モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

ベイビーレイズJAPAN SUMMER LIVE 2015 -IDOROCK YOU!AND!CHEESE!-

https://instagram.com/p/7mzjqNGrs7/

遠い上に逆光になっちゃってよくわからんことになってますが、一応記録として。

基本情報

感想

ベビレワンマンにハズレなし。
その言葉をあらためて噛み締めた。

前日当日と色々あって、テンションはもう完全に下がってて、家から一歩も出たくないというか死にたいレベルだったんですが、数日前のLoGiRLでなおすけが、
「嫌なことも全部持ってこい! 忘れさせてやる!」
と言ってくれてたので、行くことにしました。
そして、その言葉通り、なおすけは約束を守ってくれた。
確かに、嫌なことを忘れさせてくれました。本当にありがとう。

とにかく楽しい、その一言に尽きるライブでした。これはどちらかといえばベビレのライブでは珍しい。
というのも、ベビレのライブは基本「熱さ」がメインにくることが多くて、「楽しさ」というのはそれに付随するものだから。
それが、この日のライブではもちろん「熱さ」もあったけど、どちらかといえば「楽しさ」が先に立つものになっていた。
ここにきて、ライブの幅を広げることもできるようになったなあ、とちょっと上から目線で感じてしまったほどでした。

整理番号590番台という安定のクソ番*1だったので、今日も後ろで見よう、と思って入場してみたら、アリーナには花道があり、段差の前方は撮影エリアとなっていて入ることができなかった。
色々と仕方のない面はあると思うのですが、Zeppでは段差の最前になるべく近いところで見たい、と常々思っている身としてはそこが丸ごと潰されてしまっているのは正直疑問に感じました。
翌日はニコ生の配信もあるとはいえ、チケット代払って見に来てる観客をその後ろに回すというのはなんというかいまひとつ納得できなかった。
仕方なく、撮影エリア後方の柵から2列目で見ることに。結果的には前方は撮影エリアで、遠くはなるけど開けていたので見やすいことは見やすかった。
むしろ、これまでのベビレのライブでは一番視界が開けていたというのも事実。普段は段差のないオルスタだから私の用に身長が低くて整理番号悪いと人の頭ばかりしか見えないからね…。
毎回Zeppクラスとは言わないまでも、段差がある箱でやって欲しい、というのは本音である。

閑話休題
見やすさは確保できたし、この日は知り合いと連番というか一緒になって見ることもできたので開演までの間も退屈せず、それもあって周囲と一緒に沸けたという意味でも楽しかった。

陰ナレは愛夏っちゃん。相変わらず煽り方がなんというかカワイイw いつだったかの定期の時の「そんなんじゃ始められません!」には敵いませんでしたが、今日もいい感じでしたw

Overtureからメンバー登場。
今回のZeppではステージ後方に階段が組まれていて、その上からの登場。
この時、翌日のMCで愛夏っちゃんは冷や汗をかきまくっていた事実が明かされるのだが、それはまた別の話。
スモークが晴れて姿を現した5人はTIFでも着たカラフル衣装でした。

で、一曲目から『SHOWTIME』。いきなりのヘドバンタイムです。それでもメンバーの表情からは、いつもの力強さよりも楽しそうな表情の方が伝わってきたなあ。なのでこちらも本気のヘドバンデスボイスというよりも、ワイワイしながらという入りで、遊園地というテーマにはピッタリでした。

続いての『PLB』でもクラップと振りコピで場を適温で盛り上げて、続けてきたのが久々の『Again and again』でした。りおトンが大好きなこの曲ということで、りおトン見ながら聴いてました。実は初っ端の『SHOWTIME』で振り間違いとかしてたので大丈夫かな、と心配していたりもしたんだけど、そこからはまったく心配なく、りおトンも楽しそうでしたね(内心どうだったかはわかりません)。

そして、最近では前半の盛り上げ役という印象が強い『JUMP』。ひょっとしてここからはアゲアゲかな? と思っていたら竹村さん登場しての『GET OVER NIGHT』。
あとから竹村さんのTwitterで機材トラブルあったことを知るんだけど、この時はそんなことには気づかず「GATE OF THE TIGER! GARDIAN GO!」を叫ぶのに必死でした。なんせ花道までなおすけが出てきて煽りまくりでしたからね。

それにしても竹村さんいい人すぎる。トークの時もメンバーそれぞれに対して気遣いと愛情を忘れないし、メンバーの倍以上の年齢(りおトンにいたっては3倍弱)でこの世界じゃベテラン(おまけに格闘技のチャンピオンだぜ)なのに、笑われ役になることをまったく厭わない。とっくの昔からわかっていたことだけど、ステージの上でも変わらぬその姿を見ると本当にいい人なんだなあと思う。ライブ会場でも挨拶すると気軽に挨拶返してくれるしね。

それでいて、メンバーと虎ガーへのリスペクトが凄いんだよな。
ぶっちゃけ、竹村さんのレベルならもっと馴れ馴れしくしたって、メンバーも虎ガーも誰一人文句言わないと思うのに、一定の距離感をしっかり保って接するその態度。
笑ってしまったのは、曲終わって花道で5人と肩組んで挨拶する時に、でんちゃんと愛夏っちゃんに触れないようにしてたこと。いや、もう竹村さんなら堂々と肩組んじゃってくださいよ! そこでメンバーに触った!とかで文句言う虎ガーいないと思いますよ。
そんなわけで竹村さんがステージにいる間は終始笑顔に包まれた時間でした。まあ、『GET OVER NIGHT』一曲だけ(実際はあとでまた出てくるけど)ってのは贅沢なゲストの使い方だなと思いましたけどね。

てなこともあって、アゲアゲの展開にはならず、ここからも『恋パニ』での振りコピタイム、そして『Baby Kiss』でのでんちゃん萌え萌えタイム、『ノンフィクション』『スーパーノヴァ』『ビッグスター』と、ミドルテンポの曲が続きました。
『ビッグスター』では周囲の友人たちと星作ってましたが、リコピン推しが近くにいない、という歪な星になったw

MCタイムに入って、リコピンがいなくなったので、あ、これは『チャチャチャ』来るな、と思ったら予想通りの赤白帽(赤バージョン)でリコピンが登場。
ツアー最終日のクラブチッタ以来の歌のお姉さんモードで登場です。
正直、この夏『チャチャチャ』聴きすぎて食傷気味だったりしたんですが、この日は『チャチャチャ』行くまでのMCの流れが神がかってて、メチャメチャ面白かった。
あのMCが聞けるなら毎回チャチャチャあってもいいわ、と思えるくらいに笑いましたw リコビンスゴいよ。面白すぎたわw

リコピン「お姉さん、二ヶ月ぶりの登場だよー。覚えてるかなー?」
でんちゃん「いたんだ? もう終わったもんだと思ってた。」
リコピン「終わってない!」
でんちゃん「どこに行ってたの?」
リコピン「ちょっと自分探しの旅に出ていました…」

他のメンバーのお姉さんに対する態度の冷たさが最高でしたw

リコピン「ニューバージョンの赤白帽も販売したのに…」
なおすけ「配ったりもしたもんな」
リコピン「なのに、なんで皆かぶってない!」

この様子だと赤白帽も供養されそうだなあw
メンバーも赤白帽かぶるのを拒絶。すると、

リコピン「そんなんじゃステージに立つ資格がない!」
でんちゃん「じゃあ私たちいなくなるけど、ステージの上、りことバンドの人たちだけになるけどいいの?」
リコピン「それは画がもたない!」

今日イチ笑いましたw リコピンのトークキレッキレだったw
で、結局メンバー全員に赤白帽かぶせるために召還したのが竹村さんっていうw
ホント、竹村さんいい人すぎますよw バックダンサーの女の子たちとも絡んでたしw
ここでもリコピン

「おいみんな! そんなにあの子たちことばっかり見ない! まだ小学生だぞ!」

もうマジでリコピンは神w

『チャチャチャ』の後にもZepp Namba同様に写真撮影タイムがありまして、

リコピン「大阪の時はデンヤーポッターとかいう微妙なハッシュタグやったんで、今日は別のにしました」
でんちゃん「ちょっと、アタシのせいみたいに言わないで」
リコピン「で、今日のハッシュタグは?」
でんちゃん「じゃーん! #ベイビーランド !(会場微妙な空気)…なんでやねん! アタシじゃないよ! みんなで考えたんだよ!」

今日のベビレはMCでも本当に楽しませてくれましたw
あとリコピン、キレ芸では必ず、 「前髪切るぞ!」 を入れてて、本人相当気にしてるんだな、と思いましたw

その後も、『暦』『夏色』『充電』『チャリンコ』とベビレのわちゃわちゃ曲の連発で、まさしく遊園地。
アゲアゲで熱っぽいベビレが好きだけど、これはこれで悪くないなあ、しかもここまでのセトリ考えたら、残ってるのは自分の好きな曲ばかりだから、明日は神セトリになるなあ、とかこの時点では油断ぶっこいてました。

それが、次の『Pondering』から様相一変。愛夏っちゃんの気合の入った曲紹介から、そのまま『S.O.K.』『虎虎タイガー』ときて、それでもまだここまでは、楽しく踊っておりました。

そしたらそっからの『ベイビーレイズ』『ベイビーレボリューション』『夜明け』の3曲連続でしたよ…。
自分にとっては全てが推しジャン曲*2、しかも全てがベビレの「熱さ」をめいっぱい味わえる曲です。
それをライブラストの一番体力的にキツイところで一気に3曲連続で持ってきた。というか実際は6曲連続でしたからね。

油断していたせいもありますが、この3曲で完全に足を潰されましたw
汗フェスへのプレリュードがここからもう始まっていたようなもんですね。
それでもライブ全体の感想としてはやっぱり「楽しい」が勝ってました。足は痛いし汗もダラダラでしたが、それでも楽しくて仕方ない気持ちで「アンコール」の声を上げていました。

アンコールは、『栄光サンライズ』から入って、まさかの『新しい世界』。アンコールでの『新しい世界』って自分は多分初体験だな。

そして、締めは『TIGER SOUL』という自分にとっては最高の終わりとなるはずでした。
というか最高の締めくくりではあったのですが、ちょっと残念だったのが音がやや外れていたこと。そのせいでメンバーの歌声にもどこか自信がなかった。この曲はやはり堂々と力強く歌ってほしい曲だからね…。
生バンドアレンジ(今回は悪くなかった)だったり、イヤモニだったりしたせいもあると思うんですが、やはり最高の『TTIGER SOUL』が聴きたかったな、というのは本音です。
それでもこの曲でアガらないわけがないんで、気分的には最高に近い形でライブを満喫させてもらいました。

愛夏っちゃんの歌、今更だけどやっぱり凄いんだよな。
実は今日のZepp、武道館のことをすごく思い出してた。生バンド、花道、そうしたものが思い出させてくれたと思うんだけど、今日の愛夏っちゃんはあの日の愛夏っちゃんと姿が重なったよ。
あの日の愛夏っちゃんと同じように感じたもう一つの理由は、愛夏っちゃんが押せ押せの状態になると、激しい曲では無敵の強さを誇るんだけど、柔らかい曲になると音の取り方が難しくなるんだよね。心拍数とか精神的なものかもしれないけど。そこをクリアしてくれれば愛夏っちゃんはもっと凄くなれる。
でもそんな時に不安定な部分も見せてくれる愛夏っちゃんだからこそ余計に愛おしく感じてしまうのは推しだからなのかなあ。

りおトンが一曲目のSHOWTIMEでいきなり振り間違えた時はどうなることかと心配したけど、きっちり最後までやりきってくれたね。PLBのりおトンソロ、歌うほどに上手くなっていくというか最初あんなに自信なさ気に歌ってのが嘘みたいになってるのがオジサンには感動です。

あと今日、バンドメンバー紹介の時に、最後ギタリストの西川さんが夜明けの一節をギターで弾いたんだけど、それだけでもシビれた。 夜明けがどんだけいい曲かってのがあらためてわかったのと、それをさっと奏でる西川さんに惜しみない拍手。

まあ、ステージ終わって最後の最後で靴脱いで観客に臭い嗅がせながら去っていくアイドルもなおすけくらいしかいないだろうよw
そんななおすけの姿を見送りながら、嫌なことを全て忘れさせてくれて、それどころか最高に楽しい気分にさせてくれたなおすけとリコピン、でんちゃん、愛夏っちゃん、りおトンには本当にありがとう、と言いたい気分でした。

翌日の汗フェスへの期待が否が応にも高まるというものです。
そして、その期待は裏切られることなく、予想以上の形で供されました。
そっちのライブの感想についてはこちらで。

セットリスト

1. SHOW TIME
2. Pretty Little Baby
3. Again and again
4. JUMP
5. GET OVER NIGHT
6. 恋はパニック
7. Baby Kiss
8. ノンフィクションストーリー
9. スーパーノヴァ
10. ビッグ☆スター!
11. 世界はチャチャチャ!
12. 暦の上ではディセンバー
13. 夏色パーティー
14. 充電満タン~サタデーナイト
15. チャリンコアイドル
16. Pondering
17. S.O.K.
18. 虎虎タイガー!!
19. ベイビーレイズ
20. ベイビーレボリューション
21. 夜明けBrand New Days
<アンコール>
22. 栄光サンライズ
23. 新しい世界
24. TIGER SOUL

諸情報

  • チケット:6,000円(ファンクラブ先行、通し割)A590番台
  • 座席:オールスタンディング(段差、撮影エリア後方やや上手柵から2列目)

その他所感

えっと、一つだけ言いにくいことを言うとすれば……愛夏っちゃん、身体鍛えすぎじゃないですかね…。
背中とか逞しくなりすぎてた気がします…。
筋トレもほどほどにねw
そんな愛夏っちゃんにゾクゾクしちゃう自分もどうかとは思ったけどw

*1:ベビレのライブに20回くらい行ってるけど2桁とか見たことないし100番台も2回しかない

*2:愛夏っちゃん推しの自分としては、推しジャンする曲やパートを絞らないと頻度多過ぎて死んじゃう