モノノフからDDへ

ももクロ一筋だったモノノフがDD化していく軌跡を綴ったブログ

TOWER RECORDS 35th Anniversary Live! EBISU 6DAYS DAY.4~POP'nアイドル03~

基本情報

感想

開場時間になってロビーで待っていたら、スタッフの声が全然聞こえず、とっくに整理番号が呼ばれていた、という残念な結果に。まあ、50番くらい損した感じですが。
入場したら前はもう埋まっており、私の身長ではどうにもならん状態になっていたので、上手の階段で見ることにする。階段とはいってもステージとは直角の位置関係なので、立つと階段の幅しかない。ほとんど動きようもないわけだが、高さ的には前の人の頭が邪魔にならない(上手は女性エリアだったし)ので、ここで見ることにする。近くはないが表情は十分見える距離ではあった。

開演時間になって嶺脇社長登場。「自分が見たいアイドルを集めました」というドルオタの社長らしい発言で、出演順に呼び込む。
もう最初のさくら学院登場でこちとらメロメロですよ。最愛ちゃん可愛すぎだろ! 由結ちゃんも可愛すぎだろ! ゆなのちゃんも可愛すぎだろ! と基本はこの3人を推す感じだったのですが、本番始まったらそれだけじゃ済まなかったというのは後の話。
続いて彩未さん登場。instagramで写真はちょこっと見てたけど、髪型変わってまた可愛さ増してるな。衣装がまた赤とピンク基調で照明の加減でキラキラ光ってカワイイ。
ドロシーはいつものシンプルなシルエットのワンピースにベルトリボン。そういう意味ではさ学は制服(ブレザー)だし、彩未さんも露出が多いわけではないので、なんというかアイドルのフェスとしては大人しい感じでしたね。
で、℃-ute、まいみーの腹筋見たかったので衣装に期待したんですが、上述したようなメンバーだったせいもあるのか、℃-uteにしては露出がほとんどない、でもカラフルで一番アイドルらしい衣装でした。
それぞれに一言ずつ挨拶、まいみーはやはり雨女ネタでしたね。

で、一番手のさ学が残って、ここからが本番。ポンポン持ってたんで、あーこれは『ハートの地球』で始まるな、と思ったらその通りでした。
可愛い女の子が制服着てポンポン持って踊る。もうそれだけでいいでしょw
自分としてはゆいもあ中心に見るわけですが、ここでもう一人、オーガこと大賀沙希ちゃんが私の視界に入り込んで、焦点をそっちに持っていくんですよ。上手にいたせいもあるんだけど、とにかくもう破顔という言葉がピッタリの笑顔。ヤバイ、可愛い。なんだこの小動物感。見てるだけで頭をよしよしと撫でてあげたくなる衝動が止まりません。
というわけで、ゆいもあ+ゆなのちゃん+オーガを目まぐるしく追いかけます。ゆなのちゃんもまた、観客に向かって笑顔のレスをいっぱいに振り撒いてた。素敵な笑顔でしたよ。ゆいもあに関してはもう言うことないでしょ。

細かい話で恐縮ですが、最愛ちゃんは両サイドで結んでいる髪の毛がくせっ毛のせいでわしゃわしゃしてる感じがもう顔の造作と相俟って反則的に可愛いんですよ。
逆に由結ちゃんは全体的にパリッとしてて、その整った感じがもう高貴。私の中では勝手に公家認定。MCの時にひとりだけハンカチで汗を拭くその姿がもうたおやか過ぎる。由結ちゃんとか呼べない。由結様である。

セットリスト的に、『ハートの地球』は新曲なので最近動画を良く見てたこともあるし、そのほかの曲も@jam expoで聴いて(見て)いた曲が多かったので振りもある程度わかっていたし、ノリやすかった。友人にフラッグ借りるのを忘れていたので、『夢に向かって』でフラッグ振れなかったのは悔しいけど。

基本的にはゆいもあのコンビでの振りが多いので、その時は当然ゆいもあ凝視なんですが、ヒザコゾウの由結様とゆなのちゃん、ゆなのちゃんとオーガのコンビとかがまた身長差のせいもあって見てて楽しい。
で、最後の曲が『FRIENDS』と聞いて、こりゃもしかして彩未さんとのコラボある?!と期待したんですが、残念ながらそれはありませんでした。が、この曲はもうゆいもあ見てるだけでたまらんので大満足です。

最後のMCで最愛ちゃんが「このあとも素敵なアイドルさんが」というトークの流れで「℃-ute」の名前出した時にオタが皆笑うのがなんというか微笑ましかった。最愛ちゃんは℃-uteの大ファンなのです。

続いて彩未さん。今日はフェスということもあって台がないので、見えるかな、と思っていたんですが良く考えたらさ学メンバーが見えてたんだから彩未さんの身長でも見えるのであった。
アカペラから『宙』。大好きな曲をこんな素敵な入り方で聴かされたらもうたまりません。『宙』に関しては振りコピとか一切せずに聴くことに注力することに決めてるんで、大いに堪能しました。

MCで目の前でさ学の姿を見て泣いちゃった、と語る彩未さん。毎度思うことですが、彩未さんの魅力のひとつは、歌っている時の美しさとトークの時のオバサンっぽさのギャップですね。今日も手クイクイ(オバサンが「ちょっと聞いてちょうだい」の時にやる仕草)してたの見て思わず笑ってしまった。

やはり対バンイベントということもあり、アゲめな曲で攻めてくる。その中で、『とうめいしょうじょ』持ってきてしっとりと、ちゃんと聴かせるのはさすがに彩未さんだな、と思った。
私はもう慣れてしまってるけど、彩未さんが歌うところを初めて聴いた人がいたら、そのクオリティに驚いたんじゃないかな。CDと変わらないどころか下手したらそれより上手いからね。
そこからはガンガンあげていきます。その分こちらも遠慮せずに声出せる。個人的に今日は『Seventeen』で踊りたいな、と思っていたから聴けてよかった。ただ、場所が場所(階段)だっただけに大きくは動けなかったのが残念。

まあ、彩未さんに関してはクオリティという意味でまったく心配してないんで今日も磐石の出来を堪能させていただきました。
12月の赤坂BLITZも楽しみである。

そして、ドロシー。@jam expo以来、現場で聴けるのを本当に楽しみにしていた。そして、その期待を上回ってくれました。それくらい今日のドロシーは素晴らしかった。
アルバムは『STARTING OVER』しか聴いていなかったので、今日のセトリのうち3曲は初めて聴く曲だったわけですが、そんなことはもうまったく関係がない。どの曲でも観客を完全に掌中に収めて、ドロシーの世界に引き込んでくれました。
まさにMCでMARIちゃんが「MARIの歌でみんなを癒しちゃいます」と言っていたけど、全員がドロシーの歌声の魔術にかかったように一体感で満ち溢れてた。

特にセトリ的に上手いな、と思ったのは、2曲歌ってMCで自己紹介、という流れでいったん場が落ち着いたのを早めの『デモサヨナラ』でまた一気にアゲてきたこと。キラーチューンの使い方、それもただのキラーチューンじゃありません、アイドル現場では1,2を争うコール曲ですから、これで場が暖まるどころか熱気ムンムンですよ。ええ、そりゃあ私ももちろん思いっきり「オレモー!」を叫ばせていただきました。
おまけにベビレとの対バンでの『デモサヨナラ』映像見まくってたんで振りも入ってますw ああもっと広いところで踊りたかった。

@jam expoの感想でも書きましたが、ドロシーのダンスってのは実はとても激しいのに、彼女たちはそれを見事なまでに滑らかに踊るんですよ。それがもうホントに素晴らしい。力強さとかそういうのとは違う、女性らしい動きに見えるのに、十分観客にアピールできるダンスなんです。特にステップは本当に見事。躍動感、というのが一番ピッタリくる言葉でありながら、彼女たちの滑らかな動きは、躍動感にプラスした何かを感じることができて私は本当に好きです。

そしてもうひとつのキラーチューン、というか私にとっては最大のキラーチューンで、これを目の前で見て聴けただけでもこのイベントの元取れたっていう『恋は走りだした』ですよ。もう最高でした。場所が階段で、周囲にドロシーオタが見当たらなかったので、前の人の肩に手を置いての前後の動きができなかったのが非常に残念。これも思いっきり踊ってコールしたかったけど、それができなくてもやはりこの曲は最高にいい。
RUUNAちゃんの調子も良くて、高音が今日は美しく伸びてた。この曲はMARIちゃんだけじゃなく、RUUNAちゃんが決めてくれてこそなんで、拍手を贈りたい、というか拍手を贈りました。
最高に盛り上がった後、『STARTING OVER』で、しっかりと歌い上げて、それを観客全員が完全に聴き入る。このセトリの妙。剛と柔というか、その転換ができる、それが今のドロシーなんだな、と。

最後の挨拶のあと、鳴り止まない拍手、というと大袈裟ですが、まさしく万雷の拍手で、KANAちゃんが喋りだそうとしても拍手が終わらなかったくらいに会場全体がドロシーのパフォーマンスに夢中になっていたという証拠だと思います。
さ学も素晴らしかったし、彩未さんももちろん素晴らしかったんですが、今日はもうドロシーでした。ドロシー最高かよ、ドロシーは正義という言葉が頭を駆け巡るほどでした。

トリは℃-ute℃-uteを初めて見るということもあるし、曲もあまり知らないということもあるし、ドロシーでもう満足してたということもあるし、疲れてたということもあって、℃-uteに関してはあまりコールとかせず、リズムに乗ってあとはつぶさに観察する方向にしました。

とにかくまいみーが見たかった、ということもあるので、まいみー中心で。前述したように今日は自慢の腹筋は残念ながらお目にかかれなかったわけですが、それでも腕や脚の筋肉からなんとなく想像はできました。そして、もはやまいみーは可愛いという領域を超えて、イイ女と呼ぶにふさわしい大人の女性としての美しさでした。年齢的には22歳だけど、キャリアは10年なわけで、磨きぬかれた感じがヒシヒシと伝わってきた。

恥ずかしながら℃-uteの曲はほとんど知らなかったので、ボーカルは誰がメインとかも知らなかったわけですが、5曲目の『悲しきヘブン』の岡井ちゃんと愛理ちゃんのデュオスタイルが素晴らしかった。ハモりも完璧だったし、この二人のボーカル力には驚かされた。歌に関しては圧倒的にこの二人ですね。

トリということもあって計13曲あったんだけど、さすがにキャリアがあるので、客をダレさせず、むしろ後半に行くにしたがって盛り上げていくところなんかはさすがだな、と思いました。
ただやはり個人的にはハロ系の曲はそこまでハマれないので、単独を見に行く機会とかはそうなさそうです。
なのでこういう対バンとかアイドルフェスとかにもっと出てくれればな、と。できればまいみーの腹筋が見えるような衣装でw

そんなわけで、断腸の思いで虎ノ門道場を振り切ってきたライブだったわけですが、来てよかった。どのグループも本当に素晴らしかった。こんだけレベルの高いアイドル対バンライブが見れて不満などあろうはずがありません。
いやー、本当に来てよかった。是非また来年もやってほしい。

というか12月30日のドロシーのライブ行きたくなっちゃったよ。

セットリスト

さくら学院

1. ハートの地球
2. 負けるな! 青春ヒザコゾウ
3. ベリシュビッッ
4. Jump Up~ちいさな勇気~
5. School Days
6. 夢に向かって
7. FRIENDS

武藤彩未

1. 宙
2. 交信曲第1番変ロ長調
3. とうめいしょうじょ
4. A.Y.M.
5. RUN RUN RUN
6. Seventeen
7. 彩りの夏

Dorothy Litlle Happy

1. My Darling
2. 2 the sky
3. デモサヨナラ
4. ストーリー
5. インマイライフ・フォーライフ
6. 諦めないで
7. 恋は走りだした
8. STARTING OVER

℃-ute

1. 都会っ子 純情
2. アダムとイブのジレンマ
3. I miss you
4. THE FUTURE
5. 哀しきヘヴン(Single Version)
6. ベーグルにハム&チーズ
7. 世界一HAPPYな女の子
8. 大きな愛でもてなして
9. Kiss me 愛してる
10.ザ☆トレジャーボックス
11. いざ、進め! Steady go!
12. Danceでバコーン!
13. JUMP(2012 神聖なるver.)

諸情報

  • チケット:イープラス 5,500円(+ドリンク500円) 整理番号280番台
  • 座席:オールスタンディング 上手階段2段目

その他所感

嶺脇社長、大変良いものを見せていただき、ありがとうございました。

あと、℃-uteの時、なんかよくわからないタイミングでマサイしてた人がいたのが気になりまくりました。マサイなのかどうかもわからんが、推しがよくわからないタイミングでとにかく連続ジャンプしてるし、止まるタイミングもよくわからないので、気になって仕方がなかった。あれは℃-ute現場ではよくあることなのだろうか?

関連動画