モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

つりビット 安藤咲桜 生誕祭2015

https://instagram.com/p/0hfbL9GrmC/

さくちん生誕祭に来ましたよ。

基本情報

  • アイドル名:つりビット(聞間彩、安藤咲桜、長谷川瑞、竹内夏紀、小西杏優)
  • 開催日:2015年3月22日(日)17:00開場 18:00開演 19:30終演
  • 会場::東京カルチャーカルチャー

感想

とーってもいいイベントでした。こういうまったり系のアイドルイベントってのはこれまであまり縁が無かったんだけど、興奮冷めやらぬでもなく、感動しすぎて感極まるとかでもなく、ほっこりと、幸せな気分にさせてもらいました。
まさに親戚の子どものお誕生日会に参加したみたいな感じだったなw

キャパから勝手に予想して開場は30分前かな、と思っていたら一時間前だったので早速出遅れたのですが、まあ整理番号的にはあまり変わらなかったと思う。一般で買ったし。
到着して、会場に入ると、生誕祭用のサイリウムを配られた。
今日の会場は着座イベントスペースで、自由席だったので、下手のキッチン脇の辺りに席を見つける。テーブルの上には、なんとさくちんからの手書きのメッセージカードが。うわあ、これは嬉しい。200枚以上書いてくれたってことだ。自分が祝われる側なのに、今日来たひとりひとりのためにこれを書いてくれたさくちんに感謝。取っておきやすいようにチェキ帳に入るカードの大きさってのがまたポイント高い。

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さくちんの手書きメッセージ。200枚以上書いたのか。ありがたいなあ。

ワンドリンク製だったので、適当にコーラを頼んだ直後に、本日のさくちん生誕仕様の特製スペシャルドリンクがあることに気づくが時既に遅し。観察力鈍過ぎ自分。
机の上にはお祝い用のクラッカーと、サイリウムも含めた使用説明書が。運営と魚探倶楽部(つりビットのファンクラブ)の方々が一緒になって準備したことがわかる内容になっており、それがまたいいなあ、と。ファン有志が勝手にやることを運営が黙認、というのがよくあるパターンだと思うのですが、一緒にやるってのいうのは事前に問題解決ができるし、ファンの言うことに運営が聞く耳を持っている、ということだと思うので。まあ、まだそれができる規模っていうのはあると思いますが。

最初はミニライブ。ミニライブについては、座席に関係なく、ステージ前に来てもいい、ということだったので早速ステージ前に移動。前から3,4列目までは座って、後ろは立ち見という感じに自然になった。こういうところもファン自体がこなれてきた感がある。ちょっと前までは自然にはそうならなかったからね。
ステージのバミリを軽く確認して、下手側1番の3列目ゼロズレに位置取り。わかってはいたけど、この位置取りは大正解だった。

いよいよ5人が登場。今日の衣装は制服衣装でした。何度見ても可愛いなあ。
早速のライブで、一曲目は『はじめのキモチ』。カルチャーズでも聴いたばかりだけど、最近はこの曲推してるのかな。節目節目で歌われるにはとてもいい曲です。

この曲のフォーメーションでは、みーちゃんが下手1番ゼロズレだったので、目一杯みーちゃんを楽しむ。座りの振りコピ勢はあまりいないから、振りでの指差しや目線ももらえるので嬉しい。いつも通り一曲目からみーちゃん全力だった。

MCでは明らかにみんな知ってるやろ、という流れの中で自己紹介。まあ、こういうのはお決まりだからねw やらないと逆にリズム狂うし。

続けて2曲、ということで『WATER DRIVE』からの『告白スイッチ』キタコレ。『告白スイッチ』大好きな上に、この曲はさくちんが下手1番ですからね。これだけでも今日は大満足だった。さくちんもいつも以上に周りに笑顔や目線送ってて、ありがたいことにこちらもいただけました。『告白スイッチ』で目線もらえるのは本当に嬉しいなあ。

MCで、今日のセトリはさくちんが考えた、ということがわかり、さらにはこの後の曲がラストになるけど、それがさくちんソロの『アイツのひざだっこ』になることが発表される。自分はこの曲初見なんだけど、いつもはメンバーは下がるらしいのですが、今日は残って後ろで応援してます、とのこと。
今回のカップリング曲名が発表された時にいったいどんな曲なんだコレ、と思ってたけど、さくちん自ら「この曲は自分が大好きな、マンガやアニメやゲームのネタが沢山詰まってて」という説明。いやしかし、それを聴いてもタイトルがピンとこないよw さらには、「サビで私がラリアットするんで、皆さんやられてください。こっち側からするから、こーゆー感じで倒れてね。あ、隣の人に迷惑かけない範囲で」という説明。どんな曲なのかまったく想像がつかないw

で、『アイツのひざだっこ』披露。驚いた。つりビットでまさかこういう曲が来るとは。ネタ曲といえばネタ曲なんだけど、つりビットにはこれまでなかったガッツンガッツン系の曲で、こういう曲を一曲でも持ってるとライブでは強いよね、というタイプの曲。それをまたさくちんソロってのがいいね。つりビット、というグループのイメージはそのまま保ちつつも、ソロという形でこういうこともできるんです、と見せるのがいい。
それを、陽気で明るいさくちんが歌って踊るのが似合い過ぎてて、楽しいとしかいいようがありませんでした。
また、後ろでわちゃわちゃする4人がねw さくちん見てても時折そっちに目線が吸い寄せられるくらいに面白かった。特に下手のなっちゃんとちゃんあやコンビは、何してんの!とツッコミ入れたくなるくらいだったし、曲終わったらなっちゃん息切らしてたよw

楽しかったし、早く残りのカップリング曲『レモン海岸』と『桜じゅうたん』も聴きたいなあと思いました。

後から考えたら、今日のセトリは全てシングルのカップリングだった。それも、客が生誕祭に来るようなファンばかりだからこそできることですよね。さすがだなさくちん。

ミニライブだけでもかなり満足して、席に戻っていい気分で残りのイベントを楽しみました。
バースデーケーキがまた凄かった。(下に写真貼っておきます)
このケーキを見たぁゅタンが、「なんかケーキすごくない? ぁゅの時はこんなに凄くなかった」とやや拗ね。それを聞いたなっちゃんが、「さくから始まったから一周して、今年から凄くなるんじゃない?」とフォローw
この流れ、この後のプレゼント贈呈での花束の時にも繰り返されるんだけど、その時のなっちゃん「皆さん、わかってますよね?」と客に振るところがさすがだななっちゃん、と思いましたw

メンバーは全員メッセージカードを用意してきて、それを読み上げる、ということになっていたのですが、トップバッターのぁゅタンがいきなり「手紙、机の上に置いてきちゃったから、今ない」w ぁゅタンww

カードを読み上げるのではなく、その場でメッセージを話すぁゅタン、「さくは頑張ってるし可愛いし、たまにみずきちゃんみたいに赤ちゃんになるけどしっかりしてるし、でも準備が遅い!」いきなり説教入りましたw
「いつもディスってるけど、ホントにさくのこと大好きだから!」今日のぁゅタンは一味違ったわーw

ちゃんあやはカードの表に謎の絵を描いて渡してた。あれ、明らかに川原泉の『ブレーメンⅡ』に出てくるリトル・グレイですよw 絶対に知らないと思いますけどw
ちゃんあやもやはり、誉めて落とす芸でしたな。「最近SからMになった」ってのが笑いましたw

なっちゃんは、手紙なのに会話が書いてあるらしく、要所要所でさくちんの答えを求める、という高度な芸を見せてくれた。さくちんが「それ書いてあるの?」と聞くと「書いてあるよ。wwwwとかも書いてる」なっちゃんのこういうところは本当に天才だと思う。

最後は、リーダーみーちゃん。みーちゃんは素直に感謝と大好き、という気持ちを込めたメッセージ。他のメンバーがいちいちみーちゃんを比較の対象としてメッセージに取り入れてたけど、みーちゃんはそれできないからなw
みーちゃん「さくのこと、妹みたいに思ってるよ」さくちん「逆じゃね?」のやりとりが一番笑いました。17歳と14歳なのにw

みーちゃんの締めの一言が「これからもいじめてね!(はぁと)」だったのは笑ったわあ。それを満面の笑みでさくちんに伝えるみーちゃんが大好きですw

みんなの書いてきた手紙をさくちんに渡す段になったときには、「さく、来週な! 来週渡すから!」今日のぁゅタンのキャラ変はとにかく面白かったなあw

休憩後には、プレゼント抽選会。今日のチケットの番号で当たりが決まる。私は普通にハズレましたが、TOの方なのかな?が当たった時は会場中からのどよめきと拍手が上がりました。強いなあ。

この後は、さくちんの歴史を振り返るということで生まれてから今日までの写真のスライドショー。やはり小さい頃から顔立ちがハッキリしてる。なので、幼い頃はちょっと男の子っぽい。それが徐々に女の子の顔になってくると、いまのさくちんの面影に繋がって、今に至った。
つりビットのさくちんになってからの写真で赤白衣装の時の写真があったんだけど、あれはよかったなあ。あの生写真が欲しいよ。

そして、最後にさくちんからのメッセージ。
さくちん「Wordで書いてきた」
みーちゃん「現代っ子だなあ」
という謎のやり取り。みーちゃん、あなたも充分現代っ子ですよw
メッセージがまた素敵で、こういうの聞いてしまうとウルウルきちゃう程度には年寄りです。ここでもみーちゃんが比較に出されて、みーちゃんの目が見開いたのがとてもおかしかった。

ここから後はいったんメンバー退場して、さくちんだけが戻ってきてからの2shot撮影会。
リーダーであるみーちゃんはもちろんのこと、今日はなっちゃんも凄く場を回したり盛り上げようとしたり頑張ってた。カルチャーカルチャーがかなり特殊な形をしているせいもあって、みーちゃんとなっちゃんのどちらかが常に客席に気を配ってて隅々の人にまで視線を送り、アクションで「ですよねー」とか「こんなこと言ってますよ」という風に、どんな端っこのお客さんでもちゃんと満足させる、という気概に溢れてたのが個人的には嬉しかったし、彼女たちの良さを感じました。
簡単なことのように見えるけど、どうしても舞台の上で起こっていることに集中しちゃうのが実は普通で、常に客席を意識できる、それも隅々まで、というのは意外に難しい。舞台と客席両方に意識を向けてないとできないしね。
みーちゃんとなっちゃんがそれをできるからこそ、他のメンバーは逆に舞台の上でのパフォーマンスに集中できるわけで、それがまたいいバランスだなあと思いながら見ていました。

2shot待ちで並んでいる時にさくちん再入場。ちょうど横を通ったので「いってらっしゃい」と言ったら、頑張る、という感じでガッツポーズいただけました。こういう距離感が保てるのも今の規模ならではなんだろうけど、やはりいいもんですね。

2shotのポーズは、『アイツのひざだっこ』にちなんで、ラリアットポーズにしてもらいました。さくちん笑いながら「アイツのひざだっこっていう曲なんだけどねw」
初めてタイトル見たときはどんな曲になるのかと思ったよ、と言ったら「だよねーw」ホント、まさかの曲だったw

https://instagram.com/p/0ioY0KGrop/

さくちんラリアット。

最初に書いたように、今日のイベントはいつものアイドルイベントと違い、アドレナリン出まくり、とかドーパミン出まくり、というよりも心が温まる、ホッとするようなイベントでした。
前日の遠征から徹夜して仮眠明けの自分にとってはとても良かったというのもあるんですが、おそらくは会場中の人がそういうやんわりとした気分に包まれていたと思います。

それと今日は本当につりビットの運営の良いところばかり発見がありました。
まず、2,000円という料金でこれだけのパーティを開いてくれたこと。普通にミニライブあり、トークあり、2shotあり、というある意味ではリリイベに近い内容とはいえ、良心的な値段に設定してくれたことで、落ち着いた雰囲気で楽しめたと思います。

そして、リリイベ期間真っ最中であるにも関わらず、『負けないガッツ』を一切強調することなく、CDを売ろうということも、セトリにも入れてこなかったこと。ある意味では、もっと売る努力を、という人もいるかもしれませんが、生誕祭は生誕祭として、そういうのとは別に今日は皆さんと一緒にお祝いをしたい、という気持ちが見えるようで、個人的にはとても良かったです。
餃子さん、一所懸命過ぎて時々表情が怖くなってたけどw *1

うん、いいイベントだった。これくらいの規模の時に、こういう形でちゃんと生誕祭をやれるのは本当にいいことだと思う。
他の運営も見習って欲しい、と単純にはいえないことだとは思いますが、少なくともこういうイベントはグループやメンバーとファンの気持ちを近づけ、繋がりを強める力はあると思いました。実際、私はそうなったしね。

さくちん、みーちゃん、ちゃんあや、ぁゅタン、なっちゃん、そして運営の皆様、魚探倶楽部の有志の皆様、素敵なパーティをありがとうございました。

今日はポカポカと暖かく、こんな日だからこそ、「咲桜」という名前がよりいっそう素敵な名前だな、と感じました。

セットリスト

1. はじめのキモチ
<MC 自己紹介>
2. WATER DRIVE
3. 告白スイッチ
<MC>
4. アイツのひざだっこ

諸情報

  • チケット:2,000円(+ワンドリンク)
  • 座席:椅子席着座(最下手列)
  • 特典会:さくちんとの2shot

その他所感

今日のイベントが素敵すぎて、みーちゃん生誕祭にも行っておきたかったなあ、という気持ちに。まあ、あの時は色々被って無理だったんだけど、やはり悔やまれる…。

今日もまたMIX勢にやられた感。MIX勢がピンチケではなかった、という点が面倒だなー、と。
自分はMIX全否定ではないのですが、全ての曲のイントロでMIX入れるとか、歌が聴こえなくなる形でハイハイジャージャー叫ばれるのは正直苦手なんだよねえ。ここぞというところで入れてくれるMIXやコールはむしろ好きだけど…。

 

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*1:キッチン脇にいたのでよく見えた