モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

ももいろクローバーZ ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶ xoxo  ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!2015

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今年もももクロからチョコレートもらったよ!

基本情報

感想

ライブパートも楽しくて、企画パートも楽しいという一粒で二度美味しいという素晴らしいイベントでした。
自分があまり行けてないせいもあるけど、自分が行った最近のももクロ現場では一番だったな。

なんせライブもたっぷり18曲、しかも久々に生で聴けた曲が多かったのは良かった。一番は『オレンジノート』ですけど、その他にも『シングルベッド』や『だてあり』『ありプレ』といったソロ曲、『GOUNN』や『労働』でさえ自分的には久々で楽しすぎた。

それと、横アリならではの回廊とサブステージですね。去年と違ってアリーナにはサブステージはなく、スタンドにサブステージが設置されていたこともあり、スタンド(横アリ的にはアリーナだけど)席にいた自分は比較的近く(といっても10メートルは離れてたけど今のももクロならこれでも近い方)に見れた。おまけに上手側にしおりんが何度も来てくれたのは嬉しかったですね。
がっつりのライブとお近づきを両方楽しめるという意味でもいいイベントだった。

最初のブロックは最新の3曲。『夢の浮世』は初披露。曲は聴いていたし、MVももちろん見てましたが、実際のとこKISSが苦手な自分としてはまだあまり楽曲的には乗れてない。ももクロの曲として自分の中で消化するまでにはもう何度かライブで見てからになりそうです。
『ムンプラ』についてはいうまでもなく、『チャイマゼロ』についてもだいぶ踊れるようになってきたので楽しい。本家『チャイマ』や『労働』といった会場中で一体となれる楽曲が多かったのもいいセトリでしたね。ブロック的にもうまく配分されたし。
企画コーナーが挟まることで、どうしても身体は冷えるから、それをブロックごとにしっかり盛り上げてくれるのはありがたかったし、それだけ曲が豊富なももクロだからできることでもある。

自己紹介パートでは、れにちゃんが先走って自己紹介すっ飛ばして、曲フリ(と後になってわかる)に行きそうになったのを安定のあーりんが「れにちゃんの話の前にとりあえず自己紹介しとく?」と上手くストップ。で、れにちゃんの「最近寒いですねえ」からの「花粉症の高城は大変なんですよ」から咳して『黒週』。
毎回『黒週』の入り考えるのも大変だなw これ考えてるのってれにちゃんなんだろうか。なんにせよ毎回楽しませてもらっていますが。
『黒週』も、エンドステージできっちりやってくれたから、5人並びでの通常フォーメーションが見れたし。変化球はたまに見るだけでいいと思いました。

久々の『労働』でがっつり。ここでしおりん上手サブステージに来てくれるわけだが、労働だと推しジャンパートなさ過ぎて個人的には超残念。飛びまくりたかったのに。

メンバーがエンドステージ集合して、ゴボウ登場。夏菜子がゴボウのことを何度も「よしだ」と呼んでいたのが笑った。楽屋ではそう呼んでいるという話だったが、一応年上だから敬ってあげてw

最初の企画はリスナーからの質問にももクロが答える、というコーナー。
最初の質問は、「ももクロでよかったこと、ももクロじゃなかったらと思うことは?」というもの。
ここで夏菜子が「そりゃあ、ももクロでよかったことはなんといっても高城さんに出会えたことですよ」と半笑いで答えると、それにしおりんが続くわけだが、しおりんは明らかに笑ってるw
お返しとばかりにれにちゃんが「この4人に出会えたことですよ」と答えるわけだが、ここで夏菜子が「スミマセン。この流れ作ったのは明らかに私なんですけど、もうこの空気に耐えられません」とか言い出すw
夏菜子がこういうことが言えるようになったのか、成長したなあ、とか個人的には思ってました。
で、あらためて今度はあーりんが「ももクロじゃなかったら、と思うのは、やっぱりももクロのライブをそっち側(客席)で見てみたいことかなー」と答えて、これには一同賛同。
なんでも楽屋では時々、「メンバーが全員一卵性双生児だったらいいのに」という話をするそうだ。まー、確かにももクロだからこそ、ももクロのライブが見れないってのは残念だよね。

最後の質問が、千葉県の女性からの質問だったんだけど、当の本人が会場に来ていて、カメラで抜かれたんだけど、隣の人と抱き合って喜んでいた姿が印象的。そりゃあ、あんな風にももクロに声掛けられたら嬉しいよなあ。
で、質問は「落研に入っているんだけど、上手くならないのでアドバイスが欲しい」という内容で、その流れからゲストの春風亭昇太が登場。ステージに緋毛氈と座布団が用意されて、落語タイム。
大喜利とか始まるのかと思ったら、そうではなく、春風亭昇太がお手本として小話を披露して、それをももクロが再現するという形。これはちょっと残念だった。既に一度披露された小話をもう一度されてもね。と思っていたんだけど、そんなものまで笑いに転化するのが我らがリーダー夏菜子ですよ。

小話では「お父さんの顔が青い」というところを「お父さんの顔が黒い」と言ってしまい「しげるか!」というねw
まあ、夏菜子に投げときゃ大概笑いになるという好例。
そしてここでもしおりんが天才ぶりを発揮。覚えてるかなーと言いつつも見事に寿限無を披露。ゴボウも言えてたけど、ゴボウはそれこそ落研出身だしな。
さてこれで春風亭昇太もファミリーの一員になったわけで、次はどんな形での邂逅になるのか。

いったん、昨年のオールナイトニッポン生放送のダイジェスト映像が流れて、さて次は何だろうな、と思っていたら何とビックリ、あーりんとれにちゃんによる『アメリカンチェリー』ですよ。
衣装のせいで動けないから二人並んだままでの披露だったということもあり、普段はライブ会場でモニタは見ないことにしているのですが、この時はモニタに映る二人のアップをじっくり堪能しました。
れにちゃんの可愛さは異常。あの着ぐるみであそこまで可愛くなる人はそういないと思う。あと、この曲果たして音源化されるのかな?

そして来ました『シングルベッド』! 久々な上に衣装がこれまでのネグリジェ風衣装ではなく、しおりんはリアルパジャマで、おお!と思ったんですが、なんかアイドル現場でこういうパジャマ姿見たことあるな、と思い返してみたら、せのしすたぁ現場でしたw
唯一残念だったのは、この時にしおりんは下手側に行ってしまったことだな…まあ夏菜子可愛かったからいいけど。

続けての『ありプレ』は最高だったなあ。トロッコで会場一周。普段はもっとレスしまくるももかが、それも抑えて歌いこむ姿が逆にすごくよかった。
『だてあり』はもう言うまでもなく楽しいわけで、こういう無条件の楽しさを久々にももクロ現場で味わったなあと、ベストテン行けなかった凡ノフは思ったりしました。

没写真ショーでは予想通りのれにちゃん祭り。
そして、今年もショートドラマのコーナーがありました。

自分は女優としてのあーりん推しであるということを認識した。あーりんは本当に芝居巧い。そして女優として自分の好きなタイプだということがわかった。ももクリで幕が上がる、というか銀河鉄道の夜の映像見た時から思ってたけど、あーりんの演技は本当に素晴らしいと思う。

そういう意味で、去年に引き続き今年もショートドラマのコーナーがあったのは、去年との比較という意味でも興味深かった。当たり前だけど去年よりも皆巧くなってるわけで、夏菜子とれにちゃんの笑いの部分なんかはリアルな笑いとのバランスとかすごくよかった。

そんなわけで、このところ映画関連で女優としての彼女たちを多く見ているせいもあって、私の中であーりんがグイグイ来ている。

今回のショートドラマは2030年という設定だったわけだが、あーりんは34歳設定だったので誕生日は過ぎている。つまり宇宙花火大会も地球同様に夏に行われている、という設定なんだな、とかどうでもいいことも考えたりしていた。
ていうか2030年になってもあーりんというかももクロメンバーは今の私よりも年下なんだな…とか考えたらちょっと悲しくなったよ。

あと、そうした芝居の部分では堂々としているのに、可愛いコメント言いなさいと言われると途端に照れちゃうももかのギャップ萌え。そういう意味でも通常のライブと違って5人のそれぞれの良さを楽しめたのが今日楽しかったひとつの要因でもあるな。去年ほどダレなかったというのもあるけど。

ドラマの締めとして『やさしさに包まれたなら』を歌い、再びの企画コーナー。
これは完全に大喜利で、まあ昨年のすごろくの反省からか短くきっちりと済ませた感じ。優勝者を決めるコーナーがないと、賞品のチョコレート出せないしな。
ここでの白眉はやはり「街でこの人モノノフだ!とわかる瞬間」というネタの際に、客席にいるモノノフの似顔絵描いちゃうれにちゃんだなw 街じゃねえしとか色々ツッコみたいことはあるんだけど、あの紫推しの人にとっては一生の思い出になると思う。れにちゃんが自分の似顔絵描いてくれるんですよ。そんな最高な体験ないじゃないですか。あの似顔絵が彼の手に渡ることはないのかもしれませんが、どうせなら渡してあげて欲しいなと思いました。夢がある。
あと、久々に画伯のスゴさ見たよw

企画コーナー終わって、前日の推され隊のANNRのダイジェスト映像。まあ予想はしてたけどメンバー全員出たのね。
急遽の出番だったとは思うんですが、推され隊の二人もきっちり回してたみたいで何より。あーりんの松田聖子がほぼカットされてたのは残念。見たかったですわ。

そしてここからのライブパートはもう言うことなし。超楽しかった。
overtureから『走れ』、『GOUNN』、『灰ダイ』ときて、『幕が上がる』NG集でちょっと休憩入れてからの『チャイマ』に『オレンジノート』ですよ。特に『チャイマ』からの『オレノ』は個人的にあがりまくったわ。本編ラストが『オレノ』っていつ以来なのかな。とにかく久々に聴く『オレノ』がこういう使われ方で聴くことができて本当に嬉しかった。そして振りコピが相変わらず楽しい。

『幕が上がる』NG集では、NGではないんだけど、れにちゃんがももかと夏菜子を引き合わせるシーン、実はあんなに長く回していたというのを知ってビックリ。結果的に使われなかったわけだが、ディレクターズカット版とかで見たいな。まあ、特典映像にもNG集つくと思いますが。

アンコールも『サラバ』からの『怪盗』で締めくくる。文句の言いようがありません。
ステージまで遠いからサブステの時だけ飛ぼう、とか思ってたはずが、結局終始飛びまくってしまったよ。
帰り際、隣だったノフの人に「元気ですねえ…」と呆れられてしまうほどに。
それだけでもどれだけ楽しかったかというのがわかるってもんです。

アニメ紅白の時は肉眼ではあまり見れなかったけど、今日は夏菜子のショートカットも近くまで来た時にハッキリ視認できて、あらためて似合ってるなあ、可愛いなあ、と。それをこの目で確かめられたことがよかった。

あとはあれだね、女祭り衣装をこの目で見れたのが嬉しかったね。皆可愛かったけど、しおりんのハット、ももかのバニー、あーりんのツインテに編み込みは可愛過ぎた。あの衣装で回廊回ってくれたので近くで見れて嬉しかったのなんの。

まあレスなんぞはまったく(と言ったら嘘になるけど)期待はしていないのだが、たまたまオレノのしおりんの指差しの方向が真っ直ぐこっち向いてたので超嬉しかった。直線距離にして数十メートルあったけどな。
しおりんの髪の長さは後一ヶ月くらいすると、自分の一番好きな長さになるんで切らないで欲しいなあと思いつつも一ヵ月後に会える予定はないのであった…TAKAHASHIのLVくらいか…。

今年もももクロからのバレンタインチョコもらえたし、本当にいい一日だった。

セットリスト

1. 夢の浮世に咲いてみな
2. MOON PRIDE
3. Chai Maxx ZERO
<MC 自己紹介>
4. 黒い週末
5. 労働讃歌
<教えて!ももクロ先生(ゲスト:春風亭昇太
<映像:生放送ANN>
6. 私のアメリカンチェリー / 山形(佐々木彩夏高城れに
7. シングルベッドはせまいのです / ももたまい(百田夏菜子玉井詩織
8. ありがとうのプレゼント / 有安杏果
9. だってあーりんなんだもーん☆ / 佐々木彩夏
<ゴボウMC:没写真ショー>
<ショートドラマ>
10. やさしさに包まれたなら
<発想王決定戦>
<映像:事務所に推され隊のオールナイトニッポンRダイジェスト>
11. overture
12. 走れ!
13. GOUNN
14. 灰とダイヤモンド
<映像:幕が上がるNG集>
15. Chai Maxx
16. オレンジノート
<アンコール>
17. サラバ、愛しき悲しみたちよ
18. 行くぜっ!怪盗少女

諸情報

  • チケット:7,200円(AE先行)
  • 座席:アリーナ1階 Fブロック

その他所感

あらためて思ったのは、アイドルのパフォーマンスを楽しむという意味では横浜アリーナが限界の広さだなあ、ということ。それ以上広くなるとパフォーマンスというよりは会場の空気とか、その場にいるという喜びで補完しないと難しい。ま、あくまでも個人的な感覚ですけど。

あと、企画コーナーとかになっても座らない人、増えたね。小さなお子さんや女の子も沢山いるんだし、少しは周囲に気を遣うことも考えましょうよ。