モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

ヤンヤン歌うステージ 昭和の日SP!!

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今日の一現場目はここでした。

基本情報

  • アイドル名:Chelip(井次麻友、藤井美音)、amiina(山井あみ、かわいみいな)、ハコイリムスメ(門前亜里、内山珠希、小松もか、神岡実希、鉄戸美桜、菅沼もにか、我妻桃実、※阿部かれん欠席)、つりビット(聞間彩、安藤咲桜、長谷川瑞、竹内夏紀、小西杏優)、まなみのりさ谷野愛美岡山みのり松前吏紗)※出演順
  • 日時:2015年4月29日(水・祝) 10:30開場 11:00開演 13:30終演
  • 会場:渋谷 O-Crest

感想

この手の対バンイベント行ったのも久しぶりでしたが、大変楽しかった。
つりビットとまなみのりさ目的で行ったわけですが、Chelipamiinaもハコイリムスメも含めて、今回は5組全部がかなり個性的でそれぞれ被る部分もなく、あらためて今のアイドル市場の間口の広さを感じましたし、それぞれの楽しみ方の違いなんかも体感することができました。

到着して会場前で友人と合流したら、ちゃんあやとさくちんとぁゅタンが、餃子さんと一緒にコンビニから出てきたのはビックリした。ああしてみると、みんな中学生だなあ。

整理番号は比較的良くて20番台だったので、前から2列目、今日はみーちゃん側のゼロズレ狙う。ちょっと失敗だったのは前もつりビットオタだったので、最前譲ってもらうことはできないなあ、ということ。普通のTシャツだったからわからなかったぜ。まだまだ自分も甘いな。

今日は知人も何人かいたので、始まるまで退屈せずに話をしていたら、トップバッターのChelipオタの方が最初だけ前を譲ってもらえませんか、とのことだったのでお譲りする。その際に、Chelip鳥取のアイドルであること、昭和のアイドルに関わっていた方がプロデュースしていることなどをお聞きしたりして、実際に見る前に知識が入ったので見るのが楽しみになった。
まあ、自分で予習してこい、って話ではあるんですが、こういうきっかけでお話したり、色々と彼女たちの人となりも含めて知るようになるとライブ見るのが楽しみになりますしね。

影ナレもそのChelipで、手馴れたトークで場に笑いをもたらすところなんかはさすがだなあ、と思いました。

いよいよChelip登場。確かに昭和の香り。岡田有希子のカバーとかやってるし。
それでも、思ったよりもアッパーチューンで、トップバッターとして会場を温めるのには最適だったのではないかと。MCも良かったし。
岡田有希子さんのカバーも歌ってるんですが、明るい曲です」
には個人的に笑わせていただきましたw まさしく昭和の日だった。

Chelipオタの方々がまた、うまくコールなどをリードして盛り上げに一役買っていた。特に最前センターのTOの方が、コールのタイミングで二人の名前を書いた団扇を掲げてコールを誘導していたのは、さすがだな、と。おかげでさまでこちらも迷うことなくコールできました。

最後の『アシンメトリー』までは、そういう感じでオタの方がリードしてくれて、それでも最後の曲だけはすみません、とばかりにブチ上がってて、それはそれで大いに周囲も盛り上がったし、アイドルにとっても嬉しかったんじゃないかと思いました。

個人的にはみおんちゃんの低音がツボで、なかなかあれだけの低音聴かせるアイドルはいないんじゃないかな。まゆちゃんの声とのコントラストが効いていて、2人グループなのに、歌声に広がりを感じるのは素晴らしい。

今後の予定でせのしすたぁとの対バンがあるってのは驚いたし、それ、すごく行きたいと思いました。この2グループだったら、絶対面白いに決まってるw
残念ながら遠征するほどの金はない貧乏オタなんで、おとなしく諦めるしかないですけど。関西圏の人は行ってみて損はないと思いますよ。


2番手はamiina。これまた事前知識ゼロでしたが、ビックリするくらいにエモかった。
このエモさはすごい。オタの方のノリ方もなんというかグルービー。上手くいえませんが、なんだろう、LOVE PSYCHEDELICOとか、ちょっと変わった2ピースバンドとかのライブに近いノリを感じました。

曲もわかりやすくノレる曲はあんまりないし、振りも激しさや可愛さよりもイメージ性が強調されてて、2人の距離間とかが凄く面白い。
トークの不安定さがまた、そういうエモさを助長していて、ああこれは一定層にはとても受けそうだし、それがわかるな、と。中学生ならではの不安定感がとてもいい。
これだけハッキリと特徴が出ているのはこういう場では本当に強い武器になるな、と。

MCでの『巨人の星』の話とか、いったいどこに着地するのか不安で仕方ないながらも面白かったからねw

個人的には比較的わかりやすい曲だった『キーメーカー』が好みでした。
どうでもいい話だけど、衣装が白いプリーツスカートにミリタリージャケット、という格好で。虎虎タイガーと栄光サンライズが組み合わさったかのように虎ガーには見えてしまったのはナイショだ。

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3番手はハコイリムスメ。
とにかくカワイイということは知識として知っていた。あと、アイルネとの対バン映像で、こちらもカバーをやってるグループだということくらいかな、事前知識としては。

そんでもってホントに可愛かったよw 全員女優志望ということでしたが、ホントビジュアルレベル高い。
で、楽曲も昭和の曲のカバー、というかおニャン子のカバーだし、衣装も髪型も昭和ですよ。なんなのこのオッサンホイホイw

本来は8人だそうですが、今日は一人お休み。それでも7人の間で正直ずっと目移りw この時点では4列目くらいまで下がっていたので、視界が限られており、見えるところに現れるメンバーを見ながら「この娘もカワイイ、いや待てこの娘も…」とずっと思いながら見ておりました。
最終的にハコムスの特典会に行かなかった自分を誉めてあげたい。

ただまあ、楽曲的にはおニャン子のカバーってことで、自分としてはあまり食指は動かなかった。むしろ、オリジナル曲の『微笑みと春のワンピース』の方が好きだったし。
まあ、ビジュアルと演技力が売り物なので、楽曲やダンスはおまけみたいなものだとは思うんですがね。
だからこそ、特典会は絶対に危険、と思って行かなかったし、それどころかそちらを見ないようにしていた。見たら絶対に行きたくなっちゃうレベルで可愛いからね…。
まあ、いつもながらの気の多さで推しが決まらなかったせいもありますけど。

そして、いよいよ個人的にメインディッシュのつりビット登場。
おお、今日は制服衣装。オッサンホイホイとしてはこれが効くからなw

そして一曲目が『踊ろよ、フィッシュ』。各グループが昭和にちなんだ曲をやる中で、つりビットはこれがあるのが強み。曲の完成度も圧倒的に高いし。

横道にそれるけど、『踊ろよ、フィッシュ』のトラックは本当に出来が良くて、他の曲に比べても音の厚みとか作りが断然いいんですよね。原曲がいいことはもちろんあるんですが、キチンと作りこんでる。
他の曲も悪いわけではないんだけど『踊ろよ』に比べると、やや甘い気がする。全部の曲のトラックがこのレベルまでいって欲しいな、というのが個人的には思います。

2曲目に『サバイバルドリーム』は意外だったけど、MCで「昭和っぽい曲」と言われて、確かにその通りだな、と思った。と、そんなことを去年の表参道ワンマンの時にも話してたことを思い出した。
昭和ネタだったし、MCではもっとなっちゃんがはじけてくれるかと期待していたけど、それは残念ながらありませんでしたねw なっちゃんの年齢不祥な昭和ネタ、大好きなんだけどなあw

3曲目に『はじめのキモチ』、4曲目に『ラムネ色のスケッチ』。ああ今日はノスタルジーに訴えにきているな、と。『ラムネ色』はDuoワンマン以来に聴けたので、とても嬉しかった。この曲はいい曲なんだよなー。

そしてラストに『真夏の天体観測』。これはもう鉄板ですからね。制服衣装で聴く曲としてはつりビットの中でも最高峰のひとつ(個人的には制服衣装での『旅立ちキラリ。』がたまらなく好きですけど)。

この日は2列目ということもあり、距離的にはまったく問題なく楽しめた。ただ、さくちんからはレスもらえた気がするけど、みーちゃんからはもらえなかった…。くぅー残念無念 < レス厨なんで。

個人的にはこういう対バンだし、もう少し違ったセトリでも良かったかもな、とは思いましたが、「アイドルお宝くじ」での経験とかを踏まえてのこのセトリなんでしょうから、まあそこはそれかと。『恋愛戦線』とか入れてくれればベタに「オレモー」できたのにな、とかは思いました。

制服衣装は色分けがないし、歌も基本ユニゾンなので、コールもほとんどないしあっても初見の人から見ると誰が誰だかわからない。それだけはちょっと気になったかな。


そして、トリはまなみのりさ
奇しくも(いや、意図的だろう)、ハコムス、つりビット、まなみのりさ、という「お宝くじ」の戦績順の出番となりましたね。

衣装はあずきバー。一曲目に何を持ってくるのか楽しみにしていたら『CQ』とは。予想外。
そういやアイドルお宝くじパーティーライヴでも一曲目は『桜エトランゼ』だったなあ、と。
あっさりと『花魁』とかで入って一気にアゲるとか、ポラリスでわかりやすく入るとかしないところが、ここのところのまなみのりさの自信というか余裕にも感じました。
あと、『CQ』にはスクワットの振りがあるのねw 初めて知った。

つりビットとまなみのりさ、という組み合わせは、自分が始めてまなみのりさを見た、去年の10月、「つりビット with フレンズ」以来の組み合わせで、あの時はまあ目黒FMが主催だったこともあるので、つりビットがトリでまなみのりさがトリ前だった。

あの時も文句なく楽しかったけど、あれから半年経って、まなみのりさが東京での活動を本格的に開始したこともあるし、なんせお宝くじでのブレイクもあったので、もともとのキャリアと実力がここにきて一気に開花してきている。
ぶっちゃけ、今日のメンバーの中では、2段階くらい力の違いを見せつけてた。
瞬く間にファンを引き込んでました。

そこからの『花魁サンダー』が盛り上がらないわけがない。
MCでも、
まなみちゃん「今日は昭和の日で、今日出てるグループの中ではうちらが一番年上なんじゃけど、言っておきたいのは、平成生まれじゃけん!」
オタ「えー?」
みのりちゃん「えーってなんね!」
こういうアイドルとオタのコンビ芸は好きだ。

そして、昭和の曲を、ということで選んできたのが、まなみのりさとして初めてステージで歌った曲、というシュープリームスの『STOP! IN THE NAME OF LOVE』。渋すぎるわw
スタンドマイクで歌う形だったんだけど、最初の立ち位置間違ってて、グルグル回ってたのが楽しかった。
それぞれがリード歌う時に、センターポジションに移る、とか細かいけど、そういう工夫は好きなんですよね。位置が変わってくれることで、3人がちゃんと見えるし。

そして、ここからはポラリス3連発。正直、楽しかった以外の感想ない。
いつもながらのまみりオタの方々の誘導芸も炸裂して、『Ab』ではそこら中で回ってしゃがんで、私の周りのつりオタもみんな回ってた。このアイドルとオタが一体となった巻き込み力は本当に素晴らしいと思う。

そして『ZERO』。指差し曲であるこの曲にはレス厨としては期待してしまう。かなり上手側になっていたとはいえ、2.5列目くらいにはいたので期待したのですが、まなみちゃんとみのりちゃんからはハッキリとはもらえず、ようやく最後のりっちゃんになって笑顔と一緒に指差しもらえたので嬉しかったです。

うーん、まみり現場楽しすぎるな。やっぱりもっと行きたいぞ。


5グループが30分ずつ、2時間半。驚いたことに転換時間がほとんどなく(1分あるかないか)、観客側は一息つく暇もなかった。
だからこそ、入場から3時間立ち続けていたにもかかわらず、疲れを感じるどころか、あっという間に感じましたね。ダレる部分とかがあればまた違ったんだと思いますが、個人的にはそれもほとんどなかったので、座りたいとか休みたいとかまったく感じなかった。
まあ、ちょうど疲れのくる最後の一時間がつりビットとまなみのりさだったんでそんなことを思いもしなかった、というのもあるとは思いますが。

その後は特典会。今日はつりビットとまなみのりさだけ行こう、と決めていて、まなみのりさの物販は友人に代行してもらい、つりビットの物販に並びに行ったら出遅れて凄い列になってた。

しかも、用意された物販が少なすぎて、私が買う頃にはもはや黒Tとパーカーくらいしか残っていないというね…。しかも、サインは一人だけ。二人推しとしては険しい、険しすぎる…。
結局黒Tシャツ買って、ギリギリまで悩んで、さくちんにしました…みーちゃんのTシャツサインもう持ってるし、ぁゅタン生誕に続いてさくちんからはレスももらっちゃったし…みーちゃんホントゴメンなさい…。

で、サインしてもらうためにTシャツ広げたら、スタッフの方が、「さくは時間かけすぎ!」と、さくちんに説教w
「そんなことないもん!」といいつつ、
さくちん「サイン書くの遅くてゴメンねー」
いやいや、大変ありがたいことですw こちらとしてはそれだけ長い時間話せるんで。
その後もスタッフには「早く早く!」と急かされてたけどw
名前については、「小文字で」とお願いしたものの、最初の「S」が大文字になり、
さくちん「あ! 大文字になっちゃった! ゴメンなさい!」
私「あ、全然大丈夫。みーちゃんは全部大文字になったし」と言ったら笑ってもらえたのでよし。でも、またまたゴメンよみーちゃん…。

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さくちんのサイン。


とはいえ、今回は物販もサイン会のレギュレーションもちょっとどうだったのかな、とは思いましたね。対バンで折角の機会なのに、他のオタが気軽にメンバーと接触できないのは機会損失じゃないかしら。場所のせい、というのもあるのかもしれないし、ちょうど物販的に在庫が切れてる、という理由なのかもしれませんが。
自分がつりオタだから思うことかもしれないけど、つりビットのメンバーと一度接触して、落ちないオタなんて早々いないと思うんで、こういう機会はやはり活かして欲しかったかも。

その後にまなみのりさの握手会へ。
握手会の順番は、りっちゃん→みのりちゃん→まなみちゃん、でした。
一人20秒くらい話せたので楽しかった。

去年のつりビットハロウィンで初めて見たこと、アイドルお宝くじパーティライヴで皆の涙を見て感動したことを話しました。3人ともすごくいい対応だったし、やっぱり広島弁はいいねー。

りっちゃんには、「今日は楽しかった?」と聞かれたので、メッチャ楽しかったよ、りっちゃんからの指差しももらえたし(ZEROの時)、と言ったら「そうやね!差したもん!」と言われて、レス厨は死ぬほど喜びました。2列目いたからなあ。

みのりちゃんには、パーティライヴの時のみのりちゃんの涙でくしゃくしゃな顔の話したら、「ブサイクじゃったろ?」とんでもないです。あの顔にやられたし。後はくじ引いて固まってたことの話とか。みのりちゃん、固まった時の再現までしてくれたしw

まなみちゃんとは、パーティライヴのユニットの時の話とか。まなみちゃんが一番広島弁使うから聞いてるだけで心地好かった。「じゃけえ」って、こんなにいい響きだったのか…
こちらの話を聞きながら「LOOPの時かな?」とか「今日はつりビットさんのファンもたくさん来てくれとるよ!」とか、キチンと合いの手入れてくれる。

メンバー一人ひとりと、一言だけでなく、普通にちゃんと会話ができる時間なのはやっぱりいいねえ。

他の大きいライブやイベントと被らなければDuoワンマンは絶対行きたい。まあ、その前に行ける時には行っておこう。とりあえず、お好み焼きなのかな。

その他の特典会をチラ見してたら、Chelipの2shotでは、2人がオタに寄り添って写真撮ってたり、ハコムスはやはり全員可愛かったりだったので、こりゃヤバイな、とロビーまで移動して一服。貧乏オタにとってはこういう場はとんでもない誘惑の場だった…。

3,000円で2時間ギッシリ。その後の特典会も含めたら3時間半あったわけですが、決して手がかかっているイベントではないのしろ、漫然とすることなく、大満足というコストパフォーマンスに秀でたイベントでしたね。

いやー、楽しかった。

セットリスト

Chelip
1. ガールズミッドナイト
2. ファースト・デイト(岡田有希子カバー)
3. 恋愛至上主義
4. くちびるNetwork
5. Che Che Chelip~魔法のコトバ~
6. アシンメトリー

amiina
1. monochrome
2. RunBlue
<MC>
3. ○△□
4. マインドトラベル
5. キーメーカー
<MC>
6. Canvas

ハコイリムスメ
1. 真っ赤な自転車
2. いじわるねDarlin'
3. ホワイトラビットからのメッセージ
4. シンデレラたちへの伝言
5. 微笑みと春のワンピース

つりビット
1. 踊ろよ、フィッシュ
2. サバイバルドリーム
<MC 自己紹介>
3. はじめのキモチ
4. ラムネ色のスケッチ
<MC>
5. 真夏の天体観測

まなみのりさ
1. CQ.CQ. ....
2. 花魁サンダー
<MC 自己紹介>
3. STOP! IN THE NAME OF LVE(シュープリームス、カバー)
<MC>
4. ポラリスB
5. ポラリスAb
6. ポラリス Episode ZERO

諸情報

  • チケット:3,000円(+ワンドリンク500円)
  • 座席:オールスタンディング(上手バミリ1.5番くらい、前から2列目から4列目をいったりきたり)
  • 特典会:つりビットさくちんサイン、まなみのりさ全員握手(りっちゃん、みのりちゃん、まなみちゃん)


その他所感

前夜のドロシーショックから抜け出せてなかったのでどうなることかと思ったんですが、ある意味で杞憂でした。その時間は完全にドロシーのこと忘れさせてくれた。アイドルの傷はアイドルでしか癒せないな、とも思った。

ただ、その件もあって色々と考えてしまったことも事実で、今日の現場でいえば、オタの存在について色々考えてしまった。
Twitterでは散々垂れ流しましたが、もしかしたらどこかで一度まとめるかもしれません。