モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

ベイビーレイズJAPAN SPRING TOUR 2015 @川崎CLUB CITTA'

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女子流以来のチッタ。

基本情報

感想

武道館に続いてのアリーナ最後方で参戦。正直、どうなんだ? と自分自身のモチベーションにやや不安にはなったものの、結果的にはそんな心配がどこかに吹き飛んでしまうくらいに熱くて、楽しくて、激しいライブでした。

影ナレは全員でした。特にでんちゃん気合入ってた。
そして、いきなりの『ベイビーレボリューション』。そう、こういう攻めが欲しかった。待ちわびた。
といっても実はこれ、3ヶ月前、ツアー2日目の新潟と同じ出だしでした。自分は今回のツアー、新潟と今日の川崎しか行けてないんで、だからこそ余計に『ベイレボ』が来た瞬間にアガった。一気に新潟の時の興奮を思い出しました。
(あ、ツアー終了したので新潟のセトリ、アップデートしました。)

shaka.hatenadiary.jp

続いての『SHOWTIME』はこのツアーの途中で発表された新曲。自分にとっては初めて聴く曲だったということもありますが、ここはアガるというよりも見る、聴くに集中。JAPANになってからの自己紹介というかグループ紹介曲的な扱いということなんだろうな。新曲のカップリングになるのかな。

そして『新しい世界』『ボクラノリアル』とベビレのライブでは盛り上がる曲が連続でくるわけですが、実はこの時点くらいまではまだ本調子ではないのかな、という印象が残ってました。
『SHOWTIME』がまだ完全に入ってない曲ってこともあると思うんだけど、『新しい世界』のサビのユニゾンで多少乱れがあったり、愛夏っちゃんの歌声にもまだどこか弱さが残ってた。

それが払拭されて、メンバーも会場も一気にヒートアップしたのが次のメドレーパートでした。
それも『暦の上ではディセンバー』であそこまで盛り上がるとは。
今回のツアーでは、『暦』のラップパートでなおすけがご当地ラップを披露してきました。今回はその集大成ということで、ツアーで回ってきた土地の名前を全て紹介して、ラストは「川崎サイコー!」でした。
ただただ土地の名前を言うだけのこのラップに凄く力があったってのもあるし、同時に実際のところ虎ガーの間では微妙な存在の扱いを受けている『暦』に対して、新鮮味を与え、それこそEMOTIONAL IDOROCKとして再度復活させるような、その意気込みを感じたというのが正直なところです。これにはちょっと驚きました。

そして続いての『涙の名前』は、武道館の『ベイビーステップ』を思い出させるようなピアノアレンジ。ここではリコピンに驚かされました。愛夏っちゃんがこういうところで聴かせてくれるのはいつものことなのですが、もう一人のこの曲でのメインボーカルであるリコピンが、ピアノアレンジでしっかりと聴かせてくれた。
『暦』でのなおすけ、『涙』でのリコピン、という二人の力が会場の虎ガーと、そして愛夏っちゃんの力を引き出したといっても過言ではないと思います。

それだけじゃなく、続いての『マジックアワー』では、りおトンセンターです。こうなると次はもう『Baby Kiss』ででんちゃん見せ場なんだろな、ということがわかる。
というか、このパートはメドレーに見せつつ愛夏っちゃん以外の4人の見せ場パートでもありました。
新潟では『Baby Kiss』の代わりに『ロックオン・ダーリン』だったのですが、実は新潟では個人の見せ場パートであるイメージは薄かった。
しかし、今日のメドレーで、「ああ、ベイビーレイズJAPANとして、愛夏っちゃん以外の4人がここまでやれる、ということを見せつけてくれた」と気づきました。

3ヶ月のツアーで、3ヶ月前と今日で、それだけの違いを感じさせてくれたことに驚きと喜びを感じ、だからこそ、ツアーでは最も広い会場であるこのチッタでも、隅から隅までの虎ガーを掴んでくれて、おかげで私もまったく迷いなくここからは盛り上がりまくることができた。

いったん、なおすけとでんちゃんによるMCタイム。ご当地ラップを通じて色んな場所について詳しくなったと話すなおすけ。実は手に歌詞を書いていたとか、歌詞も全部自分でご当地ネタを調べて考えたとか、なおすけのこういう努力が実を結んだことに拍手を贈りたい。

と思ったら、リコピンが赤白帽被って入場。そして、愛夏っちゃんとりおトンが幼稚園児が被る黄色い帽子被って入場。
もうこれだけで次が『チャチャチャ』なんだな、とわかるw
リコピンの幼稚園の先生風喋りもアレでしたが、愛夏っちゃんの幼稚園児風喋りはこっちが恥ずかしくなるくらいになりきってましたw 愛夏っちゃんこういうときも生真面目に本気出すからなあw
ちなみにりおトンもやるんですけど、何かのプレイのように感じてしまったのは私だけでしょうか?w

赤白帽はツアーの途中、というか後半になって急遽グッズとして売り出されたものの、発注を焦り過ぎてサイズが小さくなってしまい、でんちゃんは被れるけど、なおすけは被れないので頭の上に乗せるだけw
そのせいなのか、ツアー発売初日は8個しか売れなかったそうですw
リコピン「今日はツアー最終日だからもっと被ってると思ったのに、みんな黒い(髪の毛)やんけー!」とお怒りでしたw

で、そこからの『チャチャチャ』。
いったん上がった熱はなかなか冷めないもので、『チャチャチャ』ですら熱さ感じましたよw 初めてだな。
『充電満タン』『虎虎タイガー』と会場巻き込んでの2曲が続き、『ノンフィクションストーリー』で、いったんその熱を抑えるところがなかなかニクイところでしたね。

続いてのMCではツアーの思い出を語る、というコーナーだったんですが、まあリコピンが他のメンバーのダメだったところを次々に暴露するコーナー、といった方がいいかなw

愛夏っちゃんに関しては、高松でのライブで、素晴らしいMCでの語りのあとで「高知のみんなー!」と叫んで台無しにしたらしいですw
それを責められた愛夏っちゃんが珍しく言い訳をするんですが、それは苦し過ぎるw
結局カメラに向かって(今日はニコ生の配信が入っていた)謝ることになるんですが、「ゴメンねゴメンね」ってどっかで聞いたことのあるセリフw
なおすけが「あたしのネタ取らないで!」とツッコむところは、さすがなおすけわかってるな、とw

でんちゃんは、5月の札幌公演に半袖短パンで来て、当然寒くて仕方ないのでヒートテック着たらそれが前後逆だった、という話。確かにあの時期北海道は暑い日もあったけどねw
それに対してまたもなおすけが「寒いのに半袖短パンってのが、あざとい」と指摘。なんでも寒そうにしてたから、皆から「上着使う?」とでんちゃんに申し出があったらしく、そのことを言っているらしい。
「勉強になります」とメモるフリをするリコピン
リコピンのMCスキルマジ上がってるなー。

りおトンは、どこだったか忘れてしまいましたが、ライブ後の握手会で鼻血が止まらなくなり大変だったらしい。
鼻にティッシュ詰めたまま握手会したそうで、それを見られたくないから上からマスクして握手してたら、虎ガーから「喉大丈夫?」と心配されたらしい。しかも鼻血がツツーっと流れ落ちた時は、その時握手していた人が「ご、ごめんなさい」と謝ってきて恐縮した、ということでした。
鼻血の原因は、でんちゃんの靴下とふくらはぎの良さに目を奪われ興奮したからだそうなw
それを聞いてすかさずリコピンとなおすけが「あたしたちのふくらはぎは!」とアピールしますが、そこはさすがにりおトン、社交辞令とか一切なく「あ、結構です」w
さすがすぎるw

オチは当然なおすけですが、大阪公演の日、二泊の予定だったのに、おパンツを一枚しか持ってこなかったらしく、慌てて一部と二部の間に買いに行き、会場周辺にたむろする虎ガーにおパンツを見られないように隠しながら会場入りしたそうなw
リコピンが「どうしたんかな、と思ってた。裏表逆にして履いてたんかな、とか」ととんでもない発言して、それを聞いた時の愛夏っちゃんの表情が凄まじかったなあw

で、肝心のリコピンは、というと、ツアーの間、メンバーたちに散々悪戯をして困らせて、特にでんちゃんには水浸しの手でビンタ(本人はナデナデ、と言い張る)するわ、ライブ終了後でんちゃんが疲れて呆けているところに氷を投げるわ(本人は置いてあげた、と言い張る)と大暴れだったそうですw
リコピン「みんなが疲れている時だからこそ、笑顔を届けてあげたかった」
でんちゃん「余計に疲れたよ」
というやりとりが最高でしたね。そして、そんな悪戯に対し「親しき仲にも礼儀あり」とでんちゃんが言うと、それをリコピンは「おやしき仲にも礼儀あり」だと思ってた、というのが真のオチでしたw
リコピン「私はもう高校を卒業して大学にも行ってないから、知識としては今が最上級。これ以上は上がらないからみんなが私のレベルに合わせてください」ムチャ言うわw

そんなこんなのMCが終わって、ここで来ました『TIGER SOUL』。
実のところ、ツアー最終日で『TIGER SOUL』聴けなかったら他界するかもな、と思ったくらい『TIGER SOUL』厨なので、思わず「キター!」と叫んでしまいました。

ただですね、ちょっと微妙だったのが、生バンドによるアレンジがね…。
名曲である『TIGER SOUL』をここまでアレンジする必要があったのかな、と。もちろん大好きだから、気分的には盛り上がるのですが、あまりのアレンジ違いに心のどこかで「ん?」と思う気持ちは止めようがなかった。
来週の定期では通常アレンジが聴けると思うので、そっちに期待。

ちょっと脱線すると、この川崎のライブは全編生バンド、という自分にとっては武道館以来の体験になったわけですが、どうなんだろう、『TIGER SOUL』のアレンジも含め、実は生バンドだから良かった、という感想はあまりないんです。
悪かったわけでもなく、生バンドだから余計によかった、という部分があまり感じられなかった。
もしかするとそれは、ベイビーレイズJAPANが、生バンド、という力に頼らずとも良くなった、ということなのかもしれない、というのは言いすぎでしょうか?
個人的には露骨なアレンジよりも、通常のバージョンだけど、生バンドっぽさが活きる、というのを期待していたので、そこについてはちょっと残念だったかな。
少なくとも武道館の生バンド、特に個人的にあの時の最高傑作である『SMILE』を超えると感じた部分は残念ながらありませんでした。
これは生バンドの技量の問題とかではないので、そこを否定しているわけではないことは言い添えておきます。

閑話休題
そんな『TIGER SOUL』でしたが、それでも当然虎ガーの心はガッチリと掴むわけで、その流れでの『ミチシルベ』『S.O.K.』『JUMP』が盛り上がらないわけがない。自分も今日イチ盛り上がったし、跳んだパートでした。『JUMP』終わりで既に足はガタガタでしたね。

そして本編の締めは『栄光サンライズ』でした。これも新潟と同じ展開。他のツアーもそうだったのかな。

アンコールのコール、なんと今日は女子先導でした。素晴らしい。
女性→男性、の交互コールは聞いてて面白かった。途中、女性の声に被せてた男性に対して、強い虎ガーの人が、女性の声だけにした方がいい、と注意しに行ってたのがグッジョブだった。

ツアーTシャツに着替えて登場したメンバーも、やはり女性のコールには感動していましたね。
そしてここで、やはり来ました新曲発表。10枚目のシングル。タイトルは『Pretty Little Baby』。これもまたベイビーネーム曲扱いなのかな。
発売は8/19。良かった…某グループと某グループのリリースと被らなかった…。これからなんとか個握は行けるだろう。
ここで「8月まで待てないー。歌いたーい」という茶番があって、『Pretty Little Baby』初披露。
曲調的には、今までのどの曲とも当てはまらない感じ。ロックではあるけど、それほど激しくなく、ロカビリーっぽいイメージかな。まだ聴き込んでないんでなんとも言えませんが、シングルタイトル曲としてはどうなのかなーというのが第一印象。
でも、Bメロではシリアス顔の愛夏っちゃんが一転サビに入った途端に魅せる笑顔が超素敵なので良しとする。このときの愛夏っちゃん見てるだけでなんだか幸せな気分になる。

続いて、これまた予想したとおり、Zepp Divercityでのライブが告知される(まあ、武道館の時点で東京と大阪で何かがある、と予告されていたのでZepp Nanbaが発表されていた時点で殆どの人がわかってたとは思う)。
しかし、予想していなかったのはまさかの2days。マジかー! 9/12、13の土日ですね。ベビレ運営としては珍しくちゃんと土日で会場押さえたな。
そりゃもうZeppでのベビレは見たいわけで、Nanbaには行けない自分としては、大いに楽しみではあるんですが、2daysかー、集客大丈夫なのかなー、と要らぬ心配をしてしまいました。

昨年の武道館はある意味では一足飛びで一歩一歩階段を上った末での到着地点ではなかった。
その意味において、このZeppは、着実に前進して、掴み取った場とも言えるし、まさに真の力が試される場でもある。
個人的には今日のパフォーマンスを見て、これがZeppクラスになっても問題はないだろうと思ったし、むしろZepp中が沸く姿は早く見たい。だからこそ、2days、人を集めることが重要になるなあ。
ツアータイトルというか通称も紹介されましたが、まあ、それはいいだろう。ツアータイトル言おうとして噛んじゃって「にゃにゃにゃ」とか言っちゃうでんちゃんが超可愛かったですw

アンコール2曲目は『ベイビーレイズ』。
足はもうガタガタでしたが、そりゃ跳びますw そして『ベイビーレイズ』だったもんだから、これで締めかな、と思ったら、もう一曲ありました。それが『夜明けBrand New Days』でした。

なんだかんだ言って、今回のツアーの一番の収穫は、メンバーの成長はもちろんのこと、それも踏まえての『夜明けBrand New Days』が、ツアーファイナルを飾る一曲にまで成長したってことなんじゃないかと思っている。
だからまあ、タイトル曲がどうであれ、ニューシングルにも色々と期待はしたい。
なんにせよ『夜明け』という新しいキラー曲ができたこと、それは祝いたい。私もこの曲大好きです。愛夏っちゃんの歌声が本当に良く映えるからね。

これにて、ツアーファイナル終了。
最後に、ステージの上ではメンバーが、フロアでは我々虎ガーが全員、隣の人と手に手を取って並んで、「ありがとうございました!」
ファイナルでしたがダブルアンコールなしで照明がついて、虎ガーによる「お疲レイズ!」でライブは終了しました。
まあ時間的にダブルアンコールは無理だったよね。

今回のツアーは全会場、物販1,500円以上購入で握手会があり、今日もあったので当然並びました。
まあ、600人以上いるので、握手会といってもハイタッチ並みかそれ以上の瞬速ではありましたが、それでもライブ直後にメンバーに直接会って感想言えるのは嬉しい。200人くらいだった新潟でも瞬速だったけどな。

順番はいつも通り、リコピン→でんちゃん→愛夏っちゃん→なおすけ→りおトン。

一人ずつ「良かったよ!」しか言えませんでしたが、それでもその一瞬で愛夏っちゃんが「shakaさん!」と名前呼んでくれた、それだけでもう幸せだったし、ライブの興奮と愛夏っちゃんに名前呼んでもらえた喜びでまた手紙書きたくなっちゃいました。今出してきたばかりだというのに。
さすがにちょっと間を空けよう。来週の定期かな。

実は今日、フロアの一番後ろ、後ろには柵しかない、本当の一番後ろで見ていました。入場した時にはほぼほぼ埋まっており、無理に前に行くよりは、という判断でしたが、そのせいでモチベーションに不安はあった。なんといってもこの1ヶ月の間はどんなに遠くても前から3列目、みたいなところでしかライブ見てなかったからね。

それでもその距離を感じさせない、一番後ろまでパワーが伝わってくるライブでした。
チッタの広さだと一番後ろでも表情がわかるということもありますが、個人的には前にいるのと変わらぬテンションを保てたし、むしろ後ろだったからこそ余計に力を出せた、そうまでしてでも愛夏っちゃんやメンバーに声を届けたいと思った。そういう風に自然と身体が動くようなライブだったということです。

Zepp Divercity、大いに楽しみになってまいりました。
その前に来週の定期で『TIGER SOUL』聴きたいけどね。

セットリスト

1. ベイビーレボリューション
<MC 自己紹介>
2. SHOWTIME
3. 新しい世界
4. ボクラノリアル
<MC>
5. 暦の上ではディセンバー
6. 涙の名前
7. マジックアワー
8. Baby Kiss
<MC 大矢先生の体操指導>
9. 世界はチャチャチャ
10. 充電満タン ~サタデーナイト
11. 虎虎タイガー!!
12. ノンフィクションストーリー
<MC>
13. TIGER SOUL
14. ミチシルベ
15. S.O.K.
16. JUMP
17. 栄光サンライズ
<アンコール>
18. Pretty Little Baby(新曲)
19. ベイビーレイズ
20. 夜明けBrand New Days

諸情報

  • チケット:5,800円(ファンクラブ先行)
  • 座席:オールスタンディング(センター最後方)
  • 特典会:全握(リコピン、でんちゃん、愛夏っちゃん、なおすけ、りおトン)

その他所感

今日は自分にとって、林愛夏というアイドルの存在が如何に大きいのかと言うことを再認識する日だったな。それはイコール、アイドルとして、歌手として、パフォーマーとしての林愛夏という存在の大きさを感じさせるものでもあった。

関連リンク

natalie.mu

www.girlsnews.tv

Pretty Little Baby(初回限定盤B)(DVD付)

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Pretty Little Baby(通常盤)

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