モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

まなみのりさ Acoustic Live!! ~The beginning of the wedding season~

https://instagram.com/p/3bLpj5Grju/

まなみのりさ、アコースティックライブ、ウェディング衣装での全チェキ。これくらいボケてればまあ平気だろ。

基本情報

感想

決してナメていたわけではないのです。前の週にもアコギでのアコースティックミニライブを聴いていて、その素晴らしさはわかっていたわけだし。
それでももしかしたらどこかに「アイドルのアコースティックライブ」という油断はあったのかもしれません。
実際に目の前で、まなみのりさの美しい歌声とそこから生み出されるハーモニーを聴いたら、驚くとともにただひたすらに聴き入るしかありませんでした。素晴らしかった。

正直、ここまでハモリで素晴らしいと思ったは、女子流の『Say long goodbye』くらいかな。あれはアカペラでしたけど。
それが今回のアコースティックライブの場合、10曲全て美しいハーモニーと共に聴くことができる。それはつまり、まなみのりさの場合、アコースティックであろうとなかろうと、常にハモリが存在しているがゆえで、少なくとも持ち歌に関しては、アコースティックに対応することができる。

むしろ、歌声だけをキチンと聞かせるには、アコースティックの方がいいわけで、普段のライブで聴いている曲の良さを再確認できたり、あらためて彼女たちのクオリティの高さを思い知ることができる最高の機会でした。
アコースティックライブからまみりに入った、という人がいるということでしたが、それもわかります。これはもはやアイドルのライブとかそういう満足度とは違うし、アイドル現場に慣れない人でも十分楽しむことができる。

といっても、彼女たちはアイドルでもあるわけで、それをそれとして楽しませてくれることも忘れはしません。
今回は、昼の部と夜の部でテーマが決まっており、それに合わせて衣装を変えてきてくれました。
私が参戦した昼の部のテーマは「ウェディング」。6月が目前ということもありジューンブライドにかけてのテーマで、となると当然衣装はウェディングドレスです。

結婚行進曲と共に、まなさん、みのちゃん、りっちゃんが、それぞれに今回のアコースティックライブのバンドメンバーと腕を組んでの入場。
もうため息しか出ませんでしたよ。

3人とも異なるタイプのウェディングドレスですが、それぞれに似合ってたなあ。肩は丸出しで、胸元から首筋にかけてラメが散らしてあり、それがまた輝いて美しい。
3人とも本当に美しかった。個人的にはまなさんの華奢な肩が萌えポイントでした。

最初のMCで、「ウェディングドレス着るのは初めて」と、どっかのベビレでも聞いたことのあるセリフが飛び出し、「似合う?」の声に会場中から「似合う! 最高!」の声。こういう場面は完全にアイドル現場だったなw

まなさんが「噂で聞いたんじゃけど、嫁入り前にウェディングドレス着ると婚期遅れるんじゃって」と言うと、すかさずりっちゃんが「じゃあ、長くまみり続けられるね」という一言。
こういう一言、翌日にドロシーのツアー控えていた私にはとても重い。りっちゃん的には何気ない合いの手だったのかもしれませんが、おそらく私以外のファンにとってもとても嬉しい一言だったのではないかと思いました。
頑張って続けて欲しいし、続けられるように応援したい、と改めて思いました。

ライブの方は、1曲目がいきなり『レモンサイダーと夏休み』。
前の週のアコースティックミニライブで聴いて、これは絶対にまたアコースティックで聴きたい、と思っていた曲で、それが1曲目からきてくれた。嬉しい。
1曲目からもう目を閉じて、3人の美しいハーモニーに聴き入ってしまいました。

2曲目の『きっとここで逢える』も元々がスローバラードなので、アコースティックにはピッタリ。

ここからがある意味ではこのアコースティックライブの真骨頂でしたね。
3曲目の『WALKING MARMAID』は、原曲はポップチューンなんですよ。それがアコースティックになると、こんなに違うのか…。違うというと変ですが、なんというかもう別の曲のように楽しめるんですよ。

前にも書きましたが、まみりの場合、実は音源よりも現時点で聴く生の曲の方がハモリに関しては進化しているので、普段音源で聴いている曲ともまた違う感じがする、というなんというか一粒で二度も三度も美味しい感じ。
アコースティックバージョンを聴くことで、原曲も、普段のライブで聴いている曲も、より一層好きになることができるのです。
でも音源は最進化して欲しいなあ…。

4曲目はウェディングというテーマに相応しい、シュガーの『ウェディング・ベル』のカバー。3人でハモリでウェディングといえばもうこれしかないよね。
当然のように見事に歌い上げてくれるんですが、あらためて聴くとこの曲はキーが高い。
りっちゃんのハイトーンがとても美しかったです。

かと思えば、5曲目は『ドレみそ☆ロック』でしたw まさかアコースティックでこれが来るとはw
でも意外なほどに聴かせてもらえた。というか、こういう曲ですらもアコースティックで聴かせられるってのはそれこそ、力がないとできないと思うんですよね。
それを遊び心入れつつ歌って聴かせてしまうのはホントに素晴らしい。

続いてのMCで、『ドレみそ』を選んだ理由は、結婚といえば「味噌汁を作ってくれ」なんじゃないか、という話になって、それぞれの好きな味噌汁の具の話。
まなさんが「カボチャ」というと、りっちゃん「いきなりレアなのきたねw」。
みのちゃんは「豆腐とワカメ。これが一番じゃろ。ワカメの味噌汁嫌いな人とかおらんけん」。
りっちゃんは「麩」。いや、りっちゃん、それも十分レアだと思いますw
先週のお好み焼きのトッピングに続いて、まなみのりさの食についてのこだわりを知ったライブでしたw

続いてもカバーで『世界中の誰よりきっと』。これは世代的にピンポイントだわー。当時は中山美穂よりもWANDSの上杉の方が高いキー歌ってて驚いたもんですw

ハモリってのはどれか一人の声だけ目立ってしまうのはよくないことだと思いますし、そういう意味でも3人の声のバランスは素晴らしかったと思います。
それでも個人的には、アコースティックではりっちゃんの上ハモがとても素敵でした。気づくとりっちゃんの声を探してた。

続けて『Home Again』。初めて聴きましたが、これも味噌汁テーマなんだね。いい曲でした。
初めての曲だったので歌詞を追いながら聴いていたんですが、凄くよかったし、これ何度も聴いたらたぶん泣く。
この曲のまなさん、良かったなあ。素敵としか言いようがなかったです。
まなさんの作った味噌汁、飲みたいなあ、と思いましたもん(心情的にはりっちゃんの味噌汁の方が美味しそうだとは思うw)

そして、最後の3曲がポラリスシリーズ3連発。
今日はさすがに『Ab』では回ったりしませんでしたが、『Home Again』で、しっとりとした後に、『Ab』で座りながらも身体を動かしながらのクラップクラップ。
アコースティックだからって、しっとりと歌いあがるだけではなく、会場と一体となって楽しませてくれる。
この幅の広さがいい。

前の週に聴いた時にも思ったんですが、『ZERO』はもしかしたらアコースティックの方が好きかもしれん。歌詞が好きなせいもあるんですが、アコースティックの方が伝わってくる部分が凄く多い気がする。
指差し曲ではあるので、ライブでのワイワイした感じも好きですが、アコースティックでも場所の入れ替わりがないとはいえ、指差しもらえるので満足だし。
下手側にいたから今日もまなさんから指差しいただけましたし、みのちゃんも人の頭と頭の間とかちゃんと狙って打ってたw りっちゃんはさすがに距離的には厳しかったけど、それでもアコースティックでこの曲を聴きながらもらう指差しはたまらなくいいなあ。

正直、この時点でもう、次のアコースティックは絶対に行きたいし、できればその時も『ZERO』聴きたい、と思いました。それくらいによかった。

そして最後は『ポラリス』。
これまた原曲はポップチューンなんですが、それをテンポもゆっくり目にして歌い上げてくれる。
サビの「きっと負けないさロンリネス」の部分のハモリの美しさはもう目を閉じるしかなかった。

そんなわけで約1時間15分くらいの時間でしたが、とても素敵な時間を過ごすことができました。
紀尾井町サロンホールというシチュエーションも含めて、なんだろう上質なクラシック、この場合は四重奏ならぬ三重奏を聴いたような気持ちになりましたよ。

そして、特典会。アイドルですからねw
ウェディングドレスだもん、全チェキ撮るしかないでしょ(ちなみにまなみのりさは全チェキのみでソロチェキ、2shotチェキはない。)
まなみのりさのレギュレーションだと、チェキにサインをもらうのも握手会の時にもらえるので、先に全チェキ取ってから、握手会行ってサインももらいました。

すぐ側で見るウェディングドレス姿の3人はもう、美しくて可愛くてドキドキせずにはいられなかったです。
握手会の順番は、りっちゃん→みのちゃん→まなさん。定番の順番なのかな。

りっちゃんのところにいって、「凄く、キレイです」と言ったら、「ありがとうー」というお返事をいただいたまではよかったのですが、りっちゃんがいきなり「ブログ書いてくれとったよね? 読んだよ。ありがとう」とか言い出すもんだから梨汁ブシャー、ならぬ脂汗ダラーっ。

いやまあ、お好み焼き写真展のブログ、あれだけTOやらおまいつの人がリツイートしてくれたから、本人たちの目に止まることもあるかもしれないなあ、とは思っていたけど、名乗ってもないし、なんで私だとわかったんだりっちゃん。
おそらくは、あの日に話した内容とか覚えてて、しかもその人の顔まで覚えてたから私だとわかったんでしょうけど…。

あまりのことに焦りまくってしまい、続いてのみのちゃんにサインをお願いしたら、「名前は入れる?」と聞かれたので、これ以上名前バレしたらヤバイと思って、思わず「いいです、大丈夫です」と答えてしまった。後から考えれば記念に絶対に書いてもらっておけばよかったよ…。

みのちゃんにも「ウェディングドレス姿キレイだからドキドキしちゃう」と言ったら「そうよね、こっちもドキドキするけんw こんなんで写真撮るとかないやろ? 普通は」と言われて、「いえ、自分は愛夏っちゃんとでんちゃんとは撮ったことがあります」とはさすがに言えず「そうだよねー」と答えたダメオタのブログはこちらになります。

まなさんにもサインの名前聞かれたけど、断ってしまった…。
まなさんに「まなさんの肩が華奢すぎてツボでした」と言ったら「えー、そうなんw」と笑われて、「肩とか目元のラメも普段は見ないから新鮮ですね」と言ったら「あ、これね。どう? 輝いとる?」と、いきなり目元をよく見せてくれようと近づいてくるからもうドキドキで死ぬかと思いました。まなさん狙ってるのか天然なのかわからん!

とまあ、もしかしたらこのブログも掘られるのかもしれませんが、もうDDであることはバレバレだと思うし、それもKSDDであることもバレバレな気がするので、次回以降はサインに名前入れてもらおうかな…。もうちょっとだけ様子見よう…。

それはともかく、まなみのりさのアコースティックライブは本当に素晴らしいっす!
ただ素晴らしいというだけでなく、まなみのりさの普段のライブがあって、そしてまたこういう一面も見れる、そしてまた同じ曲でも聴かせ方、感じ方が変わる、という幅の広さと多重構造の楽しみ方ができるという点でも本当に満足度が高い。

個人的には、アイドルのライブって興味はあるけど、なんか皆うるさそうだし、騒ぐのは苦手なんだよなあ、という人には是非来てもらいたい現場だと思いました。
まあ、そんな人がこのブログ読んでるとは思いませんけど…。

アイドルのライブの楽しみ方って、こんなのもあるんだぜ、とひとつまた、アイドルの世界の楽しみが広がった素晴らしい経験でもありましたし、なにより純然たるその歌声は聴くに値すると思います。

ぶっちゃけ、夜の部を干すのは相当後ろ髪引かれた…。だってさ、昼にはやってない『桜エトランゼ』とか『花魁サンダー』とかは夜にやるわけじゃないですか(実際に後でセトリ見たらやってたし)。そりゃ聴きたいよ…。
とか思いつつ、夜は夜で別現場に向かいましたとさ。

早いところ次のアコースティックライブ決まらないかしら…。

セットリスト

1. レモンサイダーと夏休み
2. きっとここで逢える
3. WALKING MERMAID
4. ウェディング・ベル(シュガーカバー)
5. ドレみそ☆ロック
6. 世界中の誰よりきっと中山美穂&WANDSカバー)
7. Home Again ~愛のみそ汁~
8. ポラリス Episode ZERO
9. ポラリスAb
10. ポラリス

諸情報

  • チケット:4,000円
  • 座席:着座(前から4列目下手から2番目)
  • 特典会:フルショットチェキ、全員握手+チェキサイン(りっちゃん、みのちゃん、まなさん)

その他所感

紀尾井町サロンホールはいい施設ですが、場所がわかりにくい。
永田町の5番出口から出るのが吉。コンビニと歯医者が目印。コンビニ通り過ぎて歯医者を曲がれ。

まなみのりさは、7月4(土)日に渋谷duoでのワンマンライブが決まっております。チケットはまだ若干残っています。
そして、そのワンマンライブを満員SOLD OUTにするために、6月には「Road to duo」という、なんと「1,000円」で見ることのできるライブが数多く開催されます。

少しでもまなみのりさに興味を持った方は是非足を運んでください。
Road to duoの開催日程は以下の通りです。

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関連リンク

まなみのりさ official website|schedule