなみのりさとファンの気持ちが凝縮された、素敵なライブだと思いました。
自分は単純に楽しませてもらうだけの立場でしたが、だからこそ最高に楽しかった、と言うことができます。

最後にお見送りのハイタッチがあり、短い時間でもライブの感想というか、今の気持ちを3人に伝えられる時間を与えてくれたことにも感謝です。
まなさんとみのちゃんには、「今日この場にいたこと、絶対将来自慢する」という言葉を伝えました。
まなさんは泣きそうな笑顔で、みのちゃんは固く口を引き結んで応えてくれました。
りっちゃんにも同じように伝えようとしたら、りっちゃんの方から「shakaさん、来てくれてありがとう」と言われて、こんな状況の中で、古参でもなんでもない自分の名前を呼んでくれたりっちゃんに、こちらがやられてしまいました…。

翌日のことも考えて、オールナイトはパスしようと思っていたのですが、このりっちゃんの一言により、ちゃんと握手会でお話したい! という気持ちになって前言撤回、オールナイトも行く! ただし終電で帰る、と決めて、友人たちと食事をしてから会場である六本木に向かいました。

しかし現場に着いてみると、22時開場の予定が押しに押して、結局23時近くになっても全員が入場していない、という状況。
自分は23時半までには六本木駅にいないと帰れない。予定では23時からが握手会だったので、なんとかなるかと思っていたのですが、いくらなんでもそれは無理だな、と。
ちょうどタクシーで到着した3人にも会えたし、スタッフにも確認したけどさすがに時間は押すしかないということだったので、お礼だけお伝えして、泣く泣く会場を後にしました。

本当は、直接会って、言葉で伝えたかったけど、それはできなかったので、このブログに代えたいと思います。
まなさん、みのちゃん、りっちゃん、本当に素敵で、楽しい時間をありがとうございました。

セットリスト

1. PUNKISH PRINCESS
2. キライじゃないのぉ
3. BLISTER
4. CQ.CQ. ...(横浜エディション).
5. ポラリスAb
6. レモンサイダーと夏休み
<新曲>
7. ポラリスノーチラス
8. タイムマシンは必要ないっ
9. 電気を消して
10. チェキラベイビー
11. 逆襲のポラリス
12. てぃらりらりん
<投票>
13. センチメンタルライオット
14. 花魁サンダー
15. ポラリスB
16. ポラリス Episode ZERO
<結果発表>
17. 逆襲のポラリス
18. ポラリス
<アンコール>
19. 桜エトランゼ(アコースティック)
20. ポラリス(アコースティック)
21. ポラリスAb

諸情報

  • チケット:3,500円(手売り、整理番号220番台)+ワンドリンク500円
  • 座席:オールスタンディング(下手段差最前)
  • 特典会:お見送りハイタッチ(まなさん、みのちゃん、りっちゃん)

その他所感

次に会えるのがちょっと時間が空いてしまいそうなので、それがまた悔やまれるところ。

まあ、りっちゃんはきっとこのブログも読むような気がするけどねw

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